めんどくせぇことばかり キャッチアップ型ビジネスモデル(覚書)『韓国 葛藤の先進国』 内山清行
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キャッチアップ型ビジネスモデル(覚書)『韓国 葛藤の先進国』 内山清行

著者紹介
日本経済新聞ソウル支局長。1987年日本経済新聞社に入社、整理部、経済部、政治部、ソウル支局、政治部次長・編集委員などを経て、2021年より現職。
「それまで韓国とはほとんど縁がなかったが、1997年にソウルに派遣されて以来、多くの先輩達と同様、朝鮮半島の魅力に取りつかれ、ここまでやってきた」と、著者自身が“おわりに”の中で述べている。

韓国の抱える問題の多くのしっかり捉えているように思うんだけど、肝心の韓国人そのものに関わる認識に根本的な問題がある。そのため、以下に問題を提起してみても、著者の考える方向に、韓国の良質な未来はありえない。かえってより深い闇の中へ突き進ませるだけに終わる。

だれでも自分の置かれた立場に拘束され、その枠の中でものを考える。おそらく「日本経済新聞社」という枠の中で一生懸命仕事に馴染んできたんだろう。枠ギリギリのところまでは見えているように思えるんだけど、枠から出なけりゃ、あるいは、枠そのものを破らなければどうにもならない。

でも、さすが新聞屋さん。細かいところまで数字を上げて説明しているから説得力はある。資料はしっかりしていて、参考になりそう。・・・たぶん・・・


『韓国 葛藤の先進国』 内山清行『韓国 葛藤の先進国』 内山清行
(2013/03/16)
内山 清行

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脆弱なウォン経済、拡大する格差、世代間の確執
キャッチアップ型ビジネスモデル
  • サムスンの前身三星電子工業は創業以来NECや三洋電機との合弁で力をつけた。白黒テレビの生産に取り組み、半導体事業ではNECと協力したほか、東芝から技術を習得した。80年代以降、日本の半導体技術者を週末だけこっそり韓国に招き、技術指導を仰ぐという裏技を使った。サムスンは東芝からVTRの技術移転やNAND型フラッシュメモリーの技術開示も受けた。今ではサムスンが高シェアを握る液晶おパネルも、日本企業の技術を学び取った。
  • 67年設立の現代自動車は73年に三菱自動車からエンジン技術の援助を受ける契約を締結。長く三菱自から重要部品の供給を受け、品質を磨いた。
  • LGグループの中核LG電子の前身である金星社は日立製作所と66年に白黒テレビの技術提携契約を結び、成長のきっかけを掴んだ。
  • 国交正常化の経済協力資金を元に設立した浦項総合製鉄(現ポスコ)に、八幡製鉄、富士製鉄、日本鋼管が高炉建設を全面支援した。

日本から韓国への援助
  • 1965年  8億ドル+α  (経済協力金)
  • 1983年  40億ドル  (特別経済協力金)
  • 1997年  100億ドル  (通貨危IMFや世銀経由)
  • 2006年  200億ドル  (ウォン高救済)
  • 2008年  300億ドル  (スワップ拡大)
  • 2011年  570億ドル  (スワップ拡大)
日本人なら恩に感じる。ただ、日本人だから、「恩に感じろ」とは言えない。「恩義なんか感じない人たちなんだ」と思うしかない。そう思ってこれからのつきあいかたを決めるのは、“オレオレ詐欺に引っかからないようにしましょう”というのとかなり近い。政治問題を経済で仕返しなんてことじゃないよ。レアアースはもう売らないなんてことをする支那とは違うでしょ。援助の仕方を考えなおしましょうってだけのことなんだから。

切ないのは日本の方でしょ。 





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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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