めんどくせぇことばかり 『総理の実力と官僚の支配』 倉山満

『総理の実力と官僚の支配』 倉山満

教科書には載っていない❢
政治クイズ
Q1 安倍総理は強い総理? それとも弱い総理?
Q2 日本の総理大臣とアメリカの大統領、国を動かす権力が強いのはどちら?
Q3 三権分立は行政、立法、司法と学校では学んだ。これは建前。では、リアルな三権分立とは?
Q4 衆議院と参議院、総理大臣にとって味方につけるべきはどちら?
Q5 デフレ化の給料が上がらない時代に増税したのはなぜでしょうか?
全問正解のあなた、本書を読む必要はありません❢
・・・なんて最初に書いてあって、読む本が溜まってるし、読まなくていいんならと思ったんだけど、・・・どうやら私のような人間こそが読まなければならないようです。

日本国内閣総理大臣の権力基盤の根本は自民党の過半数を握るということ。その自民党総裁を引きずり下ろす力があるのは?・・・第一がアメリカ、第二が参議院、第三が財務省。

私はなぜ参議院が第二に来るのかがわからなかった。アメリカには戦争で負けたんだから当たり前。財務省も徴税権・予算編成権と、金にかかわる二つの主導権を握ってるんだからわかりやすい。でも、どうして参議院なんだ?しかもそれが財務省よりもう上?

総裁選の時に自民党参議院議員の票を抑えられるかという問題と、参議院の持っている政策への“拒否権”がポイントということだ。確かに。第2次安倍内閣に至る数年間、日本の政局は参議院が握っていたと入っても過言ではなかった。・・・そうだ。来年の夏は参院選。そう言えば、初めて高校生が投票する国会議員選挙になるんだな。

『総理の実力と官僚の支配』      倉山満

TAC出版    ¥ 1,404

教科書には書かれていない政治のルール テレビや新聞の報道とは大違い
序章  日本の政治を操る❢知られざる権力の正体
第1章  アメリカ大統領は世界最弱の権力者
第2章  世界の模範・イギリス政治の仕組み
第3章  「政治のルール」としての日本国憲法
第4章  学校では教えてくれない本当の「政治のルール」
第5章  誰がために日本の選挙制度はあるのか
第6章  代議士が登る4つの階段
第7章  総理大臣の椅子にたどりつくために「4つの外せないステップ」
第8章  日本を支配する❢霞が関の実態
いやいや、政治はこう見ればいいのか。といっても、一冊で身についたわけじゃないけど、やっぱり題名の通り、《教科書》だけじゃわかるわけないね。それが具体例とともに書かれているのが《第四章 学校では教えてくれない❢本当の支持のルール》。
ここでは戦後の総理大臣の権力基盤を再検討し、その強弱を診断。誰が強くて、誰が弱いのか。そして安倍首相は?

著者の診断結果に、しばし呆然。私は一体何を見てきたのか。

もう一つ、ここで取り上げておきたいのは、《衆議院の優越》。本当に衆議院は参議院に対して優越した状況にあるのか。確かに「首班指名」に関して、異状があった場合衆議院の決定が国会の決定になる。「条約の批准」もそう。では、法律は?予算は?

参議院が異なる議決をした場合、衆議院で出席議員の三分の二以上の多数で再可決すれば・・・。
参議院が六十日以内に議決しない場合、衆議院は参議院が否決したものとみなす。

政権与党がが三分の二以上の多数を占めてりゃいいけどね。それに、会期が五九日しかなかったらその法案はお流れということらしい。

しかも予算案。衆議院に先議権があり、衆議院の議決が優先し、参議院が保留を続けられるのは三〇日までとなっていて、法律よりも衆議院は強い。でも、今、国家予算の焦点は赤字国債を通すための特例公債法。これは一般の法律の扱いなんだそうです。だから参議院は、予算に関して非常に大きな力を持っているということになるという。

来年夏の参院選。タダ事じゃ済まないね。





 


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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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