めんどくせぇことばかり 『裁判官が日本を滅ぼす』 門田隆将
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『裁判官が日本を滅ぼす』 門田隆将

2003年に発行された同名の本の再刊本だそうです。2013年の6月に出てるんだけど、その時も、11年前も、私はこんな本が出ていることすら知らなかった。良かった、今回手にする機会に恵まれて。

いやいや、それにしてもつらかった~。読むことそれ自体がこんなにつらく感じられる本もめずらしい。つらいというか、痛い。読むほどに、心が痛かった。ずいぶんと荒い目でやすりをかけられて苛まれているかのように、とにかく痛い本だった。

こんなにもなの?こんなにも、日本の司法って駄目なの?
        
『裁判官が日本を滅ぼす』 門田隆将『裁判官が日本を滅ぼす』 門田隆将
(2013/06/05)
門田 隆将

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国民の多くは、裁判官の真の姿を誤解している
第1章  小野悦男を解き放った無罪病裁判長の責任
第2章  「痴漢はあったのか、なかったのか」…同じ証拠で逆の結論
第3章  犯人が消えてなくなった仰天判決
第4章  裁判上の真実は「本当の真実」とは無関係
第5章  医師も絶句する「医療裁判」の呆れた実態
第6章  元検事も激怒した金融裁判のデタラメ
第7章  無期懲役の殺人犯がなぜまた無期懲役なのか
第8章  遺族を怒鳴り上げる傲慢裁判長
第9章  法廷で不正を奨励するエリート裁判官
第10章  少年法の守護神となったコンピューター裁判官
第11章  障害者をリンチで殺した少年は「感受性豊か」
第12章  “言論取締官”と化した非常識裁判官たち
第13章  「言論の自由」を政治家に売り渡した最高裁
第14章  裁判官教育の失敗と教訓
第15章  いとも簡単に「書籍の廃業」を命じる裁判官
              
各章ごとの題名を見てもすごいでしょう。題名だけでは分からなくても、第1章の最初の数ページをめくるだけで、私が“痛い”って言った意味が分かってもらえると思う。

おそらく、もともと日本人は、外の世界から移植されたこの司法制度というものを、心のどこかで信用してない。日本国憲法にしてもそうなんだけど、どこかで疑いを持っている。言葉がふさわしくないかな~。少なくとも、条文に書かれた“法”よりも、他の何かを指標にして生活している。他の何かって言うのが、親から叩き込まれ、学校で諭され、世の中で身につけてきた“世間の道理”。それさえ心得違いしなけりゃ、法の条文なんか知らなくっても道を踏みちがえることなんてない。

道を踏みちがえずにまっとうに生きてきた人間でも、無理やり司法の判断に身をゆだねることになる場合もある。そのこと自体が、その人の不幸ということになる。“世間の道理”を身につけて“分”を守ってまっとうに生きてきた人間が、“道理”の“ど”の字もわきまえない人間に奈落に落とされたんじゃ、それこそ“道理”に合わない。

まるで司法は、“世間”を解体するために存在するかのよう。なんとか裁判官に“世間の道理”を叩き込むことができないもんだろうか。このまんまじゃ痛すぎるし、“世間”がもたない。 


    

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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