めんどくせぇことばかり 中国の権力闘争
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中国の権力闘争

夕暮れが迫る広い部屋。会議室だろうか。大きなテーブルを囲んで、・・・だけど人は三人しかいない。背広姿の老人が、お互いに表情を探らせないような位置に腰掛けている。夕日が差し込んでシルエットとなるが、わずかに表情を映し出す。

「あなたが政権の座にある間に、あなたの手が私たちに届くことはない」

うう~❢ 嫌な夢を見てしまった。そこにいたのは習近平、江沢民、胡錦濤の三人。上のセリフを吐いたのは胡錦濤だった。“汚職撲滅”の旗印のもと、そのまま前政権と、さらにその前の権力者を血祭りにあげることで、快哉をあげる支那民衆からの人気を背景に独裁体制を確立しようとする習近平に向けられたものだ。
毎日新聞 2015/9/3
抗日勝利70年:江沢民元主席が出席 胡錦濤氏も
http://mainichi.jp/select/news/20150903k0000e030211000c.html
(抜粋)
中国の「抗日戦争勝利70周年」記念行事が3日開かれた北京の天安門城楼には貴賓席が設けられ、習近平国家主席(中国共産党総書記・中央軍事委員会主席)ら党最高指導部の政治局常務委員7人に加え、江沢民元国家主席や胡錦濤前国家主席ら歴代最高指導部のメンバーも姿を見せた。
習主席は、空前の反腐敗闘争を展開している。周永康・元党政治局常務委員ら江氏に近い有力者を摘発するなど事実上の権力闘争となり、一部長老からの反発を招いた。習主席としては軍事パレードで、現指導部が歴代指導部と一堂に会した「和合の姿」を国内外に示し、強固な権力基盤を築いたことを誇示する思惑がありそうだ。

胡錦濤の一番の側近令計画は収賄容疑で逮捕が決定しているそうだが、その弟でアメリカに住む令完成について、支那に引き渡すことにアメリカが同意したそうだ。周近平訪米のプレゼントだろうけどね。江沢民に近い周永康の摘発と言い、周近平の手は、確実に二人のもと国家主席に延びている。そんな中でみた夢だけに、なんか生々しくて・・・。



もしも、周近平の手が二人に届かなければ、・・・ということは汚職撲滅が不徹底に終わり、民衆の喝采が中途半端で途絶える。残されるのは成長力の落ちた経済に喘ぐような毎日の生活だけであれば、造反に走ろうとする彼らを押しとどめることが、周近平にできるだろうか。

他の官僚に比べささやかな汚職をあげつらわれた軍部は、周近平の命令のもとに民衆に銃を向けるだろうか。ツイッターはどんな情報を拡散させるだろうか。追いつめられていた江沢民や胡錦濤は、一気に挽回の手を打ってくる。そうなれば、倒されるのは間違いなく周近平の方になる。つまり、周近平はもう突き進むしかないんだよね。

しかも、この間書いたけど、「経済発展を量から質へ転換させる」という周近平の改革は、必ず痛みを伴うものとなる。大量倒産と大量失業だ。そういう事態は起こった時、中国共産党政府に封じ込められてきたさまざまな不満があちらこちらから噴き出す。それは経済的問題だけじゃなく、民族問題、公害問題、農村問題、宗教問題とあらゆる方面に及ぶ。

現状においてすら、周近平にしてみれば“進むも地獄、退くも地獄”という状況だ。六月の上海株式市場暴落は、支那の近未来を予見させるできごとだった。共産党政府はなりふり構わずカンフル剤を注入して乗り越えようとしている。シャドーバンキングの不良債権でも、市場に元を垂れ流した。今、支那ではインフレが進行している。

今私たちが考えるべきこと、それは「巻き添えを食わないようにする」ということだ。

あ~、いやな夢だった。実は夢の中で、上に書いた胡錦濤のセリフの後で、江沢民も周近平に何か一言言ったんだよね。ところがそれが思い出せないのよ。その一言に、周近平が口元を醜く歪ませたんだ。あ~、なんだっけかな~。江沢民の一言・・・。






 


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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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