自由に《従軍慰安婦》を語る(覚書)『いよいよ、日本の時代がやって来た❢』 日下公人
《従軍慰安婦》について語るということは、つまり「韓国人の嘘を暴く」ことである。相手の卑劣をあげつらう。まぁ、あんまり気持ちのいいもんじゃない。だから、「まあまあ・・・」と言って済ませてきた。そう言って済ませてきたら、相手が図に乗っちゃった。それをてこに、日本から金をむしろうとした。「うんうん・・・」と言って済ませてきたら、「もっともっと・・・」ってね。「もう終わったことなんだから・・・」ってはねつけたら、日本大使館前に気持ちの悪い“花子像”が作られた。そして、“花子”はアメリカに渡った。・・・んん?・・・赤い靴はいてたかどうかは知らないけど。
日本にしてみれば、もともとたいした問題じゃない。取り上げれば、傷つくのは韓国人であるのはみんな知ってた。でも人間って、チャンスのときほど、自分の足元が見えなくなるんだよね。大騒ぎしてる韓国人も、ここぞとばかり日本たたきしてきた日本人も・・・。
「それを言っちゃあおしめぇよ」・・・この言葉、最初、自分のブログの題名にしようかと思ってたんだけど、まさしく「それを言っちゃあおしめぇよ」の世界ですね。
この文章の後に、著者もあらためて書いているけど、併合前の朝鮮の人々は本当に貧しかったからね。併合下、旧来の身分制は表面的には廃止される。経済状況も良化はするが、身分制下低階級の貧しさは依然として生易しいもんではなかった。どうせおんなじことするんだから、稼ぎになった方がいいに決まってる。・・・で、そうして稼いだわけだ。・・・で、みんな喜んで丸く収まったわけだ。
ところが、戦中に慰安婦として稼いだ人々は、いわば、“親日利得者”ということになるわけですよね。莫大な稼ぎで丸く収まったはずのものが、後からそうはいかなくなっちゃった。やれ、どこの出身で身分は云々だとか、どこどこの誰それが親戚にいるはずだとか、なんたらかんたらという風にさらされて・・・。朝日新聞が水向けてくれたもんだから、“日本の恐ろしい顔をした兵隊に無理やり・・・” なんてところで落ち着いちゃってさ。
あ~あ、著者の言うところが面白い。『藪をつついて蛇を出すとはこのことだが、韓国の正体は日本人の想像を超えているのではないかと思う・・・』
止める桜の手を振りほどいて柴又を出ていくのは勝手ながら、“悪かった” と思うからこそ、寅さんも盆か正月には『思い起こせば、恥ずかしきことの数々・・・』とはがきを出す。“日本人の想像を超える彼ら”には、そんなはがきは期待しませんが・・・。

一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
日本にしてみれば、もともとたいした問題じゃない。取り上げれば、傷つくのは韓国人であるのはみんな知ってた。でも人間って、チャンスのときほど、自分の足元が見えなくなるんだよね。大騒ぎしてる韓国人も、ここぞとばかり日本たたきしてきた日本人も・・・。
![]() | 『いよいよ、日本の時代がやって来た❢』 日下公人 (2014/12/22) 日下公人 商品詳細を見る ー2015年〜日本と世界はこうなるーばくだ |
従軍慰安婦についての私の考えを言ってしまえば、日本人の朝鮮人理解には二つのことが欠けている。第一に、戦前の朝鮮は非常に貧しかった。それは想像を絶していた。第二に、住所を聞けばすぐにわかってしまうすごい差別があった。従軍慰安婦になった女性は、大抵はそういった被差別部落の出身である。 そういう被差別部落に入って行って「いい儲け話があるぞ」と言って女性を募集して歩けるのは、現地の人以外にはありえない。そこに入って行って「うまい話があるよ、お嬢さん、どう?」などということができる日本人はいるわけがない。また、実際は現地人がやってくれるから行くまでもない。だから、強制性の有無などというのは何を言っているのかと思う。 本書P49 |
この文章の後に、著者もあらためて書いているけど、併合前の朝鮮の人々は本当に貧しかったからね。併合下、旧来の身分制は表面的には廃止される。経済状況も良化はするが、身分制下低階級の貧しさは依然として生易しいもんではなかった。どうせおんなじことするんだから、稼ぎになった方がいいに決まってる。・・・で、そうして稼いだわけだ。・・・で、みんな喜んで丸く収まったわけだ。
ところが、戦中に慰安婦として稼いだ人々は、いわば、“親日利得者”ということになるわけですよね。莫大な稼ぎで丸く収まったはずのものが、後からそうはいかなくなっちゃった。やれ、どこの出身で身分は云々だとか、どこどこの誰それが親戚にいるはずだとか、なんたらかんたらという風にさらされて・・・。朝日新聞が水向けてくれたもんだから、“日本の恐ろしい顔をした兵隊に無理やり・・・” なんてところで落ち着いちゃってさ。
あ~あ、著者の言うところが面白い。『藪をつついて蛇を出すとはこのことだが、韓国の正体は日本人の想像を超えているのではないかと思う・・・』
止める桜の手を振りほどいて柴又を出ていくのは勝手ながら、“悪かった” と思うからこそ、寅さんも盆か正月には『思い起こせば、恥ずかしきことの数々・・・』とはがきを出す。“日本人の想像を超える彼ら”には、そんなはがきは期待しませんが・・・。


- 関連記事
-
- 金の切れ目が・・・『中国崩壊で日本はこうなる』 宮崎正弘 大竹愼一 (2015/04/12)
- 対日戦勝70年(覚書)『岡田英弘著作集 第四巻 シナとは何か』 (2015/04/06)
- 自由に《従軍慰安婦》を語る(覚書)『いよいよ、日本の時代がやって来た❢』 日下公人 (2015/03/24)
- 『岡田英弘著作集 Ⅴ現代中国の見方』 (2015/03/09)
- 人間不信は支那人の基本原理(覚書)『岡田英弘著作集 Ⅴ現代中国の見方』 (2015/03/07)