めんどくせぇことばかり サウジの狙い(覚書)『長谷川慶太郎の大局を読む 緊急板 大波乱』

サウジの狙い(覚書)『長谷川慶太郎の大局を読む 緊急板 大波乱』

ロイター 2014/11/29
米シェール油に価格戦争宣言、OPEC総会でサウジ石油相
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0JC1XQ20141128
(抜粋)
 サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相が前日の石油輸出国機構(OPEC)総会で、米国のシェール油ブームに対抗する必要があるとして、減産に反対していたことが分かった。
 減産を主張していた当局者に近い筋は「ヌアイミ氏は米国との市場シェア争いに言及した。サウジが市場シェア争いを望んでいるため、減産を主張していた加盟国はサウジの意向に沿うしか選択肢がなかった」と明かした。

『長谷川慶太郎の大局を読む 緊急版 大波乱』
長谷川慶太郎

徳間書店 ¥1,512
逆オイルショックという言い方があるそうで、原油価格の暴落で原油生産国の経済が苦境に陥る現象を言うんだそうだ。

オイルショックの時は中学に上がったばっかりで、学用品を買えなくなった。ノートね。でも当時、新聞の折込広告は、両面刷りなんてなかったよね。だから広告を束ねて学校に持っていった。二人の兄も同様だから、字は小さく書いたね。トイレットペーパーの話がよく出るけど、うちはちり紙を使っていた。白い紙は高くて、うちはもともと黒い紙だった。それすら買えなくなって新聞を使った。くみ取り式だからこそ出来たことだね。新聞をよ~くもんでね。柔らかくなるようにね。もみすぎて穴が開いちゃうことも・・・。

そんな切なくなるような話はともかく、ここでは逆オイルショックの話ね。

ここんところずっと、中東の混乱ぶりと、支那・インドの経済成長による需要増から原油価格は上昇してましたよね。日本人にとっては二〇一一は忘れられない。ガソリン価格は、あそこでびっくりするほど上がって、あとは高止まりって感じだったよね。それが下がり始めた。日本人の生活実感はともかく、原油価格は二〇一四年六月のバレル一〇七ドル突破のあと下がり始めた。十一月下旬には七三ドル。二〇一五年が開けた途端に四〇ドル台。

本来、OPECは、こういう事態を回避するための価格カルテル。なのに、最初に紹介した記事のように、OPECの中心国のサウジアラビアは減産を受け付けなかった。それによって原油価格の下落に拍車がかかった。・・・上記のとおりである。サウジアラビアは、OPECの価格カルテルとしての役割を放棄した。

昨年11月のOPEC総会の様子を取材した記事では、『シェールオイルへの価格戦争』としているが、シェールオイルの生産コストには幅があって、バレル一ドルから三十ドルとか。三十ドル割してもまだ足りない。長谷川さんは、あれは“シェールオイルつぶし”ではないと言っている。

最近の報道、どう見てますか。目立つのは北朝鮮、支那、イスラム国、ギリシャ、・・・そしてロシア。みんなに共通するのは、やばいところほどパフォーマンスに走るってことだね。プーチンの跳ねること、跳ねること。
毎日新聞 2015/5/17
プーチン露大統領:アイスホッケーでも「マッチョ」8得点
http://mainichi.jp/select/news/20150518k0000m030008000c.html
(抜粋)

 プーチン大統領が16日、露南部ソチで開かれたアイスホッケーの元選手らによる親善試合に登場した。自ら8点を入れ、18−6で相手チームに勝利した。
 今月9日のロシアの対独戦勝70周年を記念し、プーチン氏ら参加者全員の背番号は「70」。国民の愛国心を盛り上げるイベントとなった。
プーチンの
観客席まで付き合わされたメドベージェフのあきれた顔つき。あいつ、もうプーチンを見切ってるんじゃないかな。

長谷川さんが言うには、サウジアラビアの狙いはロシアだという。たしかに今年に入って、ルーブルの価値は急降下した。それ以来、ウクライナ危機以来目立つようになったプーチンのパフォーマンスに、明らかに拍車がかかったよね。対独戦勝ち七〇周年のお祭りもひどかったね。仲良くヒトラーと一緒にポーランドを好き放題にした国だもんね。あそこに参加できる恥知らずって、そうは多くなかったね。

ソ連崩壊後のロシア経済を支えたのは石油とガス。サウジアラビアが減産を拒否したことで、原油価格は急落。それはロシアの国家収入の急落を意味する。影響はすぐに、ルーブルの急落となって現れた。平静を装っても、国家収入がもとのように落ち着くまでは、プーチンに平穏は訪れない。それは原油価格がもとのように上がること、つまりはサウジアラビアが減産に応じることだ。

そのためにはプーチンがサウジアラビアの前に膝を屈すること、具体的にはOPECへの加入だ。そうすることで、サウジアラビアの原油統制を受け入れることが、ロシアの生き残る唯一の道だというのだ。そのためには、東ウクライナだけではなく、クリミアをも諦める必要が出てくる。それはヨーロッパの、・・・アメリカの軍門に屈することを意味する。つまり、二度目の敗北だ。

一度目の敗北で自由経済に移行したはずのロシアであったが、実はそれは十分ではなかったという。国際競争力を持つ工業製品も農業製品もなく、唯一国際競争力を持つ原油とガスに依存した。その力がサウジに次ぐ大きなものであっただけに、経済の自由化は不徹底に終わった。この二度目の敗戦では、ロシア経済は徹底した自由化の洗礼を受けなければならない。その向こうにしか、ロシアの未来はない。長谷川さんはそう言っている。









 


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今日も山を歩いてきた。この間、土曜日に特出で働いたんで、こういう平日に休みが取れるといいね。二時間ほど歩いてきたんけど、途中であったのは一人だけ。私とおんなじようにウォーキングポール使っている人だった。

実は、まともに歩けばもっと人にあったかもしれない。今日は、道を外れてみました。たまたま正規の山道に戻った時にあったのが、さっきの人。

道を外れると入っても、山仕事の人は入ってるからね。深入りしなけりゃけっこう歩けるくらいの跡はついてる。入ってみたら、先の方に、けっこう松の大木がある。「へぇ~、こんな大木があるんだ」・・・そう思ったらもう止まらない。谷に降りて、急斜面を横切り、尾根に向けて直登。ああ~、楽しい。夢中になっちゃった。
ちょっと足が痛い。休もう。

な~んにも持ってこなかった。・・・喉が渇いた。そんな時はこれ。イタドリ。ウィキペディアで見てみたら、別名はスカンポ、イタンポ、ドングイ、ゴンパチ、エッタンだって。でも、うちの方ではこれをシーカンボと読んでた。遊びに行ってのどが渇いたら、これの皮を向いて水っぽい茎を食った。
イタドリ
DSCF2614.jpgガキじゃありませんからね。ちゃんとナイフ使ってね。皮も歯でかんで外さずに、ちゃんとナイフでね。なんにも持ってない時でも、なぜかナイフだけは持ってるんだよな。DSCF2615.jpg
最近はなんでもないのにナイフ持ってると、なんだかいけないみたいなんだけどさ。別にちっとも珍しいもんでも、高価なもんでもなんでもないけどね。いつどこで買ったかすら、覚えてないな。まあ、神田のさかいやスポーツだと思うけど・・・。少なくとも三〇年は使ってるな。



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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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