めんどくせぇことばかり 在外公館襲撃(覚書)《真実の朝鮮史【1868-2014】』 宮脇淳子 倉山満
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在外公館襲撃(覚書)《真実の朝鮮史【1868-2014】』 宮脇淳子 倉山満

在外公館の襲撃と言うと、どの事件を思い出します?

リビア
スティーブンス駐リビア米大使
2012年、リビアのアメリカ領事館が襲撃されて駐リビア大使含め4名が殺された事件は、たしかに衝撃だった。アメリカで制作された『イノセンス・オブ・ムスリム』という映画への抗議を発端に発生した事件で、他にもエジプト、イエメンで同じようにアメリカ大使館が、スーダンではムハンマドの風刺画が使われたことへの抗議でドイツ大使館が襲撃された。いずれも9月11日から14日までの限られた期間の中で発生している。

トルコでアメリカ大使館やイスラエル大使館が襲撃されたのは、イスラエルのガザ攻撃に抗議するデモから始まったらしい。ついこの間、8月25日の報道だった。
http://japanese.irib.ir/gaze/item/47922
なんといっても1979年にイランで発生したアメリカ大使館人質事件っていう人も多いだろうな。カーター大統領の救出作戦は、見事に・・・と言おうか、ぶざまに失敗してね。その失敗の方が印象に残ってるな。 イラン
peru-.jpg ペルーの日本大使館が襲撃・占拠されたのは1997年・・・、もうそんなにたつのか。橋本龍太郎の及び腰に比べて、フジモリ大統領の決断は見事でしたね。

そうだ。クアラルンプール事件というのがあった。1975年だ。私はまだ15歳だ。日本赤軍がアメリカとスウェーデンを占拠して人質を取り、日本で服役中の仲間の釈放を要求した。三木武夫首相はテロリストの要求に屈したんだよなぁ。


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(2014/06/30)
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ー捏造を見破るためにはー



壬午事変
一八八二年七月二三日、興宣大院君らの扇動を受けて、朝鮮の漢城(後のソウル)で大規模な兵士の反乱が起こり、閔妃一族の政府高官や日本人軍事顧問、日本公使館員らが殺害され、日本公使館が襲撃された。
本書P30より

上に書いたいくつかの事件に比べても、まさにその上をいく事件だな。発生の経緯はともかくとして・・・、というわけにもいかないか。まあ、内容はこの本でも読んでいただくとして、いわゆる“権力抗争”だな。ただ朝鮮のそれは、ひどすぎるんだ。

大院君との権力闘争に勝った閔妃の一党は、日本人顧問を招いて新軍の訓練を始めた。旧式軍の反乱は手当の未払いとかが理由だけど、まあ、巻き返しをはかる大院君に利用されただけ。とにかくこんなことを延々と繰り返すんだ。

そのとばっちりで、日本公使館は焼き打ちをされている。日朝修好条規が一八七六年、日本がソウルに公使館を置いたのは一八八〇年だそうだ。その公使館が襲われた。公使以下二八名は護衛の要請にも応えてもらえず、夜間に公使館を放棄するが、またも攻撃受ける。死傷者を出しつつ小舟で漂流しているところをイギリスの測量船に救出されたという。軍事顧問や公使館員、雇い人、またソウル在住の語学生ら一七名が殺害された。

在外公館や外交官を守るのは当該国の義務。さらに、在外公館への攻撃はその国に対する侵略行為。そんな意識はさらさらない国の話。韓国の場合、時代は関係ないんだよな。今だろうが、明治だろうが。今、日本大使館の前で何が行われているか。・・・ひどいらしいよ。

ともあれ壬午事変だけど、閔妃と大院君の権力抗争はどうなったか。形の上では清朝の力を背景にした大院君の勝利なんだけど、逃げ回った閔妃が袁世凱に泣きついて大院君を蹴散らしてしまう。袁世凱にしてみれば、閔妃の方が少しはまともに見えたかな。・・・そんなこともないんだけどな。

とりあえず、こんな馬鹿みたいなことで、日本公使館は焼き打ちされて、日本人が多数死傷し、逃げ惑ったということだ。 ・・・これが壬午事変で、このあと起こるのが甲申事変だからね。・・・それでも相手にせざるを得ない時代だったんだよね。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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