『晩酌』 有元葉子
いい表紙だね。中の写真もいいんだよ。
ただ、その分、折敷や器、徳利、ぐい呑と、“晩酌”というにふさわしいものが並ぶ。「せめてそこにはこだわりたい」・・・っていうのはわかるんだけどね。

もう一つこの“晩酌”がこだわっているのが《料理の手法を変える》ってこと。《そこいらにあるもので、ちゃちゃ》だからこそ、《晩酌スタイルくらいは整えて》ってのに加えて、《料理の手法を変える》。
調理法ー茹でる、炒める、焼く、揚げる、、煮る、蒸すーを変えたり、味付けー塩味、醤油味、味噌味、ピリ辛味、甘酢味などーを変えて楽しむってこと。
これがこの本のポイントかな。
季節別に並べてみた。やっぱり季節を食うって感じはいいよね。本の中では、たとえば、茄子。茄子なら茄子で、さっきのゆでびたしの他、揚げ茄子大根おろしあえ、同じく揚げ茄子のごまよごし、茄子と茗荷の味噌炒め、茄子の梅煮と、いろんな茄子の食い方を紹介している。
テーマは、茄子だったり、「衣をつけて野菜をあげる」だったり、「きのこを使ってあれこれ」、「少しずつ残った野菜で」、「長葱と味噌があれば」、「卵があれば」・・・
やっぱり、《そこいらにあるもので、ちゃちゃ》だからこそ、スタイルと食い方に変化をつけることは、自分だけの特別な時間を過ごすことにつながるね。
先日、みどりみどりしたセロリをお裾分けで頂いた。昨日のうちに、葉っぱは佃煮に、細い茎はきんぴら、太い茎は塩で下漬けしてから鶏ガラとごま油で中華風漬物にしておいた。今日はそいつで・・・。

一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
晩酌のつまみはなんでもないそこいらにあるもので、ちゃちゃっと作るのがいいんです。油揚げや葱、海苔やこんにゃく、つけもの、納豆などなど・・・大抵は冷蔵庫に入っているものばかり。そういった何の変哲もないものは恰好のつまみの材料になります。しらたきだけから気の利いた一品を作るなんて、これこそつまみの真骨頂というもの。気負わずささっとが身上です。 仕事から帰り、ほっと一息、晩酌の時間は庶民ならではの楽しみ。大切にしたい、素敵な日本の暮らしのひとこまです。 |
ただ、その分、折敷や器、徳利、ぐい呑と、“晩酌”というにふさわしいものが並ぶ。「せめてそこにはこだわりたい」・・・っていうのはわかるんだけどね。
ささっと簡単なつまみを作りながら、・・・もう飲み始めちゃってるから・・・。高校の時から使ってる山用のアルマイトのマグカップに焼酎ついで飲み始めてしまう。あとは流れで・・・。 | ![]() |
『晩酌』 有元葉子 東京書籍 ¥ 1,728 ーそこいらにあるもので、気の利いたひと品ー |
もう一つこの“晩酌”がこだわっているのが《料理の手法を変える》ってこと。《そこいらにあるもので、ちゃちゃ》だからこそ、《晩酌スタイルくらいは整えて》ってのに加えて、《料理の手法を変える》。
調理法ー茹でる、炒める、焼く、揚げる、、煮る、蒸すーを変えたり、味付けー塩味、醤油味、味噌味、ピリ辛味、甘酢味などーを変えて楽しむってこと。
これがこの本のポイントかな。
菜の花・アスパラガス・スナップえんどうの春の緑野菜三兄弟のごまよごしを一碗でいっぺんに盛りつけ。 茄子は皮を向いて棒状に切り、片栗粉をまぶして茹でる。あらかじめ出汁、酒、塩、醤油をひと煮立ちさせたひたし汁に熱いうちに浸し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。汁ごと器に盛り、しょうがと青じそをのせる。茄子の皮はきんぴらに・・・。 里芋は蒸して、味噌とメープルシロップとごまを加えて煮切り酒で伸ばしたものを絡めて器へ盛りつけ。私ならメープルシロップの代わりに、甘酒を使うな。 長葱は4~5㌢の長さに切り、熱した焼き網で香ばしく焼く、器に盛り付け、味噌をのせる。 |
テーマは、茄子だったり、「衣をつけて野菜をあげる」だったり、「きのこを使ってあれこれ」、「少しずつ残った野菜で」、「長葱と味噌があれば」、「卵があれば」・・・
やっぱり、《そこいらにあるもので、ちゃちゃ》だからこそ、スタイルと食い方に変化をつけることは、自分だけの特別な時間を過ごすことにつながるね。
先日、みどりみどりしたセロリをお裾分けで頂いた。昨日のうちに、葉っぱは佃煮に、細い茎はきんぴら、太い茎は塩で下漬けしてから鶏ガラとごま油で中華風漬物にしておいた。今日はそいつで・・・。


今日も山を歩いてきた。この間、土曜日に特出で働いたんで、こういう平日に休みが取れるといいね。二時間ほど歩いてきたんけど、途中であったのは一人だけ。私とおんなじようにウォーキングポール使っている人だった。
実は、まともに歩けばもっと人にあったかもしれない。今日は、道を外れてみました。たまたま正規の山道に戻った時にあったのが、さっきの人。
道を外れると入っても、山仕事の人は入ってるからね。深入りしなけりゃけっこう歩けるくらいの跡はついてる。入ってみたら、先の方に、けっこう松の大木がある。「へぇ~、こんな大木があるんだ」・・・そう思ったらもう止まらない。谷に降りて、急斜面を横切り、尾根に向けて直登。ああ~、楽しい。夢中になっちゃった。
最近はなんでもないのにナイフ持ってると、なんだかいけないみたいなんだけどさ。別にちっとも珍しいもんでも、高価なもんでもなんでもないけどね。いつどこで買ったかすら、覚えてないな。まあ、神田のさかいやスポーツだと思うけど・・・。少なくとも三〇年は使ってるな。




実は、まともに歩けばもっと人にあったかもしれない。今日は、道を外れてみました。たまたま正規の山道に戻った時にあったのが、さっきの人。
道を外れると入っても、山仕事の人は入ってるからね。深入りしなけりゃけっこう歩けるくらいの跡はついてる。入ってみたら、先の方に、けっこう松の大木がある。「へぇ~、こんな大木があるんだ」・・・そう思ったらもう止まらない。谷に降りて、急斜面を横切り、尾根に向けて直登。ああ~、楽しい。夢中になっちゃった。
ちょっと足が痛い。休もう。 な~んにも持ってこなかった。・・・喉が渇いた。そんな時はこれ。イタドリ。ウィキペディアで見てみたら、別名はスカンポ、イタンポ、ドングイ、ゴンパチ、エッタンだって。でも、うちの方ではこれをシーカンボと読んでた。遊びに行ってのどが渇いたら、これの皮を向いて水っぽい茎を食った。 | ![]() |
![]() | ガキじゃありませんからね。ちゃんとナイフ使ってね。皮も歯でかんで外さずに、ちゃんとナイフでね。なんにも持ってない時でも、なぜかナイフだけは持ってるんだよな。 | ![]() |