めんどくせぇことばかり 『よみたい万葉集』監修 村田右富実
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『よみたい万葉集』監修 村田右富実

万葉集からっきしビギナー小雀の鳥子ちゃん。“万葉集を読んでみたい”というあやふやな一心から、春日山に住む万葉集専門家の鹿のふん・・・いやいや、鹿先生のもとを訪ねる。

目付きの悪い鹿先生だけど、割といい人、・・・いや鹿。声に出して“詠んで”みることで、意味だけじゃわからないリズムや響きの面白さが楽しめるなんて、・・・なにせ、お相手はビギナー小雀の鳥子ちゃんですから、みなさんも遠慮なく、大きな声で“詠んで”みましょう。

一番最初に「万葉集の基礎」っていう項目があって、名前の由来とか、歌の数とか、・・・でもそれもほんの見開きのニページだけ。目付きの悪い鹿先生だけど、教えてくれるのは難しい解釈の話とかじゃなくて、あくまでも歌の楽しみ方。いろんな楽しみ方を紹介することで、それぞれの人がそれぞれお好みの詩を見つけられるように・・・ということのようだ。鹿先生ご自身がおっしゃってます。
正面からきちんと入って難しことを勉強するのではなく、裏口からひょっこり入って気楽に万葉集に触れる。そんなきっかけになったでしょうか。

だから堂々と、裏口から入りましょう。

『よみたい万葉集』監修 村田右富実『よみたい万葉集』監修 村田右富実
(2015/02/27)
松岡 文、まつした ゆうり 他

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ー自分の好きな歌を見つけようー
ストレートに歌に対する興味はもちろんあるんだけど、私はそれ以上に歴史的側面からのアプローチが大好き。この本は真っ向国語的アプローチなので、そういう意味ではちょっと物足りなくはあるけどね。でも、絵が良いんでびっくり❢・・・ええと、・・・“まつしたゆうり”っていう人だ。DSCF2552.jpg
はじまりの物語
万葉集 基礎のキソ
《相聞》、《装》、《鳥》、《笑》、《無常》、《夢・おまじない》、《恋》、《酒》、《旅》、《挽歌》、《別格》
ー万葉新聞ー、ーもっと楽しむ❢万葉集ー
おわりの物語
監修者の言葉
あとがき

上記目次の「万葉集 基礎のキソ」のあとにある、《相聞》に始まり《別格》に至る言葉、この言葉をテーマとして、歌が紹介されている。最後の《別格》はビギナー小雀の鳥子ちゃんの見つけ出した“別格”みたい。以下の三首が紹介されている。
春の野に すみれ摘みにと 来し我そ 野をなつかしみ 一夜寝にける

我がやどの いささ群竹 吹く風の 音のかそけき この夕かも

天の海に 雲の波立ち 月の舟 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ 

あれあれ、一点変なお言葉を発見。《磯城島の 大和の国は 言霊の 助くる国ぞ ま幸くありこそ》っていう人麻呂の歌の簡単な解説なんだけど、『言霊の助けなんて、最高のお守りですね』っていう鳥子ちゃんのひと言に対して鹿先生は、『それを真っ向から信じていたといは思えないけどね』って、先生。そりゃないんと違いますか?




    




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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