めんどくせぇことばかり 『なぜか心ひかれる日本の奇妙な絶景50』

『なぜか心ひかれる日本の奇妙な絶景50』

なんだ? 一体何なんだ、この光景は・・・。きれいとか、美しいとかっていうのとは、なんだかちょっと違う。きれいじゃないとか、美しくないわけじゃない。きれいだし、美しいけど、・・・同時に、どこかあやしい。この女にハマると、まかり間違うと身を持ち崩す。大雪山高根ヶ原の紅葉、南アルプス山麓のひまわり畑、北アルプスの白陵にたなびく鯉のぼり、中綱湖の妖艶なオオヤマザクラなんて、まさにそう。

この中には、人工物も収められている。五稜星の夢、地下神殿ともいうべき首都圏外郭放水路、引きづりこまれそうな梶ヶ谷隧道の美しすぎる赤レンガ。
祭りの光景もやっぱりそうだよね。妖しく美しい。どうにも私には、夜の祭りにその傾向が強いように思えるんだけどね。その魅力に抗うのは不可能だ。宮古島の厄除け行事パーントゥ。飛騨古川の狐の嫁入り。

写真はこの本には乗ってないけど、私の故郷の祭りだよ。私たちは「お祭り」とか、「夜祭」って呼んでる。
夜祭


『なぜか心ひかれる日本の奇妙な絶景50』『なぜか心ひかれる日本の奇妙な絶景50』
(2014/11/07)
渋川 育由

商品詳細を見る
ーなんだ?これは・・・ー

う~ん、確かにあるよね。妖しい美しさ。この本を手にしたのは、私のふるさとの山が載っていたから。武甲山という山なんだけど、石灰岩で出来た山でね。それが仇になって削られちゃいました。神さまの山なのに・・・。右の写真は、私が子供の頃の武甲山。写真には写ってないけど、もっと右手の方は一日二回の発破で結構削られてた。武甲山 
武甲山2正面北側斜面を削り始めたのは18歳の頃か。ちょうど秩父を出る年だった。その頃から、左の写真のように、武甲山はみるも無残な姿に・・・。でも、心のなかでは、最高の山なんだ。
それが、この本の中に取り上げられてた。日本の、50の奇妙な絶景の一つとして。20年ほど前か。武甲山の麓にある羊山と呼ばれる丘陵地に植え付けられた芝桜が評判になった。生前、父がその事業の一端に携わっていて、喜んでいた。

その光景と一緒になって、人間の力によって一つの山がこのように姿を変えた。おそらくこの写真を採用した人は、豊かな自然環境の中に確実に刻まれていった人の営みに「奇妙なまでの絶景」を感じ取ったんだろう。私は違う。ただ、武甲山。ああ、武甲山。

瀬戸大橋を見学した時、その橋脚の巨大さに驚いた。武甲山が削られていった理由が、身にしみた。そこに武甲山の神が分祀されているかのような思いさえした。
身を持ち崩したくなければ、妖しい女には近づかない方がいい。でもね、そうとは知らないうちに抜き差しならないところまで行っちゃってるからこそのいい女なんだよね。そんな絶景がいっぱいです。









にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
関連記事

テーマ : 最近読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ

国連やNGO、他国による中途半端な「人道介入」が、戦争を終わらせるのでなく、戦争を長引かせる。

無理に停戦させても、紛争の原因たる火種を凍結するだけだ。

本当の平和は、徹底的に戦ったあとでなければ訪れない。
これから出る本










































当ブログ内人気図書 
















































カウンター
カテゴリ
ブロとも一覧
アジシオ次郎の時事原論
はりこのはやしや 
ハシビロコウ
素足のアイドル達
うさぎ屋の四方山話
わくわく株式投資
プロモデラー林哲平のジャンクロボット創作ブログ『ケルバーダイン』
大好き!グラビアアイドル!
伊織のブログ
Re:BAD TASTE♥
QWERT 5w1h
「伝わる技術」オトデザイナーズ・坂本真一
歌と知恵でハッピーライフ^^
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本










































検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
最新記事
応援して下さい