めんどくせぇことばかり アフガン・イラク戦争の背景(覚書)『日本人が知らない軍事学の常識』 兵頭二十八
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アフガン・イラク戦争の背景(覚書)『日本人が知らない軍事学の常識』 兵頭二十八

『軍事学』という視点で世界を見るとこう見えるのか。・・・たしかにずいぶん違うな。印象としては、あまりにも冷徹、言葉そのものの意味において、“リアル”。 それなりに情報を仕入れて、自分なりに世界を、そして日本の現状を認識しようと努めているけど、『軍事学』という視点を欠いては、それは不可能ってことだな。

それにしても、ここまで冷徹な目でいまの日本を見てみると・・・、なんだかうすら寒くなってくる。

『日本人が知らない軍事学の常識』 兵頭二十八『日本人が知らない軍事学の常識』 兵頭二十八
(2012/03/17)
兵頭二十八

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うわっ、知らなかった❢
イラク占領作戦や、アフガニスタン「十年戦争」の背景には一九九八年のパキスタンの第一回核実験があるという。作れるはずのない国が原爆を作った。そのことが、アメリカを恐怖に陥れたという。
もし今日、反米的な反近代国家が核爆弾を手にしたら、それを一九四一年の日本軍のように、自滅覚悟でいきなり米本土に対して行使しないという確からしさはないのです。米国人の安全に責任のある政府が、そんな未来を恐れるのは自然でしょう。

シナは、国連安保理常任理事国であり、かつ、核不拡散条約の加盟国でありながら、その隣国パキスタンの核武装を止めず、むしろ合力し、さらに北朝鮮をも同じパターンで核武装に走らせた。・・・

ソ連崩壊後の米国は八方手を尽くして、旧ソ連が数千発も製造した小型の戦術核兵器が、混乱に紛れて闇市場へ流出しないように奔走していたさなかだったのです。北京の態度はその米国の努力をあざ笑うかのように映じました。

二〇〇一年の同時多発テロ。それがアメリカによるアフガニスタンへの対テロ戦争に直結する。一義的にはビン・ラディンの補殺が目的であるが、伏線としてパキスタンの山間に貯蔵されているとみられる原爆を、アルカイダやタリバーンといった過激派が入手するのではないかという恐れがアメリカにはあったと著者は言っている。事実、二〇一一年にビン・ラディンを射殺した現在でも米軍の作戦は継続されている。イラクの核保有疑惑に過敏に反応した理由も同様であるという。

アメリカは、すでにアフガニスタンで多くの戦死者を出した。こんな厄介なことになったのも、もとをたどれば、パキスタンの核開発を手助けした支那政府の存在がある。

アメリカと支那の密接な経済関係をもとに東アジアを語る論調がある。しかし、アメリカにとっての支那は明確な敵国である。
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テーマ : 歴史関係書籍覚書
ジャンル : 本・雑誌

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No title

アメリカ人は日本を核攻撃したから日本は2発の核をお返しする権利があると思っています。唯一の核使用国だからこそわかる核の恐怖を常に抱えているんです。

支那はアメリカのみならず世界中の国の敵国ですが現民主党政権はそこらを自覚できているのかどうなのかと思います。

両ブッシュ政権を安全保障の部分から支えたライス元国務長官は「私支那に行ったことありますよ。」「大きなビルがいっぱい建ってるんですよ、大都会ですよ」「でも街は(ゴミだらけで)汚いですよ」。
そこで会場大受け、支那人シラ~っ。
彼女の話は会場にいた支那人には不愉快だったと思います。
現政権にももう少し頭のいいブレーンがいるといいんですけどねえ。

MK さま

そのアメリカの“おびえ”って、使えそうですよね。
生半可な使い方すると、首を絞めることになるけど・・・。

No title

長男が学校で「原爆投下と都市無差別爆撃は大量虐殺だ」と世界史の授業中の発表と議論の時にやりました。本人が腹立たしかったのはアメリカ人がよそにちょっかいは出しているけれど本土にいる自分たちは平和ボケを謳歌している状態だとのことでした。
次の世代をよくするのはおまえ達の一票だ、バカな大統領を選ぶな、もし次ぎ日本と戦争になったらおれがニューヨークとシアトルあたりに2発核兵器を落とす。これにはみんな驚いたそうです。
世界中から非難されるのは承知のうえだ、そこでトルーマンの写真を出して「おれはこいつと同じとをやっただけだ」と言う。
みんなが無批判に政府の言いうことを鵜呑みにせず、よく考えて疑問を持て、そして一票を行使せよ、と演説して回ったそうです。
  こういう過激な発言も一つの問題提起にになるということで担当の先生は他のクラスへ出張発表することも認めてくれたそうです。リタイア直前で軍歴もあるこの先生の寛大な対応には感謝です。

MK さま

“日本はたったの一度、戦争に負けただけ。滅ぼされたわけじゃないし、民族の絆もある。あとは歴史を、そして気概を取り戻すだけ”ってことですよね。
それにしてもこの先生・・・。やっぱり、大したもんだ。

ありがとうございました



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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本






















































































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