めんどくせぇことばかり 日本の歴史もファンタジー(覚書)『経済で読み解く大東亜戦争』 上念司

日本の歴史もファンタジー(覚書)『経済で読み解く大東亜戦争』 上念司

アメリカスタンフォード大学の研究グループが日本、支那、韓国に自国アメリカと台湾を加えた各国の歴史教科書を研究したことがある。その結論の一つとして有名になった言葉が、『歴史は日本では「ヒストリー」だが、中国では「プロパガンダ」、韓国では「ファンタジー」である』という話しである。

「よく言ったもんだなぁ」と思っていたら、この本の著者は日本の歴史教科書でも、ある部分から突然ファンタジーが始まっているという。

言論の自由が認められれ、普通選挙が実施され、二大政党制による政権交代が何度か行われた戦前の日本で、ある日突如、“軍部が台頭し、暗黒政治が行われるようになり、議会も政府も軍の言いなりになった。日本はアメリカとの無謀な戦争に敗れ、東京裁判により軍部は裁かれ、日本は民主主義の国になった”という部分を言うならば、たしかにその通り。

その部分の歴史は、・・・巧妙に書き換えられた。その部分に付随する様々な部分と一緒に・・・。そんなわけでその部分に関しての日本の歴史は、支那のようにプロパガンダであるはずはないが、韓国のファンタジーには決して引けをとらない。

実はその部分が味噌で、日本のその部分の歴史がファンタジー化したせいで、韓国の歴史がファンタジー化を許してしまったわけだな。


『経済で読み解く大東亜戦争』 上念司『経済で読み解く大東亜戦争』 上念司
(2015/01/24)
上念 司

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ー「ジオ・エコノミクス」で日米の開戦動機を解明するー

右は、噂の実教出版の『高校日本史B』だ。

ファンタジーの主役は“軍部”。その“軍部”の初出は、《第9章 15年戦争と日本・アジア》・・・この章題自体がとてもファンタジー・・・「1 侵略戦争への序幕」ー幣原外交と中国ー。蒋介石による北伐進行の部分。
蒋介石を総司令とする国民党軍は、1926年から各地の軍閥を打倒して中国を統一するために北伐を開始し、翌1927年4月には上海を支配した。その後蒋介石は、4・12クーデタで国共合作を解消させ、南京に国民政府をつくり、北伐を再開した。北伐の急進展によって日本の権益がそこなわれると主張する軍部・財界・政友会は、中国への内政不干渉をかかげる幣原外交を「軟弱外交」と批判した。


上述の通りで言うならファンタジーは《第4編 近代 第9章 15年戦争と日本・アジア》から、《第5編 現代 第10章 戦後改革と高度経済成長》の中の前半くらいか。・・・でもね、この教科書の場合はちょっと違うんだよね。

この教科書は、日本のその部分の歴史がファンタジー化させた人たちの後継勢力で、ファンタジーを維持発展させようとする主流派で、ファンタジーから最大の恩恵を受けた勢力。そのため、“隙あらば・・・”と、ファンタジーは全編に及ぶ。恐るべき本だ。

しかし、このファンタジーの背景にこそ、“第一次世界大戦が終わった段階において、もっとも戦争から遠い位置にいると思われた日本が、なぜもっとも悲惨な戦争に引きずり込まれたのか”が隠されている。この本の著者も言っている。『これこそが、本来歴史教科書が徹底的に追求し、全ての国民に知らしめなければならない問題なのです』

現在存在する歴史教科書のほとんどは、日本人をその真実から遠ざけるために存在する。なかでも、実教出版『高校日本史B』は、もっとも質の悪い確信犯である。





    




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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