『気力をうばう「体の痛み」がスーッと消える本』 富永喜代
こんな題名の本に、ついつい引かれてしまう。五十をとっくに過ぎてる私あたりの年齢なら、どっかに悪いところの一個や二個あったって当たり前。大病を患うことだって珍しくない。そんなことは分かってるんだけど、嫌になるのはこの“痛み”なんだよね。題名がすごいでしょ。『気力をうばう「体の痛み」がスーッと消える本』だもんね。はなっから“スーッと”痛みが消えるなんて思ってないけど、でも、ほんの少しでも良くなるなら・・・。「体の痛み」に、日夜、気力を蝕まれつつある私にしてみたら・・・、わらにでも何でも縋りたくなるわけです。
著者は貧乏で、医療の世界に何のコネも持たない漁師の町から医師を目指したそうで、そのために希望者の少ない場所を求めて麻酔医、つまり痛みの専門家になったんだそうです。そんな医者ズレしてない世間から患者を見ているこの人なら、もしかしたら私の股関節痛も和らげてくれるかもしれない、でしょ。そう思って目次を見てみたら、ありました。『股関節痛は「脳内道草散歩」でやわらげる❢』っていう項目が・・・。“わら”よりもよっぽど頼りになりそうじゃありませんか。
「股関節痛の延長線上には要介護状態に陥るリスク」があるって。うわ~、イヤだ~❢ほんのちょっと前まで、毎朝走ってたんですよ。さらに休みの日なら昼間は自転車で50キロ位こいでた時期もある。3年前まで勤務していた10キロ離れた職場には自転車で通ってたんだよね。
時々激痛に襲われて、それがとくに冬場は頻繁になってきて、走らない日、自転車こがない日がだんだんと多くなってさ。家族たちも、そんなに痛いんなら走るのやめた方がいいって言うしね。当たり前だよね。まるっきり走らなくなった頃から、鈍い痛みをいつも抱えるようになった。もちろん激痛も頻繁になった。
夕方まで仕事をすると、もう、帰りたくてたまらなくなる。・・・痛くて。周りからどう見られているか、とても気になる。仕事がつらくなる。
これって、まさしく私の現状です。今の私は、“要介護”まっしぐら状態です。著者の助言に従おうと思います。「脳内道草散歩」をします。股関節に負担をかけないゆっくりした早さで歩きます。野の花を愛で、風を感じながら歩きます。でも、15分も歩くと股関節がけっこう痛くなります。今まではそれでやめました。でも、これからはそれでも歩きます。『脳は喜びを感じると痛みの抑制に関係する内因性オピオイドを分泌。痛みを感じにくくなり、歩行距離が無理なく伸びていくはずです』という著者の言葉を信じて歩きます。そう思って、もう上の写真のストック購入しちゃいました。
第3章で取り扱われている異常は以下のとおり。
『偏頭痛』、『慢性腰痛』、『冷え性』、『肩こり』、『腰部脊柱管狭窄症』、『股関節痛』、『手足のしびれ』、『耳鳴り、めまい、フラつき』

まずは第3章に目が止まったんだけど、でもこの本、全体を読んで意味のある本ですね。

一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
著者は貧乏で、医療の世界に何のコネも持たない漁師の町から医師を目指したそうで、そのために希望者の少ない場所を求めて麻酔医、つまり痛みの専門家になったんだそうです。そんな医者ズレしてない世間から患者を見ているこの人なら、もしかしたら私の股関節痛も和らげてくれるかもしれない、でしょ。そう思って目次を見てみたら、ありました。『股関節痛は「脳内道草散歩」でやわらげる❢』っていう項目が・・・。“わら”よりもよっぽど頼りになりそうじゃありませんか。
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時々激痛に襲われて、それがとくに冬場は頻繁になってきて、走らない日、自転車こがない日がだんだんと多くなってさ。家族たちも、そんなに痛いんなら走るのやめた方がいいって言うしね。当たり前だよね。まるっきり走らなくなった頃から、鈍い痛みをいつも抱えるようになった。もちろん激痛も頻繁になった。
夕方まで仕事をすると、もう、帰りたくてたまらなくなる。・・・痛くて。周りからどう見られているか、とても気になる。仕事がつらくなる。
運動不足は筋肉の衰えに直結。慢性的に痛くなった股関節の場合、動かさなくなったことで関節がかたくなり、可動域が制限され、ますます筋力が低下する廃用症候群となっていきます。 本書P114 |
第3章で取り扱われている異常は以下のとおり。
『偏頭痛』、『慢性腰痛』、『冷え性』、『肩こり』、『腰部脊柱管狭窄症』、『股関節痛』、『手足のしびれ』、『耳鳴り、めまい、フラつき』
まずは第3章に目が止まったんだけど、でもこの本、全体を読んで意味のある本ですね。


いきなり大失敗をしてしまいました。
その通りのミスを犯してしまいました。今、痛みに耐えつつも、心が萎えています。実践には、自分を見つめて痛みを管理する強い心が必要なようです。・・・連れ合いが、心の萎えた私を励ましてくれてます。
多くの人が「今日は調子がいいなあ」という日にやらなくてはいけないことを詰め込んでしまう。するとオーバーワークな一日となり、調子の良かった日のあとにひどく悪い日がやってきます。そこで、「やっぱり私は身体が悪いんや」と落ち込む。すると、心のストレスが痛みに影響し、好不調の波が悪い方へ収束されていく。 本書P145 |
その通りのミスを犯してしまいました。今、痛みに耐えつつも、心が萎えています。実践には、自分を見つめて痛みを管理する強い心が必要なようです。・・・連れ合いが、心の萎えた私を励ましてくれてます。
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