めんどくせぇことばかり 『1914年』 海野弘
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『1914年』 海野弘

『1914年』という題名に惹かれて手にした。第一次世界大戦が始まった年、そして今からちょうど100年前。100年前の6月28日に起こったのがサラエボ事件。これが第一次世界大戦の引き金になった。ヨーロッパではあちらこちらでこの日を記念する式典が催されるという。
第一次世界大戦から100年 戦勝国の英国で大規模記念行事
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140419/erp14041912000001-n1.htm

2014年 - 第一次世界大戦勃発から100周年(在日ロシア連邦大使館)
http://www.russia-emb.jp/japanese/embassy/news/2013/04/post-3.html
日本ではそんなに関心高くないね。まあ、そりゃそうだ。あれはヨーロッパの戦争だったしね。・・・んん やっぱりその認識の違いが、一番大きな問題だったかな。
『1914年』 海野弘『1914年』 海野弘
(2014/05/16)
海野 弘

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100年前から今を考える
私たちは、一年をサイクルとして日々を過ごす。そして十年をディケイドとしてくくる。さらに、約三十年をジェネレーションとする。そしてだいたい三世代が一世紀に収まる。・・・

その時のことを直接知っている人がほとんどいなくなる、というのが百年という間隔である。百年前のものは、過去のものというより、初めて出会う新しいもの、未知のものと感じられる。すでにあるものというより、発見のようにみえるのである。それは今と重ねられ、まるで百年前のものがまた繰り返されるように思われる。



だから、百年前を学ぶことには大きな意義があると、著者は言っている。んんん・・・、たしかにあの事もこの事もそんな気もするような、かといってそうでない例は数え切れないほどあるし、それを考えると、どうでもいいような、悪いような・・・。

まあ、どちらにしたって、いまだにはっきりしない第一次世界大戦とその前後の様子を勉強しておくのはとても大事なこと、それだけでいいような気もするんだけど。
第一章  大地次世界大戦はいかに起こったか
第二章  ヴェルサイユ条約の責任
第三章  国家の秘密と情報戦
第四章  日本と第一次世界大戦

第五章  少女趣味の時代
第六章  ジェンダーとセックス
第七章  モダン・アートの革命
第八章  世界は曲がり始めた
第九章  生命と遺伝子
第十章  メディアが若かった時

第一章は、第一次世界大戦勃発から集結までの経緯が適切にかい摘まれていて、とても好感が持てた。第二章も真新しいものはないけど丁寧に書かれていた。しかし、後半の第五章以降は、ほとんど私には意味不明。著者の海野弘さんの得意分野なのかもしれないけど、ただ、事実が羅列されているようにしか思えない。羅列にケチを付けてもつまらないけど、いくら羅列でも「ビタミン」の発見について名前あげるなら、オリザニン発見者としての鈴木梅太郎の名前も上げといてほしいなあ。

一体何のために書かれて本何だろう。表紙裏に『ベル・エポックの終わりと危機の到来。一〇〇年後の今、歴史は繰り返されるのか』という言葉を見れば、百年前と今が似かよった状況になっていることに対する警告なんだろうけど、内容が濃いとは思われない。さっきほめた第一章、第二章も、言い方を変えれば“浅い”。

やっぱり、安倍内閣の特定秘密保護法や集団的自衛権をあてこするために書かれた本かな。


    

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テーマ : 精神世界
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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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