めんどくせぇことばかり 『永遠の0』百田尚樹
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『永遠の0』百田尚樹

映画『永遠の0』
         
12/21 ROADSHOW      
                                     この空に願う、未来・・・壮大な愛の物語
               

今日、見てきます。
永遠の0
2012年2月の記事に加筆修正したものです。
『永遠の0』百田尚樹『永遠の0』百田尚樹
(2009/07/15)
百田 尚樹

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臆病者? 撃墜王? テロリスト?


1945年8月 あの日、妻と娘を残して南西沖に散った祖父は・・・?

  臆病者? 撃墜王? テロリスト?

祖母が再婚していたため、その存在さえ忘れかけていた実の祖父。一体どんな男だったのか。

積ん読状態で読み忘れていた本。2006年8月に出た?。ウワッ・・・。少し前、「正論」で紹介されて読まなきゃと思ったに、また忘れてた。ちょっとめんどくさい本読む前にと思ってぺらぺれめくっていたら・・・、そのまま引き込まれてしまいました。

それなのに涙が・・・、また鼻水が・・・

主人公健太郎は26歳。疑いを持つこともなかった己の人生をなんという事もなく、くすませた毎日を送っている。心機一転の機会をつかむことも出来ずに過ごしていたそんなある日、ジャーナリストを目ざす姉から、終戦間近に特攻で死んだ祖父の調査に誘われる。二人は、数少ない祖父の戦友を訪ね歩く。いくつもの祖父の姿がそこにある。徐々に浮かび上がる祖父の真実とは・・・?

なんにかの戦友の語る祖父の姿。私は読んでいて、この一つ一つの話を短編として描けば、もっと切れのある話を作れたのではないかと思いながら読んでいた。百田尚樹氏がそうしなかったのは、個々の話と共に、あの戦争を総体として語りたかったからだろうと捉えていた。 そして、そうであっても十分価値のある作品であり、また何よりも面白かった。

浅はかだった。

モーツァルトの交響曲41番「ジュピター」は、各楽章ともそれぞれ聞く者の魂をかきたてておいて、最終的に第4楽章で昇華する。『永遠の0』の各章の構成は、そんな「ジュピター」をさえ思わせるように“祖父の真実”にたどり着く。

零式艦上戦闘機
そう聞いただけで胸が熱い。涙腺を引き締めようと唇を噛む。怒りを抑えるために目を閉じる。今、そんな思いを抱いているわけではない人でも、これを読めば、そんな“想い”を共有できる。「9・11」を現代の真珠湾攻撃と呼び、「特攻」をテロリズムと呼ぶ愚かさが分かるはずだ。しかも、戦闘シーンの描写は「零戦」ファンをも高ぶらせ、戦争の経緯もおろそかにはしていない。

主人公健太郎は、“祖父の真実”を追い求めるうちに、本来の自分を見つけ出していく。すべての日本人にとって、それは絶対的に必要なことだ。戦後民主主義社会は、私たちが父祖の歩んだ道に想いを寄せることを拒んでいる。大きな壁である。それがどんだけ困難であろうと、日本人が日本人として生きていこうとするなら、やはりあの時代を生きた、生きることを拒まれた父祖たちにたどり着かなければならない。

読んで良かった。
ゼロ1・・・・・、というわけで見てきた。ロードショー初日の最初の上映を”シネプレックスわかば”で見て、潰れかけたようなしょぼい中華料理屋で焼きそば大盛りを食って、今、帰ったばっかり。

まいった、まいった。本当にやられた。
とにかく、ボロボロ。なんとか嗚咽はこらえたけど・・・

9:40からの上映にしてはまずまずの入りだと思うし、若い人も結構多かった。そのことが、なにより。

もう一度、見たい❢
ゼロ2
 

    

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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