めんどくせぇことばかり 朝鮮人と元寇(覚書)『真実の朝鮮史【663-1868】』 宮脇淳子 倉山満
FC2ブログ

朝鮮人と元寇(覚書)『真実の朝鮮史【663-1868】』 宮脇淳子 倉山満

朝鮮人が元寇こと、元王朝による日本遠征にどう臨んだか。とても興味がある。かつて、どこで読んだか忘れたが、モンゴル人から造船を命じられた高麗人のサボタージュによる船の不良から、モンゴル軍の船はいとも簡単に沈んだと、間違いなく書かれていた。恥ずかしながら、私もそう語ったことがある。・・・ごめんなさい・・・

でも、この間の記事で書いたけど、朝鮮半島から日本に渡ったモンゴル軍は、高麗兵が多くを占めた。さらに、過去のモンゴル軍による高麗侵攻において、六十万の高麗人は北方に拉致され、元王朝の配下にある。モンゴル軍本体にも高麗人が多く含まれているのである。騎馬民族であるモンゴル人は、基本的に海戦を嫌う。当たり前だ。だから、元寇のモンゴル軍の主力は、高麗出身者であることは間違いない。

サボタージュによる不良な船が沈んで命を奪われるのは高麗人ということになる。身内を死なせるために、わざわざサボタージュしたのか。だとしたら、馬鹿げてるな。

さてと・・・。わざわざもう一度、ここでこの話題を蒸し返すのは、これまで知らなかったことで、あとに残しておきたい情報が、この本に書かれていたから。・・・それは、《冲止》という名の僧侶が、弘安の役に際して書いたという漢詩があるという話。

真実の朝鮮史【663-1868】 宮脇淳子 倉山満真実の朝鮮史【663-1868】 宮脇淳子 倉山満
(2014/08/09)
宮脇淳子、倉山満 他

商品詳細を見る
今度は白村江の戦いから明治維新期まで
皇帝が天下を統御するに、功績は堯を超えた。徳は寛大で断折を包容し、広い恩沢は隅々にまで及んだ。車は千途の轍と共にし、書は天下の文章と共にした。ただ醜い島夷(日本)だけが残り、鼎魚のように群れをなして生きていた。ただ大海を隔てていることを頼りにして、領域を分けることを図った。日本は苞茅(朝貢)にかつて入ったことがなく、班瑞(朝貢)もまた聞いたことがない。そこで帝がこれに怒って、時に我が君に命じた。千隻の龍鵲(軍艦か)の船と10万の勇敢な軍兵で扶桑(日本)の野において罪を問い、合浦の水辺で軍を興した。鼓声が大海に鳴り響き、旗は長い雲を揺さぶった

いやいや、昂ぶってるね~。こんなに嬉しかったわけだ。厳然に並ぶ海軍を見れば、日本を責め滅ぼすなど造作ないことに思えたんだろう。それにしても、この時代の半島人が、こんなにも日本嫌いだとはね。ため息、ため息・・・。

皇帝とはフビライ、我が君とは忠烈王を指す。もともと忠烈王が造船の労を進んで取ると申し出たわけだし、サボタージュがどうのこうのは、本質的にありえない。あり得るとすれば、傍からはサボタージュに見える状態が、高麗人が働く常態であったかもしれない。あるいは、一生懸命やっても、そこまでのものしか作れなかったのかもしれない。

どちらにしも、冲止の思いは忠烈王にも、他の多くの高麗人にも通じるものだったろう。彼らは対馬を襲い、壱岐を遅い、五島を襲い、日本人を殺しまくったし、連れ去った。

倭寇の被害? アホか。そこから倭寇が始まったんだよ。




にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
関連記事

テーマ : 歴史関係書籍覚書
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください


現代とはなぜこんなにも棲みにくいのか。
前近代から近現代へと変貌し続ける世相の本質をつかみ生き方の支柱を示す。
カウンター
カテゴリ
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
最新記事