『そうだったのか❢ 朝鮮半島』 池上彰
右は、1919年9月2日に当時の朝鮮総督斎藤実に爆弾を投げた独立運動家・姜宇奎(カン・ウギュ)の銅像の写真。2011年9月2日、当時の現場だったソウル駅広場に建てられた。 もちろん暗殺には失敗、護衛の警官と野次馬に37人の死傷者を出した。現場からは逃亡したものの捕まり、絞首刑となった。1962年に建国勲章大韓民国章が授与されている。 | ![]() |
![]() | 『そうだったのか❢ 朝鮮半島』 池上彰 (2014/11/26) 池上 彰 商品詳細を見る 日本はどうすればいいんでしょう? |
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朝鮮半島と言っても、本来、北は結構分かりやすいわけだよね。端っからイカサマ国家なんだから。問題は韓国。池上さんは、しっかり韓国の問題を、その《建国》にあり、と捕えてらっしゃいますね。よかった、よかった。
最初にあげた二人のテロリスト。韓国では英雄。
支那だのソ連だのアメリカだの、いろんなところからわけのわからない金もらって活動してた反日組織があちこちにあった。姜宇奎はウラジオストックか。
上海あたりの組織は、それぞれ内部抗争だの何だのと忙しかったらしいけど、李奉昌みたいな食い詰め者を日本に送り込んでテロを実行させていた。送り込まれた食い詰め者は、その前の関東大震災の時にも大活躍でしょ。
日本が戦争に負けた後、比較的まともだった呂運亨が暗殺されて、上海や重慶で支那にくっついて李奉昌みたいな食い詰め者を日本に送り込んでた金九がアメリカ帰りの李承晩に殺されてと、朝鮮民衆を放っておいて、外に逃げてたやつらが帰って来て殺し合いの権力闘争。そんなこんなのうちに大韓民国ができちゃった。
姜宇奎と李奉昌は、二人とも1962年に《建国勲章》を受けてんのね。併合時代も日本に抵抗してきたっていうのが建国に関わった権力者たちの存在意義だから、姜宇奎みたいな短慮者や、李奉昌あたりの食い詰め者まで英雄に祭り上げないといけないわけだよね。
![]() | ・・・日本から独立を勝ち取った?・・・抗日パルチザン? 正直、へそが茶を沸かします。姜宇奎像だの、李奉昌像だのと、像が好きだね。好きが高じてあちこちにみじめな花子像つくって、それこそ世界中に広めようとしている。まったく、いったい、日本はどうすればいいんでしょう。 |


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