めんどくせぇことばかり 『イスラム国の正体』 黒井文太郎

『イスラム国の正体』 黒井文太郎

実際、とんでもない連中が出てきちゃった。

“アラブの春”と呼ばれることになる暴動がチュニジアではじまったのが、2010年12月。年が明けるとヨルダン、エジプト、バーレーン、リビア、シリア、イエメンと飛び火して、リビアとシリアでは内戦にまで燃え広がってしまった。それでも世界は呑気なもんだった。なにしろこの大変化を“アラブの春”などと、お花畑あつかいしてたわけだからね。

アサド政権は民衆の街頭デモを徹底した暴力で抑え込もうとしたらしいね。それが2011年の3月。あとは作用と反作用で、政府軍と反政府軍の内乱に拡大し、この本の著者によれば2014年12月現在において、「どちらかが圧倒的優勢ということもなく、よほどのことがなければ、このあとも長く内戦はつづいていくでしょう」とのこと。

デモ弾圧から約3年9カ月
内乱化から3年
死者20万、その多くが政府軍の無差別爆撃で殺された一般市民
人口2200万の半分近くが流民化

そんな狂ったような状況の中から、さらに狂った集団が登場したわけだね。『異教徒、あるいは自分たちが異端とみなした人々に対して、自分たちは生殺与奪の権を握っていると考えている(本書P8)』っていうんだから始末が悪い。そんな狂った連中がのさばれるのも、狂った環境があればこそでしょう。

『敵対勢力の捕虜の大量銃殺』
『支配地域一般市民の斬首処刑と晒し首、ネット上での公開』
『特定の宗派や部族を大規模に殺害、女性の性奴隷化、奴隷として売り飛ばし』


『イスラム国の正体』 黒井文太郎『イスラム国の正体』 黒井文太郎
(2014/12/09)
黒井 文太郎

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ー彼らを止めることはできるのか?ー
プロローグ  内戦が生んだ自称国家
第1章  殺しの軍団
第2章  「イスラム国」ーその出自と成長
第3章  怒涛の進撃
第4章  オバマv.s.イスラム国
第5章  イスラム国の知られざる実像
第6章  ネット戦略と海外ネットワーク
第7章  イスラム国はなぜ残虐なのか
第8章  イスラム国の今後
 エピローグ  「遠い国」で今、起きていること


でもさぁ。性奴隷にされた女性が本物の奴隷として売り飛ばされるっていうけど、誰が買うの?アラブ人じゃないの?イスラム教徒じゃないの?
AFPニュース 2014年07月17日
シリア難民少女、幼すぎる結婚が倍増 ヨルダン
http://www.afpbb.com/articles/-/3020849
(抜粋)
ヨルダンへ国外避難しているシリア難民の中で、貧困や性的暴力から身を守るために幼くして結婚する少女たちの数が倍増している。

「内戦が始まって以降、ヨルダンにいるシリア難民の少女の間では、幼くして強制され結婚する例が倍増している」という。そうした少女たちの48%は、自分よりも10歳以上年上の男性との結婚を強いられている。

しかもさぁ、彼女たちは湾岸諸国のオイルマネーで“花嫁”として買いたたかれているみたいだぞ。イスラム国の狂人が女性を奴隷として売り飛ばすのと・・・、いったいどうなの?

彼らのような狂人が存在を許される土壌が、そこにあるんじゃないかな。そうでなければ、世界一の美女とまで言われるシリア女性。そのシリアの女の子たちがオイルマネーで脂ぎった手で撫でまわされてるんだよ。16歳の少女が1000€だってさ。1€がだいたい140円だから、彼女たちは14万円です。オイルマネーにしてみれば、ただ同然で世界一の美女たちを撫でまわせるわけだな。あきたら女衒を呼んで“ポイ” ね。14万円だもんね。これ、国連難民高等弁務官事務所でもだいぶ心配しているみたいよ。


    




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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