めんどくせぇことばかり 『アハメドくんの いのちのリレー』 鎌田實
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『アハメドくんの いのちのリレー』 鎌田實

絵本だと思ってバカにしてかかると、とんでもないことになる。絵本だと思ってバカにしてかかった私は、・・・。

この話は知ってた。なんで知ってるんだろう。まさかこの本、以前に読んでるのか?・・・なんて思って調べたけど、本棚に重ねて買った気配はない。ネットで調べたら分かった。この本の作者がラジオでこの本の話をしていたのを聞いたんだ。

http://www.joqr.co.jp/kamata/2012/07/post-13.html

でも、この放送は2012年か。もっと前から知ってるような気がするな。まあ、そんなことなんでもいいや。

『アハメドくんの いのちのリレー』 鎌田實『アハメドくんの いのちのリレー』 鎌田實
(2011/08/26)
鎌田 實

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“にも関わらず”・・・いのちのバトンが走りだした
舞台はヨルダン川西岸ジェニン難民キャンプ。2002年4月、イスラエル軍の侵攻で52人が殺され、4000人が家を失った。“ジェニンの虐殺”と呼ばれる事件である。主人公のパレスチナ人、アハメドくんはこの時9才。3年後、アハメドくんは命をおとす。イスラエルの狙撃兵の銃撃を、お腹と頭に受けて。

“にも関わらず”・・・そこからバトンが走りだす。アハメドくんの臓器を移植されて、5人の少年少女の命が走りだす。アハメドくんから受け取ったバトンをもって。

5人は5人共イスラエル国籍。うち3人はユダヤ教徒だそうだ。父親のイスマイルさんは悩んだという。相談を受けた長老やイスラム教指導者はみんな賛成したという。抵抗組織の幹部は『われわれは平和と平等を望んでいる。あなたの息子の臓器がユダヤ人の子供に移植されても、それは、われわれが好きで“テロリスト”になっているわけではないというメッセージになる』と背中を押してくれたという。

たしかに一方で、憎しみは増幅されている。この問題の解決策など誰も思いつかない。世界が変わるのを待つしかないだろう。これからも、多くの人が憎しみに苛まれてもがき、苦しむ。見果てぬ夢を追ってあがく。そんな時代が続くだろう。でも、もがいたり、あがいたりすることで、行ったり来たりしながらも、苦しみや悲しみを少しでも減らしていく。それしかできないなら、それを一生懸命やることだ。

とりあえず、私はこの本を紹介する。それで免責なんてないけどね。

あっ、そうそう。上で紹介したラジオ番組の最後に、著者の鎌田實さんが言ってた。アハメドくんの心臓を移植された同じ年生まれのユダヤ人のサマハちゃん。ラジオの時に18歳というから、今年は20歳になるんだな。本の中では医師になると言ってたサマハちゃんは、看護大学に合格したそうです。今は看護師目指して一生懸命勉強してるんだろうな。サマハちゃんは「パレスチナの子供をできるだけ助けたい。そのために看護師を目指した」と鎌田さんに語ったってさ。

明日、世界が変わるかもね。


    

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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