めんどくせぇことばかり ウォー・ギルド・インフォメーション(覚書)『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』 高橋史朗
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ウォー・ギルド・インフォメーション(覚書)『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』 高橋史朗

じつはこの間、飲み会に出かける直前にこの本を読み始めて、面白くてそのまま持って出て電車の中で読んで、飲んで、帰りの電車でも読んで、酔っぱらってたんで、そのまま電車のなかに置き忘れてしまった。翌朝、二日酔い状態で気づいて、すぐに駅に電話。「分かりました。確認しますので、もう一度ほんの題名をお願いします。」「はい、日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったことです。」…「はっ?」 「日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったことです。」…「ああ、分かりました。白っぽい本ですね。」

こんなに長くて、内容のわかりやすすぎる題名はいかがなもんでしょうか。

この本に書かれた内容の一部を、ほぼそのまま紹介しちゃうけど、いいよね。この手の本だから、なにより少しでも多くの人に感心を持ってもらって、手にしてもらうことがあれば、それに越したことはないもんね。

『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』 高橋史朗『日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと』 高橋史朗
(2014/01/29)
高橋史朗

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こうして日本人は国を愛せなくなった



ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラム。日本語にすれば、「日本人に戦争犯罪の意識を刷り込む情報宣伝計画」ってことみたい。

戦争に負けたとはいえ、その直後には、日本人に贖罪意識、戦争を戦ったことに対する道徳的過失の感情はなかった。そのことはGHQが月報に書いているという。でも今の日本人には、戦争を反省する気持ちがきわめて強い。「すべて日本が悪かったのであり、日本は侵略国家だった」という“自虐史観”とまで呼ばれる意識がある。このように日本人を変えてしまったのが、ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラムであったということだ。

ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラムは、どのような明確な目的をもって行われたのか。本書では、昭和二十年十二月二十一日付、GHQダイク民間情報局長のメモとして、それが紹介されている。
  1. 侵略戦争を計画し、準備し、遂行もしくは遂行に加担せる罪の露見した者の処罰は、倫理的に正当であることを示すこと
  2. 戦争犯罪の容疑者を訴追しつつあることは、全人類のためであることを示すこと
  3. 戦争犯罪人の処罰は、平和的にして繁栄せる日本の再建と将来の世界の安全に必要であることを示すこと
  4. 戦争犯罪人には日本国民の現在の苦境をもたらした一番大きな責任があるが、国民自身にも軍国主義時代を許し、あるいは積極的に支持した責任が有ることを示すこと
  5. 戦争犯罪を容認した制度の復活を避けるため、日本国民の責任を明確にすること
  6. 政治家、実業家、指導的扇動家など、日本国内のさまざまなグループに戦争責任があることを示すこと
  7. 戦争犯罪人は、公正かつ開かれた裁判を受けることを示すこと
  8. 山下奉文(トモユキ)大将の場合のように、死刑宣告に対する予想される批判の機先を制するため、残虐行為の責任者の処罰形態の決定にあたっては、名誉を考慮するにはあたらないことを明確にすること
  9. 日本国民に戦争犯罪と戦争犯罪人に関して議論させるように仕向けること
日本人に“自虐意識”を持たせること。それが目的だったことは明らか。八番目の山下奉文大将に関する記述は、変質的なまでの異常性を感じる。この変質的異常性は、マッカーサーのものだろう。マッカーサーは山下奉文大将に直接負けているし、マッカーサー帝国ともいうべきフィリピンから逃げ出さざるを得なかった。

戦勝国の将軍マッカーサーは「山下を死刑にしろ」と命令した。
山下
生きていられちゃ都合が悪かったんでしょ。

とても不愉快なことが紹介されていた。アメリカでは日本占領政策に関するシンポジウムが毎年行われていて、占領軍の幹部だった人たちがたくさん参加していたという。マッカーサーの夫人やあのケーディスまで参加していたという。そんなシンポジウム、今でも開催されているんだろうか。

それはともかく、出席者は当時の映像を見て、満面の笑みを浮かべながら「占領政策は大成功だった」と言い合い、今日の日本の繁栄は自分たちの占領政策の結果であると言い合うという。

嫌なやつらだな~。アメリカが他国を占領し、「再教育・再方向付け」を行った最初の経験が日本占領であり、最初の経験にしてアメリカは成功した。それを自分たちの占領政策の成果と考えているわけである。

残念だけど違う。本書の著者も言っているが、日本の戦後の繁栄は、日本人の持つ気質と努力によるものである。それが分かってないから、アメリカは何度も間違いを犯す。最近は、アフガニスタンやイラクにおいて・・・。

    

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本






















































































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