めんどくせぇことばかり 内田樹の「ぽかぽか相談室」・・・ぽかぽか語る話題じゃないけどな
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内田樹の「ぽかぽか相談室」・・・ぽかぽか語る話題じゃないけどな

産経ニュース 2014/11/11
日本は謝り続けないといけないのでしょうか? 内田樹の「ぽかぽか相談室」
http://www.sankei.com/gqjapan/news/141111/gqj1411110001-n1.html
(抜粋)
戦争なんて、勝ったり負けたりするものです。負けたら国家が瓦解するような負け方はふつうしない。大日本帝国もミッドウェイ海戦の敗北の後、降伏していれば、海外植民地を手放すくらいで政体は維持できた。・・・ミッドウェイで負けて、マリアナ沖で負けて、制海権・制空権を失った状態でも戦い続け、東京、大阪はじめ主要都市を軒並み空襲で破壊されて、広島、長崎に原爆を落とされて、焦土と化して、戦争指導部も「このままでは革命が起きて自分たちが殺されるかもしれない」という恐怖に取り憑かれて、そこでようやくポツダム宣言を受諾した。

ドイツは、ナチスにすべての「穢れ」を押しつけてドイツを救おうとした。イタリアはファシストに、フランスはペタン元帥のヴィシー政府にそれぞれ「穢れ」を押しつけて、祖国を免罪しようとした。でも、それができるだけの「足場」が彼らにはありました。・・・でも、日本には戦争指導部と戦った国内勢力が何もなかった。・・・日本人全員が戦争に程度の差はあれ加担したのだから、みんなの責任であって、誰の責任でもないという話にした。戦争被害を受けた国に謝罪するときにぜんぜん本気じゃないのはそのせいなんです。「私が戦争責任者です」と手を上げる人がどこにもいないんですから、謝りようがない。

だから理屈は簡単なんです。先方が「謝られた」と実感してくれさえすればいい。「謝罪しろ」と言われる前に「すいませんでした」と言って頭を下げる。「なんだよ、何度もがたがたうるせえな、一度頭下げたんだから、もう十分だろう」と言うのを「謝る」とは言いません。

僕は韓国の人に会ったら、とりあえず「先祖がいろいろご迷惑をおかけして、すみません」とまず謝りますよ。それでも怒り続ける人なんて会ったことないです。みんな「まあまあ、お手を上げて。別に内田さんがやったわけじゃないんですから」と言ってくれます。「おう、責任があると思うなら、誠意示せよ、誠意」なんてヤクザみたいなこと言う人いませんよ。

 
困ったな~、どうしよう。もし、内田先生に大戦期のご先祖様が背後霊についているなら、是非その方に直接聞いてみてください。「こう思うんだけど」って。きっと、怒られるゾー。

最初に、ポツダム宣言受諾に至る時代の認識がおかしいよ。まあ、みんなそうに教えられてるんだから、それに疑いを持たなかったということにおいては、言い方によっては、“素直な方”なんだけど、こんだけ影響力の大きな人が、困った“素直な方”らしさを発揮されると・・・、困ってしまう。きっと同様の多くの“素直な方”が、強く影響されたでしょう。

日本はアメリカに戦争をふっかける意志なんて微塵もなかったし、必死の和平工作を続ける意志を持ってたよ。アメリカはそんな日本のお人好しに乗じて開戦準備を進めていた。しかも、アメリカの場合、戦争そのものが目的だから、日本が必死になていた和平工作自体が、そもそも意味がなかった。
日本を追い詰めて先に手を出させることは、アメリカ参戦の絶対条件だったし、その切り札がハル・ノート。これが最後通牒であることは、このハル・ノートに携わったごく僅かなアメリカ人の共通認識だった。

『ルーズベルトの開戦責任』の著者ハミルトン・フィッシュさんはルーズベルトと同時代人。その彼からしても、ハル・ノートは受け入れれば、その政権が崩壊するような内容のもの。崩壊とはおそらく軍事クーデターといった形をとるだろうから、受け入れようが、受け入れまいが、どちらにしても、ルーズベルトの望む戦争に突入することになる。

内田さんは、「ミッドウェイで降伏していれば・・・」なんてひどいことを言うけど、この時点では戦争の帰趨は決してないよ。ガダルカナルですり減らされたところでのぞみはなくなった。この間の記事で書いたばっかりでまた書くのは恥ずかしいけど、ベルサイユ会談の“無条件降伏発言”で、日本は降伏を申し出ることができなくなった。ガダルカナルが決した直後にそれを言い出すんだから頭にくる。それにルーズベルトの意志ではじめられた戦争。その終結をコントロールしているのもまたルーズベルト。そのあたりを分かって欲しいなぁ。
ああ、それから、“革命で殺されることを恐れてポツダム宣言受け入れ”? って、ありえないよ。

(ポツダム宣言全文読んでみて。日本は無条件降伏なんてしてないし、連合軍のほうがポツダム宣言をないがしろにしてるよ)
それから、三国同盟を結んでいただけでおんなじことやってたと思ってるみたいだけど、そりゃないでしょ。イタリア、ドイツと日本は違うよ。そりゃ、ムッソリーニやヒトラーみたいなことやりゃ反対する奴はいるよ。でも日本の場合、国民が国家に腹を立てるとすれば、支那における日本人の安全と日本の権益保護に全力を上げていないことに対して。まあ、敗色が濃くなるに連れて民間人もつらい思いをしたけど、その責任は、一義的には無差別に民間人を大量虐殺したアメリカ。

イタリア、ドイツと違って、日本が戦ったアジアは、かつて欧米勢力が植民地にして荒らしまわった場所。欧米は自分たちのやったことはほっかむりして日本の“侵略”を騒ぎ立てるけど、日本の戦争をきっかけに独立をつかんだ国々はみんなわかっている。問題は、アジアを売って米英になびいた支那と、当時ただ単に日本だっただけで黙ってると敗戦国扱いされることを恐れてた韓国。

いったい内田さんは、ご先祖様のなにを韓国人に謝ったの? ・・・それから、“誠意を示せ”って、最近良く聞きません?


    

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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