『レオナルドの扉』 真保裕一
失礼ながら、真保裕一さんの本って読んだことなかった。もとから、そんなに数を読む方じゃないから、べつに失礼でも何でもないか。この本を手にしたのは、題名の《レオナルド》にひかれたから、《レオナルド》とあってこの表紙の絵なら、まさか《レオナルド熊》ってこともないだろうからね。まあ、レオナルド熊の芸も好きだったけどね。

この二つはよく似ている。なんというか、・・・痛快娯楽活劇っぽいところが・・・。『レオナルドの扉』に至っては、どことなく漫画チックだしね。・・・えっ?ちっともバカにしてないよ。痛快娯楽活劇、大好きだもん。


レオナルド・ダ・ヴィンチが残したという秘密のノート。ノートはダ・ヴィンチの子孫たちによって、それが悪用されることの内容に守られてきた。主人公ジャンの父も、そのために消えた。天才が考えた秘密の兵器を手に入れようと、ナポレオンは手段を選ばない。そのためにナポレオン軍が動く。そこに現れる謎の修道女。なんと彼女はミケランジェロ・ブオナローティの血筋であるという。彼女の目的も、やはり秘密のノートにあるのか。そして秘密のノートとは・・・。
そんな風に言ってみても、歴史的な何かを期待しちゃいけません。ここまで言っといて期待するなというのはちょっと悪い気もするけど、文句は書いた人に言ってね。
《レオナルド》に、何か期待しちゃった人は、残念かもね。新しい謎ときとかさ、《モナリザ》を追いかけて、敵地パリに潜入したあたりは、ちょっとそういうことがあってもいいかなって思ったけど、実際には何にもないね。
でも私は、その点ではなにも文句はありません。ただ、もうちょっと何とかなんないもんかなって思ったことはある。・・・何かって?それはね。《お・い・ろ・け》・・・。もうちょっと何とかなんないもんかね。それとも本当に、子供向けアニメ版が近日登場なんてことになったりして。・・・そしたら見に・・・、行かないかな。・・・お色気なしじゃね。

一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
・・・やっぱり、“真保裕一”でピンとこなかったのは失礼だった。今調べたら、『ホワイトアウト』の人だった。読んでるよ。『灰色の北壁』も、・・・それだけだけど。作家さんをないがしろにして作品にのめり込むのは、私の悪いところだな。それにしても、『ホワイトアウト』の人が、こんな歴史ものを書くんだ。 よく考えたら、これを歴史ものって呼んじゃいけないな。皆さんも気をつけてね。 |
この二つはよく似ている。なんというか、・・・痛快娯楽活劇っぽいところが・・・。『レオナルドの扉』に至っては、どことなく漫画チックだしね。・・・えっ?ちっともバカにしてないよ。痛快娯楽活劇、大好きだもん。
『レオナルドの扉』 真保裕一 角川書店 ¥1,620 レオナルド・ダ・ヴィンチの残した遺産とは・・・ |

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そんな風に言ってみても、歴史的な何かを期待しちゃいけません。ここまで言っといて期待するなというのはちょっと悪い気もするけど、文句は書いた人に言ってね。
《レオナルド》に、何か期待しちゃった人は、残念かもね。新しい謎ときとかさ、《モナリザ》を追いかけて、敵地パリに潜入したあたりは、ちょっとそういうことがあってもいいかなって思ったけど、実際には何にもないね。
でも私は、その点ではなにも文句はありません。ただ、もうちょっと何とかなんないもんかなって思ったことはある。・・・何かって?それはね。《お・い・ろ・け》・・・。もうちょっと何とかなんないもんかね。それとも本当に、子供向けアニメ版が近日登場なんてことになったりして。・・・そしたら見に・・・、行かないかな。・・・お色気なしじゃね。


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