めんどくせぇことばかり 『魯迅の言葉』
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『魯迅の言葉』

魯人は、日本への留学中にあちこちで開催された日露戦争の様子を伝えるスライド映写会を見たときの様子を『藤野先生』(未読)の中に書いているという。そのスライドの中に、ロシアのために軍事スパイを働らいてつかまり、日本兵によって首を落とされる中国人と、それを無表情で見つめる取り巻きの中国人を写したものがあったという。見ていた日本人学生はやんやの喝采を送ったそうだ。その後、中国に帰った魯迅は、犯罪者が銃殺されるのを面白そうに見物する中国人を見た。このできごとは、魯人がある決心をするきっかけになったらしい。
『吶喊』
あの時以後、私は医学は緊急事ではない、と思ったからである。およそ愚弱な国民は、体格がいかにたくましく、いかに頑健であろうと、せいぜい無意味な見せしめの材料と見物人になるだけだ、どれだけ病死しようと、不幸だと考えることはない。だから、我々が最初にやるべきことは、彼らの精神を変えることだ。そして精神を変えるのに有効なものとなれば、私は当然文芸を押すべきだと考え、こうして文芸活動を提唱しようと思った。


『魯迅の言葉』 『魯迅の言葉』
(2011/04/09)
魯迅

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人を責めるのみで反省を知らぬ人の多い種族は・・・


その後の歴史においても、残念ながら支那の人々は、魯人が願った方向に進むことができたとは言い難い。蒋介石には常に弾よけとして使われ、毛沢東は文革を実施して、支那人をさらに歪ませた。捨て石以上には扱われていない。

AFPニュース 2011年10月17日
血まみれの少女を無視する通行人、ネットで怒りの声 中国
http://www.afpbb.com/articles/-/2835785?pid=7944426

本書、第三章『中国の脊梁』で、魯人は“中国人”を語る。その多くは、ため息とともに語られているように思える。
見栄っ張りの学者たちは、いかにもったいぶろうかと、歴史編纂にあたって「漢族発祥の時代」、「漢族発達の時代」、「漢族中興の時代」などと、ご立派な題目を並べ立てる。

好意はありがたいが、言葉づかいがあまりに回りくどい。ここはずばり、的を突く言い方がある。

一、奴隷になりたくともなれなかった時代
二、しばらくは奴隷に安んじられた時代
今は一の時代なのか、それとも二の時代なのか。もしも、二の時代なら、支那人を奴隷としている主人はいったい誰なんだろう。中共か?それとも、金か?

    

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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