めんどくせぇことばかり イギリス王室は外国生まれ 『「イギリス社会」入門』 コリン・ジョイス
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イギリス王室は外国生まれ 『「イギリス社会」入門』 コリン・ジョイス

  • ヴァイキングに祖先を持ち、北フランスノルマンディー生まれの征服王ウィリアムは一〇六六年にノルマン人の血を引く英王室の系譜を築いた。
  • プランタジネット朝の祖、ヘンリー二世は純粋なフランス人だった。
  • テューダー朝メアリ一世の夫で共同統治者フィリップ一世は、スペイン王フェリペ二世。
  • ステュアート朝メアリ二世の夫で共同統治者ウィリアム三世は、オランダ総督オラニエ公ウィレム三世。
  • エリザベス一世の後を受けたステュアート朝ジェームズ一世は、スコットランド王ジェームズ五世。
  • 一七一四年に亡くなったステュアート朝アン女王の後を受けたハノーヴァー朝ジョージ一世は、ドイツのハノーファー選帝侯ゲオルク。

『「イギリス社会」入門』 コリン・ジョイス『「イギリス社会」入門』 コリン・ジョイス
(2011/07/07)
コリン・ジョイス

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日本人に伝えたい本当の英国

どうも分からない。一体イギリス人は、王室に何を求めているのか。日本人が皇室に求めるのは、第一にその血筋。連綿と男系によって受け継がれてきた皇統は、日本、そして日本人の本質、日本文化の表象であり、すべての日本人の総本家のような存在だ。

筆者が書いているんだけど、イギリス最盛期の女王ヴィクトリアは、まさに「イングランドらしさ」の象徴だったという。ドイツ生まれで、ドイツ人の夫を持つヴィクトリア女王がである。そして九人の子どもと数十人の孫たちがヨーロッパ各国の王室や貴族と結婚し、ヨーロッパの王室を「イギリス化」したという。それでもイギリス人は王室を永続性の象徴のように考えているという。

ますます分からない。「イギリスらしさ」ってなんだ?
プランタジネット家の王たち
百年戦争でフランスの支配を狙ってた。イングランドに専念するよりもね。だから、この戦争に敗れたことは、プランタジネット家がフランスへの野心を捨ててイングランド統治に割り切ったことにおいて、イングランドにとって幸運だった。

リチャード一世(獅子心王リチャード)
英語を学ぼうとせず、フランス語しかできなかった。十年間の治世は外国での戦争に明け暮れ、その費用を工面するためにイングランドには重税が課された。
「イングランドは寒くて雨が多いから好きではない」

ジョージ一世
英語を解さず議会を欠席しがちだったため、“君臨すれども統治せず”というイギリスの立憲王政の形が確立した。そう言うと、なんとなく間に合わせの国王のように考えちゃうけど、実際にはドイツ語とフランス語を話し、ラテン語までできたという。オランダ語とイタリア語もそこそこできる一流の教養人で、ただ英語だけが出来なかったにすぎない。これはジョージ一世がどうのではなく、当時のイギリスがまだそういう国だったに過ぎない、という話しじゃなかな。

日本とは違って、変化の幅がダイナミックで、そういう面白さではかないませんね。でも、だからこそ分からない。王室が永続性を象徴する「イギリスらしさ」って、一体何なんだ?

・・・・・・ 
・・・・・・っと。まだ読み終わってなかったんだ。とりあえず先を読んで、読み終わってからもう一度悩むことにしよう。


   

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No title

こんにちは。
ここを読ませてもらっただけでの想像なんですがーー

日本は皇室は血統が主体ですが一般人は旧家であろうとも、平気で養子を取ったりして実質全然血統主義ではありませんでした。親族からの養子が多かったけれど、旧家同志など身元さえ分かっていれば血縁が無くてもあまり関係なかったですよね。
自他共にその「家」に入ればもうそこの人だと見做す。「らしさ」が醸成されるのは家屋敷など物理的環境や義理親の教育からだったように思います。
英国王室がこれと同じ感覚だと言うには飛躍し過ぎ・・・ですね。

紺屋の鼠 さま

あー!!
考えてもみなかった。

プランタジネット朝あたりは百年戦争で大陸を引き払ってから《英語》で話すようになったらしいし、自ら「らしさ」を求めたでしょうね。

ハノーヴァー朝の頃になると、格ではともかく、イギリスも相当に力をつけて来る。「それらしく」という感覚はあったでしょうね。

ありがとうございました



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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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