めんどくせぇことばかり 『ドイツ大使も納得した、日本が世界で愛される理由』 フォルカー・シュタンツェル

『ドイツ大使も納得した、日本が世界で愛される理由』 フォルカー・シュタンツェル

内容に、著者の人柄があらわれている。このフォルカー・シュタンツェルさん。前駐日ドイツ大使の・・・。外務官僚として日本の大使にまで漕ぎつけた人だから、通りで一遍の人物であるはずはないんだけど、それでもフォルカー・シュタンツェルさんは基本的に人柄のいい、穏やかな、誰からも好かれる人物であることは間違いないだろう。

同時に、《はじめに》の冒頭でご本人が書いている通り、シュタンツェルさんが若いころから日本に惹かれ、祖国ドイツについで愛するようになったというのも、確かに疑いのないところのようだ。
『ドイツ大使も納得した、日本が世界で愛される理由』 フォルカー・シュタンツェル『ドイツ大使も納得した、日本が世界で愛される理由』 フォルカー・シュタンツェル
(2015/01/07)
フォルカー・シュタンツェル

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ー前駐日ドイツ大使の見た日本ー
1章  日本文化はおもしろすぎる
大使館にAKBがやってきた
日本語は繊細で美しい
欧米人が日本語を話すと喜劇が
日本人に宗教がないというのは誤解
ヤクザ映画みたいな関西人はいなかった
高齢化社会・日本は世界のお手本
日本の冬は足元が寒く、心が温かい
2章  日本とドイツの強い絆
皇太子殿下、二十四年ぶりのご訪独
公式、非公式の日独外交史
ドイツ科学を救った日本人
オクトーバーフェストってなに?
年末の第九はドイツ人兵士から
宮古島とドイツの独特な関係
赤坂の酒場で騒ぐドイツ人は私です
どいつで絶賛された東京の大使館
なでしこ世界一
3章  日本の政治は不思議だらけ
最初の印象は「被爆国」だった
政治家と官僚の関係は興味深い
隣国と和解するということ
敗戦国としての日本とドイツ
政治を「眺めている」若者の姿
国民の尊敬が大統領の要件
公邸の地下酒場に議員をご招待
政治家を支持する日本、政党を支持するドイツ
4章  魅力のある国を作る教育
国家を左右するのは判断力
日・独・中の教育改革
若者の海外旅行離れは本当か
心を育てる武道
勇ましいサムライ青年
《大使の休日》
5章  忘れがたき東日本大震災
ブログ開設のきっかけは大震災
被災地でのドイツ音楽コンサート
ドイツ人が胸打たれた日本人の強さ
震災と原発事故がドイツに与えた影響
ドイツ大使は板挟み
6章  もう一度日本で味わいたいこと
露天風呂
新鮮な魚
源氏物語
日本の四季と庭の風景
富士登山
鉄道
選挙戦
舞踏
ゴールデン街
醤油とハイテク
日比谷のダンスホール
日本でもう「味わいたくない」こと
番外編  シュタンツェル青年の日本留学日記

本誌の内容をより分かりやすくお伝えするために、目次の様子をちょっと詳しめに紹介してみた。耳に痛いようなことはあまり書かれていません。3章の《日本の政治は不思議だらけ》あたりでは、いろいろと感じてらっしゃることもあるんでしょうけどね。そういうことのために書かれた本ではないということでしょうし、日本の問題は日本人が考えて行けばいいというスタンスなんじゃないかな。

2章の《日本とドイツの強い絆》には、いろいろと興味深い話があった。オイレンブルク伯爵と安藤信正の話とか、江戸時代の日本にやってきたケンペルやシーボルトの話、高松の坂東捕虜収容所の話や星薬科大の創設者星一の功績とかね。もしも本腰を入れてそれらの話を書けば、かなり読み出のある本ができあがったろう。自分としては、そっちの方がよかったんだけどね。

でもこの本は、東日本大震災を一つのきっかけに、日本人に寄り添うことを目的に開設されたブログの内容が元になっているということなので、逆にこういう軽さが必要なわけですよね。そう思って、日本に寄り添ってくれるヨーロッパの友人を感じながら・・・、そんな気持ちで読めばいい。

でもね、ドイツ君。ドイツ君とフランス君の仲直りの話が書かれてるけど、君が言うとおり、それは参考にはならないよ。あまりにも事情が違いすぎる。“おんなじ敗戦国”であることは事実だけど、日本が米英支ソ君たちと戦った事情は、ドイツ君とはあんまりにも違いすぎるよね。・・・まあ、これ以上はいいよね。






    


 



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ジャンル : 本・雑誌

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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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