めんどくせぇことばかり 『物語 イギリスの歴史(上)』 君塚直隆

『物語 イギリスの歴史(上)』 君塚直隆

夫婦岩6月22日は夏至だった。三重県伊勢市の二見興玉神社で夏至祭があった。夫婦岩の間から登る夏至の日の太陽は、遠く、富士の姿を浮かび上がらせていた。

同じ日、イギリスのストーンヘンジでも、神秘の現象を見ようと多くの人達が集まった。
AFP BB NEWS 2015/6/22
英ストーンヘンジで夏至の祭り 神秘の現象に2万3000人
http://www.afpbb.com/articles/-/3052355
夫婦岩
『物語 イギリスの歴史(上)』       君塚直隆

中公新書  ¥ 864

古代ブリテン島からエリザベス1世まで

ストーンヘンジは、その形状から、おそらく暦の役割を果たしたものだろう。作られたのは紀元前18世紀ころのことだという。後に、《ケルト》と呼ばれることになる人々によるものであるという。
縄文の雰囲気を色濃く漂わせる二見興玉神社の夏至祭の神事。おそらく、《ケルト》にも共通する“なにか” があったのでは・・・と、思わせる。しかし、人々が去った後の写真を見ると、どうやら《ケルト》の気風は、今のイギリス人には残されていないようだ。suto-nnhenji.jpg
第一章  古代のブリテン島・・・先史時代~11世紀
第二章  ノルマン王朝のイングランド・・・11~12世紀
第三章  アンジュー帝国の光と影・・・消えないフランスへの野心
第四章  イングランド議会政治の確率・・・13~14世紀
第五章  百年戦争からバラ戦争へ・・・フランスと王位を巡って
第六章  テューダー王朝と近代の夜明け・・・国家疲弊下の宗教対立

オランダは、長崎での交易の許されたヨーロッパ唯一の国家だった。17世紀初頭、中継貿易で商業大国となったオランダは、その後、覇権をイギリスに奪われていく。それでも日本にとってのオランダは、ヨーロッパを代表する国家で在り続けた。世界を席巻するヨーロッパ諸国の情報は、すべてオランダ語でもたらされた。

かつて、ポルトガル人が信長に「イングレス」と教えたイギリスは、オランダ語で「エンゲルス」。いつしかこれが日本語になまって「エゲレス」と呼ばれた。

そうだよな~。エリザベス1世の時代はようやく発展への体制が整った段階だったんだよな~。アマルダでスペインに勝ったのが1588年か。ああ、豊臣秀吉の天下統一が、2年後の1590年。エリザベスが死んでステュアート朝が開かれたのが1603年。ドンピシャで江戸幕府が開かれる。その江戸幕府が終末を迎えようとする頃、イギリスはパクス・ブリタニカのまっただ中、超大国として世界に君臨し、七つの海を我がものとしていたわけだよね。

発展に向けての体制を整えたイギリスは、当のオランダとの戦争を繰り返す。オランダを打ち破った頃には、イギリスは世界一の海洋国家になっていた。ヨーロッパだけでなく、世界のアチラコチラでフランスとぶつかり、大抵の勝ちを収めた18世紀の後半には、イギリスの会場帝国が出現していた。

江戸幕府が終末を迎えようとする頃、やはり一番恐ろしいのは、アヘン戦争後に支那を蹂躙する《エゲレス》にほかならなかったわけだよね。

そのあたりは、『下巻』にまかせることになるわけだよね。いけね。『上巻』のことをなんにも書いてない。まあ、今さらいいか・・。

私にとっては、中世のヨーロッパって、どうしてもフランスから見える風景なんだけど、イギリスから見るとこういう風景になるんだな。なんだか、フランスから見える風景よりもギラギラしてるって感じかな。







 


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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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