めんどくせぇことばかり 『人間って何ですか?』 夢枕獏
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『人間って何ですか?』 夢枕獏

とりあえず、対談相手に選ばれたメンバーと、それぞれの対談のテーマを紹介するね。
第一章  ヒトに自由意志はあるのか  池谷裕二(脳研究者)
第二章  宇宙は人間に「ちょうどよく」できている  佐藤勝彦(宇宙物理学者)
第三章  縄文の精神に持続可能性を学ぶ  岡村道雄(考古学者)
第四章  人類という種の来し方、向かう先  長沼毅(生物学者)
第五章  人間の命だけが尊いのか  島薗進(宗教学者)
第六章  ダイオウイカの追跡から見えた、人間の可能性  窪寺恒己(海洋生物学者)
第七章  生命の境界を揺るがすiPS細胞研究  八代嘉美(幹細胞生物学者)
第八章  人の死に方を考える  ビートたけし(芸人・映画監督・俳優)
最初に思ったのは、“これだけの人を集めて、よく対談なんか組んだなぁ。夢枕獏って勇敢だなぁ“ってこと。でも、大したもんでした。さすがにあれだけの本を書いてきた人。大変博識で、しかも思考が若々しい。それでいて、「人間とは何か」を問うだけの老成した深さがある。
『人間って何ですか?』 夢枕獏『人間って何ですか?』 夢枕獏
(2014/04/17)
夢枕 獏、池谷 裕二 他

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夢枕獏と各界の最先端に身をおく第一人者の対談集
池谷裕二『多分、『人間とは何か』ということを考えることかな。自分が生まれてきたからには、なにか重要な使命があるはずだと勘違いをして、その理由をついつい探してしまうのがヒトであって、それこそがヒトの権利のようなきがするんです。

佐藤勝彦『「人間は動物の一種で、それが進化する過程で心を持ったのだ。そして心も進化して発展しているのだ」ということではないでしょうか。・・・時代に応じた「心の進化」がうまく進んでいけばよいのですが。

 


知りたいのは・・・、
「宇宙にとって生命とは何か」
「自由意志は存在するか」
「脳の中に“私”は棲んでいるのか」
「インド哲学で言う“無無”から、宇宙は生ずるのか」
「地球は、たった一種類のタイプの生命しか生み出さなかったのか」
「今も、新しい生命は、この地球で創造されているのか」
「されているなら、それはどこか」
「海という宇宙はどうなっているのか」
「日本人は、どこから来たのか」
「文字を持たない縄文人たちの信仰していた神々はどのようなものであったのか」
「それは各地の『風土記』や『記・紀』の神話の中に残っているのか」
「その神々の痕跡が、この現代の日本のどこかに残っているのではないか」
など、など、など・・・、であるという。

そんな疑問を解決しようと思えば、・・・こんな本ができるわけだ。しかし、彼の問の根源が「人間とは何か」ということにある以上、どれだけ各界のトップランナーを集めたところで、それでも彼の疑問は解決しない。どれだけ話を聞こうと、どれだけ本を読もうと・・・。

幹細胞生物学者の八代嘉美さんとの対談で、夢枕獏さん本人がこう結論している。
「私たちが考えていることのほとんどには、答えなんてありませんよね」

「だけど、知りたい」・・・結局、それが人間か?


    

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テーマ : 精神世界
ジャンル : 本・雑誌

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非公開コメント

No title

>「だけど、知りたい」・・・結局、それが人間か?
そうなんでしょうね。でも永遠にわからない、だから進歩するんだと思います。永遠に食べられないにんじんを鼻先にぶら下げられた馬なんですね私たち。

MK さま

それに、暇なんでしょうね。

ありがとうございました



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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































































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