『どうせ死ぬのになぜ生きるのか』 名越康文
まだ三分の一ほどしか読んでないんだけど、今の気持ちを書いておこうと思う。「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」などという疑問は、今の自分にはない。過去に同様の疑問をいだいたことがあったかもしれないけど、別に克服したわけじゃないけど、提示されても関心を寄せたくなるテーマではない。「あなたは?」って言われたら、「死ぬまでの間は穏やかに生きていきたい」と答えるしかない。
だったら何でこの本を手にしたのかというと、前に読んだ名越康文さんの本に感銘をうけたことがあったんでね。最近ちょっと自分の心が荒んでいるのを感じていて、わかっていながら自力で解決できないでいるから。現状から脱却するための、ちょっとしたヒントに巡りあわせてもらえれば、そう思って・・・。
どうやら著者は、仏教に造詣が深く、行や瞑想に取り組んでいるということだけど、なんでもいいんだよね。神様でも仏さまでも、ゴッドでもアッラーでもね。中東やパリで起こっている事態は、・・・あれは宗教か?違うだろ。

いつの間にか、“怒り”に身を任せていたかな、私。それが“瞋”、これに加えて欲深さを表す“貪”、無知であることを表す“痴”、これを仏教では三毒っていうんだって。これこそが人が克服すべき煩悩だってさ。
ぴったんこカン・カン❢❢ ・・・そんでもって、あとは行と瞑想と方便ね。
『頓服薬としての行・・・「眼鏡を拭く」だけでも行になる』、『「私は怒っています」と唱える行と、アイロンがけの行』、『「水でシャワーを浴びる行」「木に抱きつく行」』
そんなのが第三章に書かれているんだけど、胡散臭いでしょ。でもね。やってみたのよ。著者の言うとおり。・・・効いたんだ、これが。たまげるよ。
著者のレベルには遠く及ばないが、仏教に関する知識は多少ある。教科書程度のものだけどね。私の場合はただそれだけ。著者は行や瞑想、方便によって、それを生活の中に取り込もうとしたわけだね。そして、こうすれば取り込めるんだよ、と。それが書かれたのがこの本ということ見たいね。
この本を読んだことで、自分が現状から脱却できるとは思っていない。でも、読む前よりちょっとだけ心が軽くなった気がする。そのうち何かと化学反応起こして、もっともっと楽になるかも・・・。

一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
だったら何でこの本を手にしたのかというと、前に読んだ名越康文さんの本に感銘をうけたことがあったんでね。最近ちょっと自分の心が荒んでいるのを感じていて、わかっていながら自力で解決できないでいるから。現状から脱却するための、ちょっとしたヒントに巡りあわせてもらえれば、そう思って・・・。
どうやら著者は、仏教に造詣が深く、行や瞑想に取り組んでいるということだけど、なんでもいいんだよね。神様でも仏さまでも、ゴッドでもアッラーでもね。中東やパリで起こっている事態は、・・・あれは宗教か?違うだろ。
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いつの間にか、“怒り”に身を任せていたかな、私。それが“瞋”、これに加えて欲深さを表す“貪”、無知であることを表す“痴”、これを仏教では三毒っていうんだって。これこそが人が克服すべき煩悩だってさ。
もちろん最終的には、この三毒をすべて払う必要があります。ただ、“貪”と“痴”はたいがい“瞋”と結びついていますので、“瞋”をしっかりと捉え、ターゲットにすると、自然と”貪”と”痴”にもアプローチすることができる。そういう意味で、“瞋”、すなわち「怒りを鎮める」ということが、日々の実践の中では中心として位置づけることができるのです。 本書P76 |
『頓服薬としての行・・・「眼鏡を拭く」だけでも行になる』、『「私は怒っています」と唱える行と、アイロンがけの行』、『「水でシャワーを浴びる行」「木に抱きつく行」』
そんなのが第三章に書かれているんだけど、胡散臭いでしょ。でもね。やってみたのよ。著者の言うとおり。・・・効いたんだ、これが。たまげるよ。
著者のレベルには遠く及ばないが、仏教に関する知識は多少ある。教科書程度のものだけどね。私の場合はただそれだけ。著者は行や瞑想、方便によって、それを生活の中に取り込もうとしたわけだね。そして、こうすれば取り込めるんだよ、と。それが書かれたのがこの本ということ見たいね。
この本を読んだことで、自分が現状から脱却できるとは思っていない。でも、読む前よりちょっとだけ心が軽くなった気がする。そのうち何かと化学反応起こして、もっともっと楽になるかも・・・。


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