めんどくせぇことばかり 『考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子』 長沼毅

『考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子』 長沼毅

この間も書いたけど、遺伝子研究の進捗状況ってのがすごいな。なんとまあ、こんなにも多くのことが遺伝子によって、つまりは生まれる前から、確率的には決定されているわけだな。すげー❢❢ うとうとしちゃう日本人的特徴も、酒が飲める飲めないも、・・・えっ、空気が読める読めないも?・・・じゃあ、SEXが強いの弱いのってのも、遺伝子によるんだろうな。

そのうち、遺伝子操作して、病気にもならない、頭がよくて、スポーツ万能で、女にもてる、いや~な奴だらけの世の中になるんかな?・・・うう~、気持ちわりー。  ・・・いま、背筋に悪寒が走った方・・・、多分あなたは正常よ。

『考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子』 長沼毅

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まわりの目線、仕事のやりがい、夢、こだわり、コンプレックス・・・。すべて、脳のマボロシです。
第一章  人は悩むようにできている
第二章  あなたの個性を知る方法
第三章  しぶとく生きるコツ
第四章  群れの中で疲れずに働く
第五章  ルールを作れば楽になる

これから生まれてくる子たちであれば、遺伝子操作は可能みたいだよ。実際、胎児の遺伝子診断も一部行われているしね。病気のリスクだけでなく、性格、頭の良し悪し、足の早い遅いもある程度の確度でわかるってさ。そしてそれを補正できるとすれば、それはこれまで自然に任せていた進化を自らの手で行うことになるよね。
2014/4/28放送 クローズアップ現代
 新型出生前検査 導入から1年  ~命をめぐる決断 どう支えるか~
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3491_all.html
(抜粋)
妊婦の血液を調べて、胎児に病気があるかどうか判定する新型出生前検査。導入から1年。予想をはるかに上回る8,000人近くの妊婦が受けました。妊婦とその家族は胎児に障害があると分かったとき、子どもを産んで育てられるのか、中絶するのか、多くの場合重大な決断に直面します。しかしその決断を支える体制が、十分に整っていないことが分かってきました。

まあ、戦争中だとかで社会的混乱があったり、考える余地のないほど貧乏だったりすれば話は早いよね。それでも異論はあろうけど、今生きている者が共倒れになる可能性高い選択は避けたほうがいいよね。・・・こう書いてみてから思ったんだけど、これって私の思い込みかな。実はね、わけがありましてね。

そうそうかしこまる必要もないんだけど、もう五十年以上前だから病気や障害があってとかって話じゃないんだけど、私の母はそう考えたようなんですよ、貧乏だったからね。・・・で、そうした。“共倒れ”の心配のなくなったところで、改めて出産に臨んだ。私は男三人兄弟の末っ子なんだけど、長男と次男の間で、そんな母の決断があったらしいんだな。その決断がなければ、おそらく私は生まれてない。摘み取られた命の代わり身が私だろ。

今までは、病気や障害を抱えた子も生まれていたわけだよね。ここまでの人類に進化の結果としてね。だから、病気や障害を抱えた子が生まれることが人類の進化の中で何らかの必要性を持っていた可能性もあるわけだよね。もちろん、偶然かもしれないしね。それらの子らが間引かれることで、なにかの微妙なバランスが崩れるのかもしれないし、関係ないかもしれない。

どちらを選択したって、その選択以外の現実は存在しないわけだから、私たちはその選択に向かい合っていくしかないわけだよね。迷い迷い決め、引きずり引きずりながら生きていきましょう。母はそうしてた。人生は、・・・甘くないね。
私たちの脳は、甘くない人生を生きることを私たちに強いている。そんな脳を持った人間、今では73億人にまで膨れ上がったが、73億の人々の遺伝的ばらつきのなさを考えると、進化史上の何処かの地点で死滅するギリギリまで人口が絞られたと考えられんだそうだ。・・・その数、およそ一万。どうも、今からおよそ七万年前あたりのことらしい。
七万年前の一万人の脳が、今も私たちに悩みつつ生きることを強いている。《死ぬ瞬間には悩んでいないことを・・・》と著者は最後の言葉を結んでいるが、おそらくそれは無理なんだな。






 


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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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