めんどくせぇことばかり 『血の福音書 下』 ジェームズ・ロリンズ
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『血の福音書 下』 ジェームズ・ロリンズ

上巻の時に書いたけど、ダン・ブラウンの『天使と悪魔』を“私が”発見した時みたいに、キリスト教の謎解きものかなって手にとった本。最初っからバンパイヤが現れてびっくりしちゃったけど、考えてみれば、両者の違いは単なるフィクションの度合い。後半になると明らかに“光”が強調されるけど、・・・ということは、同時に“闇”も強調される。
“光”と“闇”
“善”と“悪”
そして最終戦争?・・・えっ、ハルマゲドン?
・・・えっ・・・それって・・・“アフラ・アズダ”に“アーリマン”?
・・・なに、なに、なに・・・
ツァラトゥストラ?

『血の福音書 下』 ジェームズ・ロリンズ『血の福音書 下』 ジェームズ・ロリンズ
(2014/08/25)
ジェームズ・ロリンズ、レベッカ・キャントレル 他

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ーThe Blood Gospelー


いやいや、盛り込んでますねぇ。この手の本、あんまり読んでないもんだから、結構興奮しました。あんまり続けられると、早々に飽きがきそうな気もするけど、・・・まあ、今のうちは、面白く読みました。・・・はい、飯も食わずに・・

まあ、それにしても「血の伯爵夫人」ことバートリ・エルジェーベトは、この話の展開だからいいとして、ナチスに罪を着せるのもいいとして・・・。まさかねぇ、・・・怪僧ラスプーチンが登場するとはねぇ。思っても見なかった。そして彼の手によってあちらの世界の一員となったあの少年を登場させるとは・・・。アレクセイ・ニコラエヴィチ・ロマノフを・・・。

この手の本は、歴史の中から誰を登場させようが自由自在だからね。でも、ラスプーチンならラスプーチンで、そこんところを掘り下げて、十分、充実の一冊を成し遂げられるよね、絶対。そんだけにもったいない気がしてね。・・・♫ いいじゃ、ないの、幸せならば♫・・・まあ、いいでしょう。
右の絵は、レンブラントの『ラザロの復活』。ラザロは葬られて四日たったのちに、イエスによって復活する。この本は、このラザロをキリストの騎士の最初の人としてうまいこと物語の中に組み込んでいる。

んんん?死んでよみがえって、キリストの騎士?・・・? じゃぁ、死んでよみがえった“あの人”は?・・・どうなるの?

まさか、ねぇ。まさか、あの人まであちらの世界の一員、というより親分なの?
ラザロ
気になるんだよなぁ。だってさぁ、エピローグに不思議なことを言う人が現れるんだ。その人、こう言ってるんだよね。
『数千年も待ち続けて、ようやく私が運命を全うする時が来た。かつて、私はかのナザレ人をこの世から追いやってしまった。あの方と、あの方の王国を呼び戻すのが私の義務だ。たとえ、それがこの世の終わりを意味していようとも』

最後の一行にその名を晒すその人・・・。ああ、もう シリーズとして、次に続くのね。 それならそれで、ちっとやそっとの展開じゃ、もう我慢できないからね。・・・じゃ、またね。

っそうそう、“予言の三人組”・・・、《キリストの騎士》ことカトリック神父のルーン・コルザ、《学ぶ女》こと美人考古学者のエリン・グレンジャー・・・だから、美人ったら美人・・・、《戦う男》ことアメリカ人軍曹のジョーダン・ストーンの活躍は相変わらずだよ。まったく、人間離れしている。まあ、コルザは人間じゃないわけだけど・・・。



    


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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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