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『ケネディのいちばん長い日』 ロバート・ドノバン

Tokyo Expressこと、東京急行。

昭和17年、ツラギ・ガダルカナル島めぐる戦いの中、もはや輸送船でのガ島への物資・兵力輸送は不可能となった日本軍は、快速の駆逐艦で物資・兵力の輸送を行った。制空権を失い、敵機を避けるため夜間にコソコソと素早く動く駆逐艦ははまさにネズミ。現地駆逐艦艦長らがネズミ輸送と呼んだこれを、米軍はTokyo Express=東京急行と呼んだ。
 
たしかに制空権はなかったろうな。

ケネディはここで、日本との戦いに海軍中尉として参加した。


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(2014/04)
ロバート ドノバン

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ーある日本軍人との死闘ー



photo2.jpgケネディが乗り込んだのが快速艇「PT109」。ケネディ中尉は13名の乗組員を束ねる艇長となった。PTボートは馬力が強く、耐波性があり、機動力に富んでいた。第一次大戦中、英独伊が魚雷艇として使用し、第二次大戦ではドイツのUボート相手に英海軍がこれで大きな戦果をあげた。ソロモン諸島の一部をなすフロリダ諸島でもっとも大きなフロリダ島の南西海岸に斜めに横たわるツラギ島のササピにPT基地はあった。
PT艇隊の任務は、日米の勢力入り混じるこの海域での哨戒活動と、Tokyo Express への対応だった。

総兵力31,500名近くをつぎ込んだガダルカナルを撤退できた日本兵は10,500強。死者、行方不明は20,000強。5,000が戦死、あとは餓死や戦病死だったという。また、500km離れたラバウルから往復1,000kmを飛んだ航空隊員も数多く失われた。ガダルカナルをめぐる攻防とソロモン海域での戦いは日米戦争最大のポイントだった。

その戦いに、後のケネディ大統領も参加していたという話。1943年の2月から、日本軍のガダルカナル撤退が始まるが、依然としてこの海域は日米の勢力がひしめき合った。ケネディが艇長をつとめるPT109が日本の駆逐艦に真っ二つに引き裂かれたのは1943年8月2日だったという。Tokyo Express による物資・兵員輸送を阻止するための作戦遂行中のことだった。
13人の乗組員のうち2人が行方不明、ケネディ含め11人が生還した。別にかっこ良くはないんだけど、ケネディは必死に残った仲間たちを助けようとしたらしい。この経験がなければ、彼がホワイトハウスの主人公になることはなかっただろうと、著者は言ってる。衝突から救出までの時間がケネディを変えたと。・・・その意味で、『ケネディのいちばん長い日』という題名か。パレード
P288 大統領就任パレード もと109乗組員
『ダラ~1“いちばん長い日”が第35代アメリカ大統領としてのジョン・F・ケネディを生み出し、そして“ダラスの熱い日”が第35代アメリカ大統領としてのジョン・F・ケネディを葬ることになるわけか。


    

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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