めんどくせぇことばかり 『火星のプリンセス』 エドガー・ライス・バローズ
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『火星のプリンセス』 エドガー・ライス・バローズ

いつも『ツイートまとめ』で紹介しているんだけど、今週のamazonの売れ筋ベスト5。いつも土曜日に更新してるんだけど、なんだか今週は似たような本が並んだ。なんて言うんだろう、こういう本。中学生や高校生が読むんだろうけど。自分がガキンチョの頃はどんな本を読んでたっけかなぁ。
オヤジの本棚に並んでた週刊ポストは刺激的だったなぁ。さいとうたかおの『影狩り』って漫画が連載されてて、“日光”っていう名前の浪人がエッチでさ。もちろん、隠れて・・・。でもオヤジは熱心な購読者というわけではなくて、なんか出張の時の暇つぶしかなんかだったみたいで、忘れた頃に新しいのが本棚に並ぶ。あの時は嬉しかった。隅々まで読んで勉強させてもらったなぁ。十歳くらいの時だけどね。おかげでこんなんなっちゃった。
あっ・・・、週刊ポストの話じゃなくて、子供の頃の読書の傾向ね。高校に入ってからは、お定まりの古今東西の“名作”になっちゃうから、ごく当たり前コースになるけど、それ以前は・・・。

まあ、選択範囲は学校の図書室だから、それ当たり前って言えば当たり前なんだけどね。やはり歴史物は好きで、置いてある“伝記物”は全部読んだと思う。誰々の伝記って明確に覚えてるわけじゃないけど、ガキンチョの頃に読んだ本って脳みそのシワの中に潜り込んで、なんかの時に出てくるのね。ワシントンの桜の木の話なんて、「人に聞いてもらうような話かな」って疑問を持った覚えがある。
中でも、『若き英雄』には大きな影響を与えられた。おそらく、世界史により関心を持ったのはこの本のせいだ。読んだのは中学一年だから、十二歳の時かな。だったら昭和四十七年だ。あの頃の教育を受けながら、「世界中のあちこちで、文化、言語、環境を異にするものが接触した場合、両者の間に戦いが発生することは当たり前」ってわりとすんなり受け入れられるのは、この本のおかげかもしれない。
あの頃、あんまり推理物には惹かれなかったんだよなぁ。のめり込んだのはSF小説。『宇宙大戦争』とかさ。「くそー、人類は火星から来たタコ野郎に滅ぼされんのか」とかね。今思えば、アメリカ人は火星から来た宇宙人みたいな自分たちが前からそこに住んでた先住民を殺しつくし、今は“古きき時代”と懐かしんでいる状況が、深層心理の何処かで動いてるんだろうね。

“赤い肌をした獰猛なるインディアン”のいる火星に、ジョン・カーターというアメリカ人が乗り込んでいくという話がこれ、エドガー・ライス・バロウの『火星のプリンセス』。なんか、「アメリカでインディアン殺しまくっといて、こんどは火星人かよ」って、“古き良き時代”にそこまで入れあげるのかってことになっちゃうけど、・・・本当にのめり込んだ。地球人が火星に行くと重力が軽くなって六倍のジャンプ力、六倍の身軽さを手に入れるじゃなかったかなぁ。んで、きれいな火星のお姫様を手に入れて・・・、って何だか考えてみると陳腐な話なんだけど、でも正直面白かった。
だって、見て見て、表紙のプリンセスの艶めかしいこと。サービスでちょっと大きめにしてみました。もう、私なんてこの表紙でイチコロ。火星の赤色人の女の人は、み~んなこんな格好でさ。嬉しい事に、挿絵が豊富で、次の挿絵にたどり着くために一生懸命読んだ。なんせ、こっちは小学校の頃から週刊ポストで磨き上げてるからね。図書室にあったエドガー・ライス・バローズはあっという間に読んじゃった。

そういえば、今週のベスト5。やっぱり表紙の絵はひたすらかわいいね。私のような奴がいる限り、これも結構重要な要素なんだな。
さっき生意気に、“高校からは古今東西の・・・”なんて書いちゃったけど、考えてみると同じ古今東西でも、“あっち系”が勝ってるかな。





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No title

こんにちは。
「火星のプリンセス」は私も小5~小6頃に嵌りました。
女でもこの挿絵には魅かれましたよ~。
自分も将来こんな綺麗な女の人になるんだ!ーと現実が見えない子供というのは恐ろしいものです(笑)
挿絵は武部本一郎という人ですね。
昔のSF小説は挿絵に惹かれてというのはありましたね。

紺屋の鼠 さま

武部本一郎さんという方なんですね。お教えいただきありがとうございます。先ほど調べたら画集を出されているようなので、ぜひ手に入れたいと思います。ワクワクです。本当に有難うございます。

ありがとうございました



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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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