めんどくせぇことばかり インドってなに?(覚書)『世界史で学べ❢地政学』

インドってなに?(覚書)『世界史で学べ❢地政学』

中央アジア方面からインドへ入る時、カイバル峠を越えて、まもなインダス川を渡る。このインダス川の古い名前が「シンドゥ」で、「大海」を意味する言葉だという。しかたがないよね。この名をつけた者たちは、砂漠からやってきたんだから。
地図
地図の中の★印がカイバル峠。
この言葉が、中央アジアからカイバル峠を越える者たちにとって「インダス川の向こう側の世界」を示すようになり、シンドゥ⇒ヒンドゥ⇒インドと変化した。「インド」とは、外からカイバル峠を越えてこの地域にあこがれる者たちが、この地域を指す呼び名だった。
じつは、これも以下の本に書いてあったこと。著者は予備校の先生のようですが、ほんとうによく勉強してらっしゃる。・・・「お前が不勉強」と言われりゃそれまでですが・・・。

でも、やっぱり言葉にはこだわるべきだよね。インドの支配的宗教を「ヒンドゥー教」って言うけど、そのまんま、《インド教》じゃん。

『世界史で学べ地政学』 茂木誠

祥伝社  ¥ 1,728

地政学はリアリズムの一つ。国家と国家が国益をかけて衝突するとき、地理的条件がどのように影響するかを論じる
じつは、「インドってなに?」ってことで書かれているのは、これだけじゃない。ちょっと紹介するね。いやいや、“ネタバレ”なんてことじゃなくて、こんなのこの本を構成する膨大な知識の、ほんの半ページ分にしかならないんだから。もしも興味を持ってもらえたら、ぜひ自分で手にとって見てね。

それはこんなことです。そのインダス川の古語である「シンドゥ」に、支那では「身毒」って字を当てたという。さすがは支那。例え自らに匹敵する巨大文明圏であっても、「毒」という言葉で蔑んでるな。この「身毒」が、さらに転化して「天竺」となる。
天竺ということになれば私たちでも勝負になるね。というよりも、なぜか心が踊る。孫悟空、猪八戒、沙悟浄らが玄奘三蔵を守って旅をする。行く手には様々な妖怪変化が待ち受けるが、玄奘三蔵はくじけない。なにしろありがたいお経を持ち帰って人々を救いたいという夢がある。一行が向かう先こそが、天竺。
玄奘三蔵が天竺への旅に出たのは六二九年。インダス川が「シンドゥ」と呼ばれた頃とは、だいぶ状況も様変わりしていたはず。それでも、彼もカイバル峠を越えてインドに入ったなら、現在で言えばそこはパキスタンのペシャワール地方。かつてそこはガンダーラと呼ばれた場所。ごだいごの歌ったあの調べが重なる。
だけど結局、当時のこの地域の人たちは、自分たちの領域を「シンドゥ」とは呼んでなかったわけだよね。彼らは自らを「バーラタ」と呼んでいたんだそうだ。・・・「バーラタ?」、「バーラタって、あのマハーバーラタのバーラタ?」・・・どうやらそのようです。バーラタは古代アーリア人の祖とされる部族名で、「マハーバーラタ」とは、「偉大なるバーラタ」の意。
これ読んだのになぁ。それなりに面白かった感は残ってるんだけどね。残念ながら“身”にはなってなかったか。『マハーバーラタ』はバーラタ族の王子たちの王位継承争いをテーマにした大長編叙事詩。





 


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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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