めんどくせぇことばかり 『地獄極楽 絵本』 諸橋精光

『地獄極楽 絵本』 諸橋精光

小坊主の真観さんの描く仏さまの絵は檀家さんの間でもなかなかの評判。でも本人は気付いている。「私の描いているのは仏さまの表面の形でしかない」

そんな真観さんの手を引いて、お地蔵さまが真観さんに“人間の心の真実の姿”を見るたびに連れ出します。“人間の心の中”にこそ、地獄も、そして極楽もあるのです。それは時空を超えて、死んでから生まれ変わるまでの、《中有の旅》でもありました。


『地獄極楽 絵本』 諸橋精光『地獄極楽 絵本』 諸橋精光
(2014/09/11)
諸橋 精光

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わがこころの闇のなかにも、ときに光がさすことが・・・

能子供の頃、人形が怖かった。お雛さまも、西洋人形も怖かった。なにより怖かったのはお面だな。ちょうど二階に上がる階段の途中に二枚の面が、互い違いにかかってるんだ。見ないように、見ないように・・・、でも、どうしても目が合うんだな、これが・・・。ちょっとインターネットで探してみたんだけど、ピッタリくるものがない。比較的近いものを選んでみたんだけど・・・。夜叉
二階は子供部屋に使ってて、小学校の四年くらいから、私も二人の兄と二階で起居するようになった。でもねぇ。夜、怖いんだよね。この二枚の面に見送られて二階に行くの。右の面はどうも“なまなり”と言われるものらしい。執着や嫉妬の強さから、魔性を抑えきれなくなっていく様子をあらわすものらしい。・・・ものすごい・・・
中有の旅
等活地獄
黒縄地獄
衆合地獄
叫喚地獄
大叫喚地獄
焦熱地獄
大焦熱地獄
阿鼻地獄
渇愛の火
極楽
地獄の百面相
地獄に燃えている火は、人間の心の、意識もとどかない奥底にある命の力そのもの。これが私たちの心を燃え立たせ、さまざまな善と悪の行いへと駆り立てる。そしてそこに六道が現れる。

欲望の火が悪心として現れ、他人を害し苦しめるときに現れる地獄道
卑しい貪りに浸る餓鬼道
淫、食の本能のみに従い、それを恥とも思わない畜生道
ひたすら怒りに身を委ね、闘争を喜ぶ修羅道
心に愛の幻を描き、その充足を求めて善と悪を行う人道
快楽に恵まれるが、やがて失う苦しみにもだえる天道
地獄は嫌じゃ。でも、嘘をいっぱいついたからなぁ。亡くなった母が言ってた。「お前は嘘つきだから・・・。いい子なんだけどねぇ」

だから、私が落ちる地獄は大叫喚地獄。私はそこで、鬼たちに舌を抜かれるんだ。そんでもって、グリグリされて、ペシペシされて、・・・アー、アー❢❢❢ 嫌だ、嫌だ~。
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「人間の欲望の火と智慧の光明はコインの裏と表のようなもので、別々のものではないよ、と言っている。目をつぶれ、すると見えてくるだろう。わが心の闇のなかにも、ときに光がさすということが・・・。」

これは、山折哲雄が、この本に送った言葉です。




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ジャンル : 本・雑誌

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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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