めんどくせぇことばかり イスラム国をどう捉えるか

イスラム国をどう捉えるか

『世界史の教科書』 洋泉社MOOK
(2015/03/04)
洋泉社MOOK

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ーいまと明日を見通すための・・・ー


この本はかなりいい本である。世界史は、本来当然のことなのであるが、今を、そして明日を語るためにこそある。その姿勢を、この本は忘れていない。そして今、『なぜ、あの事件・紛争は起きているのか?』を副題とするなら「イスラーム国の正体」を語ることは、本書の中でもかなり力が傾けられなければならない問題である。

最初に感想を言う。・・・この本は、“世界史” という言葉にとらわれすぎた。報道の中に現れる「カリフ」、「ジズヤ」、「奴隷制」などの言葉に、あまりにもとらわれてしまった。
 イスラーム教が誕生したのは7世紀のことで、創始者はアラビア半島のメッカ出身のムハンマドです。イスラム教では彼を、「最後にして最大の預言者」「諸預言者の封印」と位置づけています。ちなみに最初の預言者は、人類の祖アダムとされています。
 預言者とは神から天使を通じて下された言葉(啓示)を人々に伝える役目を負わされた者。一時的に啓示を預かることから、預言者と呼ばれました。
本書P42
・・・これに続き、ムハンマドの後継者としてカリフと呼ばれる存在が信者の共同体を導いたと、カリフに係る説明が続く。その地位は正統カリフ、ウマイヤ朝、アッバース朝と引き継がれ、その滅亡後は血縁者を擁立したマムルーク朝に引き継がれた。その滅亡(1517)によってカリフは途絶え、オスマン帝国末期に復活。最後は1924年、トルコ共和国議会でカリフ制の廃止が決議されて、カリフ制は消滅した。・・・と、説明は続く。

教科書的な理解は現状認識の土台となる。それなくして現状認識は不可能である。しかし、だからといって、アラブに、イスラムにばかり目を向けるのは片手落ちである。この本では、それ以前に中東の現状に係る分析もあるのだが、それでも少々不足に感じる。

『イスラム教徒への大疑問』                                                   
経団連21世紀政策研究所アナリスト イスラム教徒 佐々木良昭

プレジデント社
ーイスラム教徒16億人の100%リアルな実像ー

その点、こちらの本の視点は、極めて鋭く、しっかりしている。しかし、本来はそんなに大した問題じゃない。現代世界は、欧米が作り上げた世界であるということだ。善かれ悪しかれ・・・、ね。
 映画『ランボー3』で言えば、ラストシーンで馬に乗った兵士の集団がランボーの助っ人とツィて駆けつけるが、あの兵士集団がムジャヒディーンだ。彼らはソ連軍撤退のあと、「アルカイーダ」という組織を作る。ビン・ラーディでお馴染みの先頭集団だ。
 お気づきのように、タリバンにしろ、アルカイーダにしろ、アメリカからすると当初は歓迎すべき組織だった。その代理戦争を引き受けた組織だという味方もできよう。
 アルカイーダのメンバーは、ソ連軍が撤退するとアフガニスタン国内における存在意義がなくなってしまったため、それぞれの母国に帰って行くことになった。
 彼らは当然、英雄として歓迎されると思っていたはずだ。ところが、英雄として迎えられるどころか、彼らを待っていたのは、「危険分子だ!」として逮捕され、投獄されるという迫害の現実だった。
 その結果、彼らは地下に潜り、反政府活動をしていくことになる。
 そして起きたのが、本書でもたびたび紹介している『アラブの春』だ。
 アメリカは様々なノウハウを教え、アラブ人同士を戦わせた結果、チュニジア、エジプト、リビアで革命を成功させた。
本書P233

これ以上書かなくてもお分かりいただけると思う。タリバンも、アルカイーダも、イスラム国も、欧米が、望んで育て上げた鬼っ子だ。この本はイスラム教徒である著者が書いた本だからだろうか、今の世界を主導しているのが何者であるのかという視点をはっきりと持っている。

現代世界の成り立ちに対する理解は、世界史的知識に優先する。いや、現代世界の成り立ちに対する理解なくして、世界史的知識は無意味だ。そして、第一次世界大戦が戦われた時期から、第二次世界大戦、戦後世界が構築されていく中で、それは大きく書き換えられていった。民主主義的装いに・・・。しかし、装いを変えても、本質は変わらない。

日露戦争に勝利した日本は、有色人世界に希望を与えた。パリ講和会議では、国際連盟規約に人種差別禁止条項を盛り込むよう提案しさえした。・・・。その後、突然、日本は何をやっても上手く行かなくなる。不自然に追い詰められて、排除されていく。やむなく戦争に駆り立てられていく日本の姿が、アラブに重なって仕方がない。





    




 


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うちの納戸の食料品置き場は、さばの水煮、味噌煮はじめ、安い缶詰がゴロゴロしてる。缶詰は工場商品だから、天気に左右されたりしないしね。とくに魚系は缶詰じゃないと、毎日食べるってのは難しい。100なんぼで買ったの缶詰を、家族四人の朝飯のおかずの一つにできれば、これは安上がり。

トマト缶なんかもそうだけど、栄養面で、フレッシュにそう劣るわけでもないって聞いたよ。

DSCF2598.jpg 右は我が家の常備菜の一つ。“我が家” といっても私が作って、私が食ってる言わば私の常備菜、《さばのそぼろ》です。そのままご飯にかけたり、納豆に混ぜたりしてる。

チャーハンなんか作る時は、卵に刻みネギに、このさばそぼろを混ぜれば形が整う。もしも、菜っ葉系の漬物があれば、きざんで混ぜ炒めれば、絶品です。
もとの姿は、一個120円のさば水煮缶詰。上出のタッパのさばのそぼろは、さば水煮缶詰二つをフライパンで二十分ほど水分飛ばして炒ったもの。塩、甘み(うちの甘みは全て甘酒)、ごまを適当に加えてあるだけ。DSCF2597.jpg
水煮と入っても、もともと十分な味が付いているからね。右のさば味付け缶詰(みそ煮です)でも問題なくうまいけど、水煮のほうが飽きが来ないかな。《さばのそぼろ》そのものも瓶詰めとかで売ってるけど、味、量から考えて、半値以下で済んでるはず。・・・ご飯にかけるだけで、孫が喜んで食うんだ。
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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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