エピクロスはエッチな豚、日本人は救いようのない侵略者
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
特別、気負うところもなく、淡々と、正月を過ごしております。
去年の正月はどんな本を紹介してたんだろうと思ったら、初っ端から過去記事でした。・・・ったく❢んじゃ、その次は・・・?
ああ、思い出した。こんな本紹介してたんだ。
第二次安倍内閣成立以来、いろいろなものが変わった。中でも歴史に対する取り組みに変化が現れた。多くの先人達によって地道に続けられてきた“日本の歴史を取り戻す”動きにも拍車がかかった感がある。とは言っても、まだまだ長い道のり。何と言っても、教える立場の者たちが歴史を知らない。そのものたちに育てられた者たちが教壇に立つ時代である。
何を言い出すかと思われるでしょうけど、古代史の勝者キリスト教によってエピクロス派もその歴史を抹殺されているわけです。それはそうです。エピクロスの思想は、以下の様なものだったのですから。
そんなエピクロス派にしてみれば、同時代に芽を出したキリスト教はあまりにも幼稚だった。以下のようにケチョンケチョンだ。
都合悪いでしょ。キリスト教にとって、このエピクロス派の考え方は。まるで、ただ一人白人支配に挑戦した日本のありかたが彼らにとって都合が悪かったのと一緒でしょ。
支那がどうの、韓国がどうのと賑やかだけど、かれらはそうすることが自分の利益につながるからただ流れに便乗しているだけで、日本の歴史を勝手に書き換えたのは彼らじゃないよね。もっともっと高くて分厚い壁が立ちはだかるはずですよね。ここからも地道に、かつ不屈の精神で、頑張れ若者❢
えっ、私?・・・私はとりあえず、もう一杯飲んでから・・・







一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
特別、気負うところもなく、淡々と、正月を過ごしております。
去年の正月はどんな本を紹介してたんだろうと思ったら、初っ端から過去記事でした。・・・ったく❢んじゃ、その次は・・・?
ああ、思い出した。こんな本紹介してたんだ。
第二次安倍内閣成立以来、いろいろなものが変わった。中でも歴史に対する取り組みに変化が現れた。多くの先人達によって地道に続けられてきた“日本の歴史を取り戻す”動きにも拍車がかかった感がある。とは言っても、まだまだ長い道のり。何と言っても、教える立場の者たちが歴史を知らない。そのものたちに育てられた者たちが教壇に立つ時代である。
何を言い出すかと思われるでしょうけど、古代史の勝者キリスト教によってエピクロス派もその歴史を抹殺されているわけです。それはそうです。エピクロスの思想は、以下の様なものだったのですから。
激しい競争から身を引いて、静かな哲学の庭園に閉じこもるという智慧、肉体の喜びの重要性、節度を保つことの必要性、禁欲は自然の法則に反するということ、死後の世界の否定。「死者に褒美などないし、もちろん罰もない」。「最後には彼らもしに、われわれも死ぬ・・・どちらも完全に。だからこそ、できるだけ長い時間、肉体の喜びを失わないようにすることだ。その確かな喜びを、別の人生で取り戻すことのできない喜びを」 |
“イエスは不倫で生まれた子だった。父親はどこの馬の骨とも分からない男だ。イエスには神の威厳があるという主張も、彼の貧しさと、恥ずべき末路によってあきらかに否定されている。”エピクロスは神々の存在を否定しなかった。しかし、神の概念がいかなるものであれ、それが人間の祈りや儀式に耳を貸すなどと考えるのは幻想だ。なぜ神が他の生き物ではなく“人間の姿で現れる”などと考えなくてはならないのか。しかもなぜユダヤ人の姿で現れたのか。なぜ分別ある人間が神の摂理などという考えを信じなくてはならないのか。なぜ神の屈辱と苦痛に対する賛美が、傲慢な勝利主義と結びつくのか。 |
エピクロスは愚か者で、豚のような大食漢で、頭がオカシイ人物に仕立てあげられた。信奉者で『物の本質について』の作者ルクレティウスも愚かで、豚のように放縦で、正気ではなく、最後には自殺したと際限なく繰り返した。名声を傷つけるだけでは十分ではなかった。そうすることによって彼らの著作を読むことを禁じ、関心を示す人々に屈辱を与え、写本づくりもやめさせた。 エピクロスの痕跡は丹念に消されていった。それでもそれを辿ろうとするものは、耽美的快楽主義者にしか行き着くことはできなかった。キリスト教徒は救い主の苦しみ、人間の罪深さ、父なる神の怒りについて説き、人々は、喜びは愚かで危険な悪魔の罠であると思い込むことになった。 |
![]() | これは去年書いたことだけど、それでも一五〇〇年の時を経てエピクロスの思想はルネサンスに結実した。 ただし、キリスト教にとっての毒は抜かれたかたちでね。 でも、今の日本はそういうわけにいかないよね。 |
えっ、私?・・・私はとりあえず、もう一杯飲んでから・・・


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