韓国の歴史資料(覚書)『韓流時代劇と朝鮮史の真実』 宮脇淳子
韓国には、まともな歴史資料がない。
本書の中で紹介されている資料を以下にあげてみたが、何とかなりそうなのは『三国史記』だけで、それも他の歴史資料との比較対照を通しての地道な研究が求められる。『李朝実録』あたりは、まずは時間をかけた検証がされないと危なそうだし、その他の文献は話にならない。
この状態で歴史を書こうって言うんだからおめでたい。
勝手にファンタジーを楽しんでもらうのはどうでもいいことなんだけど、そのファンタジーを歴史と勘違いして押し付けてくるからなぁ。
この間、日韓議員連盟の共同声明がニュースになってた。
12月2日(月)
日韓共通の歴史教科書を作れ!日韓議員連盟総会が提言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131202-00000005-rcdc-cn
どうしよう❢馬鹿もほどほどにしてほしい。日韓議連の皆さん、まずはこの本を読んで❢



『三国史記』によれば、新羅建国が紀元前五七年、高句麗建国が紀元前三七年、百済建国が紀元前十八年とされている。新羅が国を整えたのは四世紀になってからのことなので、この段階で五〇〇年はサバを読んでいる。それでも金富軾らは支那の資料をそれなりに尊重して書いているので、ある程度は歴史資料としての役割を果たす。
『花郎世記』
新羅が三国統一を果たした後の八世紀前半に、新羅貴族金大問によって書かれたといわれ、『三国史記』にも一部、引用がある。原本は散逸。ところが、一九八九年に一部、一九九五年には全文の書きうつしが発見された。原本の欠片もないのに筆者本が発見されたことに疑いがもたれる、かなり怪しい本。
韓国の国宝に指定されているという。しかし、日本統治時代に編纂された二十六代高宗と二十七代純宗の実録は、閔妃の死の真相など、日本側に都合良く書かれているということを理由として国宝から除外されているらしい。
嘘が書いてあるということです。







一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
本書の中で紹介されている資料を以下にあげてみたが、何とかなりそうなのは『三国史記』だけで、それも他の歴史資料との比較対照を通しての地道な研究が求められる。『李朝実録』あたりは、まずは時間をかけた検証がされないと危なそうだし、その他の文献は話にならない。
この状態で歴史を書こうって言うんだからおめでたい。
スタンフォード大学の研究者グループが日中韓の歴史教科書をテーマに比較研究したところ、日本では歴史は「ヒストリー」、支那では「プロパガンダ」、韓国では「ファンタジー」という結論に至った |
この間、日韓議員連盟の共同声明がニュースになってた。
12月2日(月)
日韓共通の歴史教科書を作れ!日韓議員連盟総会が提言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131202-00000005-rcdc-cn
どうしよう❢馬鹿もほどほどにしてほしい。日韓議連の皆さん、まずはこの本を読んで❢
![]() | 『韓流時代劇と朝鮮史の真実』 宮脇淳子 (2013/08/08) 宮脇 淳子 商品詳細を見る 朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏 |
三国史記・・・一一四五年、儒学者の金富軾らが完成させた朝鮮半島で現存する最も古い歴史書。 |
『三国遺事』 『三国史記』から約一〇〇年後、一然という僧侶によって書かれる。『三国史記』と並ぶ古代朝鮮に関する資料といわれるが、内容は言いたい放題。支那の資料を無視して、何千年も前から古代朝鮮国家が存在したとしているが、根拠とした『朝鮮古記』自体が、一然によるでっちあげ。 |
『花郎世記』
新羅が三国統一を果たした後の八世紀前半に、新羅貴族金大問によって書かれたといわれ、『三国史記』にも一部、引用がある。原本は散逸。ところが、一九八九年に一部、一九九五年には全文の書きうつしが発見された。原本の欠片もないのに筆者本が発見されたことに疑いがもたれる、かなり怪しい本。
『李朝実録』 一四一三年(太宗十三年)に太祖実録十五巻を編纂したのを始め、歴代国王の実録を編修。総計一九六七巻にも及ぶ大冊。時の国王の介入を許さない厳格な歴史記録と自負するものの、支那及び日本の文献との相違点が多く、対外関係においては信憑性に欠という。対外的に信憑性にかけるものなら、内政面に関する信憑性もあてにならないと思うのだが。 |
『朝鮮王朝実録』 「日本で多く出版されている、韓国の嘘の歴史を載せた本の中でも最たるもの」と、宮脇淳子氏は言ってます。 信憑性に疑いのある『李朝実録』に書かれたことを抜書きする一方で、著者の主観に基づいた解説を勝手に加え、さらにその区別が明確にされてない。 |


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