めんどくせぇことばかり イギリスの面の皮(覚書)『世界史で学べ❢地政学』 茂木誠
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イギリスの面の皮(覚書)『世界史で学べ❢地政学』 茂木誠

日経新聞 2015/8/15
[フィナンシャル・タイムズ]安倍首相、談話継承も文脈変える
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO90585460V10C15A8000000/?dg=1
(抜粋)
安倍首相は、過去のおわびを継承すると述べたが、西洋の植民地支配への抵抗に関する、よりナショナリスト的な話に組み換えた。安倍氏は談話の冒頭に「西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地」を描写。日露戦争での日本の勝利が、植民地支配下にあり、それを打破しようとした人々をいかに勇気づけたか――という反植民地主義の文脈の語り口は、国家主義を支持する者らによる自国の歴史の見方にとって重要だ。

さすが、イギリス。面の皮の暑さは、決してアメリカ人なんかにゃ引けをとらない。
そういや最近、いったんヨーロッパ大陸に何とか潜り込んだ移民がドーバーの海底トンネルに殺到しているみたいね。[2015/7/29産経新聞]では、二九日一晩に一五〇〇人の不法移民がイギリスをめざしたとか。すごいね。警官と騒動になって、スーダン人男性一人がトラックに引かれて死んだとか。これが七月に入って九人目の死者だってさ。
今もメチャクチャなスーダンだけど、その原因つくったのもイギリスだもんね。一体世界にどんだけの悲劇をばらまいてきたのさ、イギリスはさ。
ふざけたこと言ってんじゃね~よ。
『世界史で学べ地政学』 茂木誠

祥伝社  ¥ 1,728

地政学はリアリズムの一つ。国家と国家が国益をかけて衝突するとき、地理的条件がどのように影響するかを論じる
その中でも最低中の最低がこれ❢ ・・・いや、そう言い切るのはやめよう。知らないだけで、もっとひどいことがあるかもしれない。でも、これも最低MAXであることは間違いない。
フサイン・マクマホン協定で、エジプト駐在のイギリス外交官マクマホンが接触した相手は、聖地メッカの豪族ハーシム家のフサイン。ハーシム家はムハンマドを出した一族で、世が世であればカリフを名乗ってもおかしくないアラブの名門。しかしアラビアは、中央アジアから進出したトルコ人国家オスマン帝国に蹂躙され、カリフの地位もそのトルコ人に僭称されている。マクマホンはフサインに、独立と引き換えにオスマン帝国への挙兵を持ちかけた。

サイクス・ピコ条約(英外交官マーク・サイクス 仏外交官ジョルジュ・ピコが原案作成)は英仏露によるオスマン帝国分割に関する秘密協定。現地の民族分布、宗教分布を無視した分割でフサイン・マクマホン協定は歯牙にもかけられず、結局アラブは利用されただけ。分割と勢力範囲は以下のとおり。
フランス勢力下のシリア
内陸部のスンナ派アラブ人 
地中海沿岸のイスラム少数派のアラウィ派のアラブ人
キリスト教マロン派のアラブ人
イギリス勢力下のイラク
シリア国境にスンナ派アラブ人
ペルシャ湾に面した南部にシーア派アラブ人
北部にはスンナ派のクルド人

バルフォア宣言は、イギリス外相バルフォアがロンドンのユダヤ系金融資本ロスチャイルド家にあてた書簡。内容は、「国際管理とされたパレスチナにユダヤ人のホームランドを建設することを公式に支持する」というもの。

ハーシム家のフサインの息子ファイサルはシリアのダマスカスまで北上し、そこでフランス軍に侵入を拒否されてだまされたことに気付く。
ウサマ・ビンラディンは、イスラーム教徒たちが「80年以上にわたって」苦しめられてきた「屈辱と恥辱」について語った。“八〇年”っていうのは、アメリカ同時多発テロ事件の起こされた二〇〇一年から八〇年前。
一九二〇年だな。二年前の一九一八年に第一次世界大戦が終わり、敗れたオスマン帝国はイスランブールを占領され、帝国の領土の大半は英仏によって分割された。彼らはアラブとして約束を反故にされ、ムスリムとして屈辱にまみれた。

だけど、この八十年前から、ヨーロッパもまた急速に力を落としている。第二次世界大戦を通して、ヨーロッパの繁栄を支えた植民地の殆どに独立され力の低下は加速した。結局、あの頃から、ゆっくりと滅びつつあるんだと思うよ。イギリスも、フランスもさ。







 


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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本






















































































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