めんどくせぇことばかり 『古代史は知的冒険』 関裕二

『古代史は知的冒険』 関裕二

関裕二さんの古代史の謎解き仕事は、どうやら新しい段階に入ったようだ。そういえば、このところ『新史論シリーズ』やら、『古代史謎めぐりシリーズ』、『古代史紀行シリーズ』といった、どこか肩の力の一つ抜けた仕事が目についた。
肩の力が抜けたといえば、この本は二つくらい抜けている。すでに余裕すら感じられる。そんな本です。なにしろ、“はじめに”のはじめのひと言がすごい。
古代史は、簡単に解ける❢❢ 誰もが、すぐに古代史を理解できる❢❢
ちょっと、まあ、ここまで言っちゃうと、専門の学者さんたちも、何らかの形で反論しないとまずいだろう。・・・反論は危険かな。“藪をつついて蛇を出す”ことになりかねないもんね。そんのくらい、私も関さんのいうことに納得している。

この本は『今まで見過ごされてきた、古代史を理解するための貴重なヒントを見つけるための20のコツ』を、関裕二さんが伝授してくれているもの。

『古代史は知的冒険』 関裕二『古代史は知的冒険』 関裕二
(2015/01/06)
関 裕二

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ー甘樫丘に登る道は“意外な歴史”に通じているー
第一章  明日香風を感じよう
コツその1  なんといっても甘樫丘に登ってみることだ。大和地を歩き回ることだ。
コツその2  『日本書紀』を読んでみよう
コツその3  一度先入観を捨ててみよう
コツその4  古代史は知的冒険でもあると知ること
コツその5  聖徳太子を徹底的に疑ってかかる
第二章  神道と日本人
コツその6  神と鬼を知ろう
コツその7  神道の胡散臭さに気づいたらしめたもの
コツその8  神社に参拝しよう
コツその9  自分の国を好きになること
コツその10  権威を疑ってかかる面白さ
第三章  謎解きは、こうやってやる
コツその11  派閥の流れを追う
コツその12  名探偵になった気分で
コツその13  一つの嘘を見つければ芋づる式
コツその14  自分なりの仮設を立ててみる
コツその15  好きなキャラクターを咲かずのはいかが
第四章  日本の美に目覚める
コツその16  仏像にはまってみるのもひとつの手
コツその17  日本の美意識に気づくこと
コツその18  芸能の美しさと恐ろしさに触れよう
コツその19  良い本に巡りあうこと
コツその20  うんちくを人に自慢してみること・・・
究極の極意(関裕二を信じること)  
・・・究極の極意は、すごいところにありましたね。でも、関さんの本を読み始めて何年になるかな。その間、楽しませてもらった。私の人生は、関さんの本を読んだおかげで、おそらく読まなかった場合の何倍も愉快なものになった。

関東に住んでいて、経済的にも余裕があるわけじゃない。そうそう、奈良にも入り浸れない。でも、なんどか、明日香の風を感じながら大和を歩いた。甘樫丘に登った。一番思い出に残ってるのは、明日香を家族で回れたこと。おそらく私の人生の中で、一番幸せな瞬間だった。私の意識は、大和から去ることができなくなった。

歴史は、今を生きるために勉強する。どう生きるべきかを考えていくために勉強する。日本とは、日本人とは何者なのかを知ることは、不可欠である。その思考の傾向、行動様式を知ることは明日の予測につながる。先祖の思い、大切にしてきたものを知ることは、良質の国土愛を育成する。
先日、以前に書いた記事を焼きなおして関さんの仕事に一つを紹介した。『日本人はなぜ震災にへこたれないのか』という本だ。素晴らしい仕事だと思う。この本は、どうも謎解きの興奮の伝授に力が入りすぎているようにも感じるが、第二章、第四章は、日本の、そう言った側面に触れている。

森『日本は天皇を中心とした神の国』という発言をした総理がいた。森喜朗総理だ。この発言を叩かれ、急速に支持率を落とし、森元首相はこの発言の半月後には衆議院を解散するに至る。これが二〇〇〇年かぁ。今ならどうだろう。この件、関さんがこの本の第二章に書いている。
『天皇は神である』・・・その通り。森元首相の言ったことはまったく間違ってない。森本首相も、関さんのように“注”をつければよかったかもしれない。
『日本は天皇を中心とした神の国である。(注)神は鬼であって、大自然そのもの』






    


 


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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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