めんどくせぇことばかり 『中国崩壊で日本はこうなる』 宮崎正弘 大竹愼一

『中国崩壊で日本はこうなる』 宮崎正弘 大竹愼一

なにがすごいって、表紙がすごい。『中国崩壊で日本はこうなる』って題名だけだって強烈なのに、《貨幣論に無知な中国に通貨戦争を仕掛ける米国》でしょ。それから、《「日経平均4000円に大暴落↓」(大竹)VS.「織り込み済みで2万円に暴騰」(宮崎)》でしょ。《政府紙幣を発行すべしでしょ。加えて、《道連れ韓国・北朝鮮》ですよ。あっ、抜かしてた。なにより[大激論]もね。・・・なにか、とんでもなく不吉なことが始まりそうな表紙ですね。とりあえず読んどかないと、って思わせます。

題名効果だけじゃない。何かが始まってるのは間違いない。“何か” なんて言ってる場合じゃない。それはわかっている。始まっているのは“終わり”。それも、とんでもない“終わり”、とてつもない“終わり”、絶対巻き込まれてはならない“終わり” だ。そう、かつては一度、巻き込まれてとんでもない目にあってしまった“終わり” でもあった。
『中国崩壊で日本はこうなる』 宮崎正弘 大竹愼一『中国崩壊で日本はこうなる』 宮崎正弘 大竹愼一
(2015/01/27)
宮崎 正弘、大竹 愼一 他

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ー貨幣論に無知な中国に通貨戦争を仕掛ける米国ー
第一章  「香港動乱」幕引き劇の舞台裏
第二章  世界中の鼻ツマミものの中国人の呆れた行状
第三章  中国崩壊で日本はどれだけ損をするか
第四章  古くて新しい中国が抱える大問題
第五章  中国の仕打ちにまだ懲りない日本企業
第六章  中国が戦争を仕掛ける“対戦相手国”
第七章  ロシアと朝鮮半島でいま何が起きているのか?
第八章  自壊が始まった戦後レジームと日米関係

結論はおんなじだけど、そこまでの道程は、長谷川慶太郎さんの言っていることとちょっと違う。

一番の違いは、習近平がどの程度、軍を抑えているかどうかという点あたりかな。北朝鮮の張成沢が粛清された事件があったよね。長谷川さんはあの事件を、金正恩が北京政府に示した忠誠の証と書いていた。北京政府でさえ口出しを躊躇していた瀋陽軍区という存在が、シャドーバンキングの処理を巡って習近平に掌握された。北朝鮮はそれ以前、北京政府よりも瀋陽軍区に服属していたというのだ。その瀋陽軍区へのつなぎ役が張成沢だった。その張成沢を粛清することで、金正恩は北京政府への忠誠を示したと、長谷川さんは書いていた。・・・ような気がする。

この本の中で宮崎さんは、「中国政府のカウンターパートナーであった張成沢を金正恩は粛清してしまった」と書いている。張成沢が金正恩の意志以上に“中国政府”に接近しすぎた、というような流れで説明している。

私なんかに判断はつかないけど、そのへんの違いは、“中国崩壊”の有り様に、微妙な違いとなって現れてくるだろう。

第六章『中国が戦争を仕掛ける“対戦相手国”』・・・強烈だけど、確かに想定しておくべきだよね。間違いなくあるでしょ。そしてやっぱりそれは、あの国・・・、でしょ。

アメリカが日本に配備したオスプレイ。反対運動も商売みたいなもんなんだろうけど、航続距離が長くてヘリコプター同様の小回りがきく。アメリカ軍も、必要もないものをわざわざ反発を招く目的で日本に配備するなんてことありえないよね。オスプレイの日本配備って、近い将来その必要が生まれるってことだよね。大陸奥地にいる邦人(アメリカ人)救出だよね。
fukuda.jpgごめん、言い忘れた。こんな状況の中で支那に巻き込まれるべきだと活動している有力政治家の方々がいらっしゃる。福田康夫は支那が主導する「アジアインフラ投資銀行に日本が参加しない理由はなにもない」とか言ってるし、二階俊博は三千人の政財界人を率いて習近平に朝貢しようとしている。・・・どうする、こいつら・・・二階





    


 


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イーグルス16 羊くん

こんばんは。

はじめてコメントさせていただきます。
まず、管理者の方はイーグルス16さんと羊くんのお二人でしょうか。
失礼があったら許してください。

記事は大変、面白く読ませていただいています。

最近は忙しく、なかなか本を読む時間がとれないため
他の方の本の紹介と感想はとても新鮮です。

これからもよろしくお願いいたします。

シンザ さま

コメントありがとうございます。

イーグルス16です。実は羊くんの部分には、昨年までは、娘の作った干支の張り子を使ってました。少しでも貧乏張り子作家を助けようとしてたわけです。

それが今年、出産と子育てで干支張り子を作ることができず、私が近所の動物園の羊の写真を撮ってきてごまかしたわけです。

世の中なんてそんなもので、すでに本質を失っている現象が、まるで本質であるかのようにそこに存在・・・。

屁理屈はともかく、今後とも宜しくお願い致します。

ありがとうございました



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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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