めんどくせぇことばかり (覚書)『変見自在 マッカーサーは慰安婦がお好き』 高山正之
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(覚書)『変見自在 マッカーサーは慰安婦がお好き』 高山正之

とても面白い本だった。とにかく経験に裏打された知識の質と量が段違い。何かの時に参考にさせてもらいたいんだけど、こちらは寝ている間に知識が耳から流れ落ちるらしく、年の割に物忘れがひどい。いくつか覚書にして残させてもらおうと思う。

『変見自在 マッカーサーは慰安婦がお好き』 高山正之『変見自在 マッカーサーは慰安婦がお好き』 高山正之
(2013/08/16)
高山 正之

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『白い人が仕掛けた黒い罠』を書いた人だ
  カイロ会談
フランクリン・デラノ・ルーズベルト。最近の教科書ではローズベルト。「チッチッチッ、ルーズベルトではなくローズベルトが正しい。“ル”ではなく“ロ”だよ、“ロ”」・・・いけ好かない学者先生がのたまう様子が目に浮かぶ。

母方のデラノ家は支那でのアヘン貿易で大儲けした家系で、ルーズベルトにとって支那はアメリカの稼ぎ場所。侵略の汚名を日本に着せる上でも、蒋介石を一国の主であるかのように扱って手の内に入れておくことは重要。蒋介石をカイロまで呼び出して“日本の侵略”の生き証人として世界デビューさせる。満洲も台湾も、日本の侵略の証明としてことさらあげつらう。

さらに香港の返還もほのめかして、オリバー・スタンリー英植民地相に「香港はまともに買ったのではないはずだが」と咎めだてる。

スタンリーは「ええ、米国がメキシコ領土を脅し取ったのと同じ手口で」と返した。

奴隷状態の朝鮮
やはりカイロ会談。署名付きの宣言でもなく、ただ気持ちを述べただけの記者会見にもかかわらず、意外と意義は大きい。

この中に、『奴隷状態の朝鮮』という言葉を入れ、ルーズベルトは日本を奴隷国家に仕立てあげた。終戦後、「朝鮮を奴隷状態から解放する」と宣言し、在日二〇〇万の“帰国”、ルーズベルトの言うところの解放をすすめた。帰国を拒んだ六〇万は、GHQの指導のもとに在日朝鮮人連盟を結成し、「我々は日本から搾取と奴隷的差別を受けた。解放された今、我々は連合国人になった」と宣言。すべてルーズベルトの作り上げた路線のままだ。

当時、連合国人は不逮捕特権を持ち、日本はその犯罪を報道することも禁じられていた。日本人は米兵に加え、朝鮮人のやりたい放題にもても足も出せなかった。

殴る蹴るで殺された者も居る。白日のもとに日本女性が強姦されようと、助けることもできなかった。食糧難の時代に一人で百人分の配給米を要求する朝鮮人もいた。その酒で密造酒を作り、摘発しようとした税務署員は殺された。駅前一等地を不法に手に入れた金で、あるいは単に暴力的に占拠した。駅前にはパチンコ店が建った。そんなうまい話を求めて、あらためて朝鮮から渡ってくるものも少なくなかった。

パチンコ業界の九十五%が在日の経営。土地は不法占拠。脱税はし放題。日本人を堕落させ犯罪をまき散らした。

今でも韓国人は、「日本人に奴隷のように差別された」と思い込んでいる。ルーズベルトの作戦は大成功だった。


戦争は公認された略奪と虐殺と強姦
「約束の地」に住む異教徒を倒して凱旋した兵士が女子供を生かしたままにしたことを神が怒り、「戻って男子は皆殺せ。男と寝た女も殺せ。男を知らない処女はお前たちのために生かしておけ」とモーゼを通じて命じた。

義和団の乱後、ドイツ軍司令官ワルデルゼーは皇帝のための三日間の略奪と、その後に兵士個人のための強姦つき略奪を認めた。

サダム・フセインを倒したのち、バグダッドの博物館を米国の将兵やジャーナリストが略奪したのも、彼らには当たり前の事だった。


要は人種問題
米国との自由貿易協定が発行するメキシコで暴動が起きた。原住民マヤ族の反乱だった。彼らは十六世紀、メキシコの侵攻を受けた。黄金は奪われ、男は殺され、女は慰みものにされた。生まれた混血はメスチソと呼ばれ、今のメキシコ人の七割を占める。一握りのマヤが密林に逃げ込んで生き残った。

純血のマヤ族は二十世紀になって森を出てきた。殺されはしなかったが差別された。一番差別されるのが彼らで、白人に近くなければいい就職も結婚もできない。マヤの末裔は人里離れた山の中の居留地に押し込められた。年端もいかない女の子は言った。「なぜ先祖の人はスペイン人に犯してもらわなかったの」

アルジェリアで天然ガスプラントが襲撃され日本人が殺された。それも十七人中十人。米英各三人に比べても異常に多い。「日本人を出せ」という声を聞いたという証言もある。日本人を標的にしたテロ。

襲撃したトゥアレグ族はベルベル人。でも日本人には親しみを持っていたとも。

この周辺には中国人も入り込んで資源争奪を演じている。中国人は日本人への人種憎悪を隠さない。


宣教師たち
イエズス会のルイス・デ・アルメイダは布教地の神社仏閣をぶち壊させた。

大名には火薬一樽を女五十人と引き換えにした。日本の女は高く売れた。「欧州各地で見目よき日本の娘たちが秘所丸出しで鉄伽につながれ売られていた」と天正少年使節の報告書にある。

怒った秀吉は、元締めのガスパール・コエリョに売った女を連れ戻せと命じた。対するコエリョはキリシタン大名に秀吉潰しを示唆し、奴隷商売も一向にやめなかった。

明治元年、維新政府は国民の心得として五榜の掲示を出したが、ここでも「キリシタン御制禁」は続けられた。欧米は怒るが、折しも苦力を満載したペルーの奴隷船マリア・ルス号が横浜で検束された。まだ奴隷商売をやっている。

米海軍情報部アーサー・マッカラムは日本での布教に生涯を捧げた宣教師の息子。ほとんど入信するものもなく、失意のうちに死んだ父を見て、日本への強い嫌悪を育てた。彼はいかに日本を戦争に追い込むかの研究に没頭し、真珠湾でそれが実った。

江西省で布教する宣教師の娘に生まれたパール・バックは、『大地』で中国人を素朴な善人に描いた。

山東省生まれの宣教師の息子ヘンリー・ルースは、やがて雑誌「タイム」を創刊して中国を贔屓する一方で日本を誹謗し続けた。

蘇州生まれのジョージ・フィッチは父の跡を継いで宣教師となる。やったことは、朝鮮人テロリスト尹奉吉を上海の日本人疎開に潜り込ませて白河大将を暗殺させた。南京が陥落すると、牧師仲間のマギーらと謀って日本軍は残虐だった。何十万も殺したと嘘をこね上げた。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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