めんどくせぇことばかり 律令制の衝撃(覚書)『古代史 50の秘密』  関裕二

律令制の衝撃(覚書)『古代史 50の秘密』  関裕二

マイナンバーは届きましたか。うちは届きました。
政府広報オンライン
特集 社会保障・税番号制度<マイナンバー>
http://www.gov-online.go.jp/tokusyu/mynumber/faq/
《クイズ》
  1. マイナンバーは、あかちゃんでももらえる?
  2. マイナンバーが通知されるのは日本国籍の人だけ?
  3. マイナンバーの数字は、希望すれば好きな番号をもらうことができる?
  4. 平成27年10月から、住民票の住所に届くのは通知カード? 個人番号カード?
  5. 申請すると交付されるマイナンバーが記載されているカードとは通知カード? 個人番号カード?
  6. 個人番号カードは、レンタルショップやスポーツクラブで身分証明書として使うことができる?
  7. 個人番号カードには、有効期限はありますか?
  8. マイナンバーを民間企業に提示することはない?
  9. マイナンバーを使って企業が社員や顧客の管理をすることができる?
  10. 株式会社などの法人がもらえる番号はマイナンバー? 法人番号?
答えは上のアドレスで政府広報オンラインをあけてみてね。

最近このことで騒がれてるのは通知の不手際ばっかりですね。情報の流出、なり済まし犯罪とかって問題もあるけど、今あんまり言うと隠し資産に課税されるのが怖いんだとか思われかねないからかな。「〈管理されるのがいや〉って言ってるやつは怪しい」ってね。私もそう思うよ。律令以前に戻りたいって言うんなら分かるけどさ。
新潮文庫  ¥ 529

気鋭の歴史作家が埋もれた歴史の真相を鮮やかに解き明かす。文庫オリジナル

《律令》ってのは、これは大変だよ。制度上、公地公民制。つまり、それまで豪族たちが私有してきた土地と民を天皇が吸い上げ、戸籍を作り、耕地を民に公平に分配するって新しいシステム。これは大変。天皇が豪族たちから「と・り・あ・げ・る」ってことだからね。

豪族にかわって天皇が各地の民を把握し、民に平等に耕地を下賜してそこから得られる収穫の一部を税として徴収する。そのために戸籍が作られる。だから戸籍っていうのは国家権力そのものってことだな。この本の中ではこういう言い方をしている。『戸籍作成とはすなわち、律令整備の下準備であり、豪族たちの既得権益を収奪する作業にほかならなかった』

マイナンバーでもいろんな意見が出されているけど、それはシステム上の問題に過ぎない。律令の導入にともなう衝撃には遠く及ばない。なにしろ豪族たちは自分の力の背景である土地と民をすべて失うことになるんだから。

改革派と反改革派の抗争もすさまじかったはず。改革派が中大兄皇子と中臣鎌足で、反改革派が蘇我蝦夷・入鹿親子。教科書にはそう書かれているわけだけどね。これまで著者が書いてきたことからも明らかだけど、正反対だね。改革派が蘇我本宗家で、反改革派が中大兄皇子と中臣鎌足。

いやそうじゃないか。中大兄皇子と中臣鎌足は、当時、権力を握って改革の先頭に立っていた蘇我本宗家を滅ぼすために、反動勢力を利用した。反改革派ですらない。そして鎌足の子、藤原不比等が権力を握った時代に『日本書紀』が記され、改革を捻じ曲げた中臣鎌足が蘇我氏の手柄を横取りして英雄に化け、改革者として歴史に名をとどめた。

しかも藤原不比等以降、律令制は藤原氏のもとで整えられ、運営されていく。その過程で藤原氏はこの制度を藤原氏だけが広大な領地を獲得していくシステムとして利用していった。

『民に平等に土地を分け与える』という改革派の理想は、いつの間にか“クソ”のような現実に置き換えれれてしまった。






 


にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
関連記事

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ


言葉は人の心をあらわします。
「歌は世につれ世は歌につれ」と言いますが、言葉についても同じことが言えるでしょう。
これから出る本
















































当ブログ内人気図書 






















































カウンター
カテゴリ
ブロとも一覧
アジシオ次郎の時事原論
はりこのはやしや 
ハシビロコウ
素足のアイドル達
うさぎ屋の四方山話
わくわく株式投資
プロモデラー林哲平のジャンクロボット創作ブログ『ケルバーダイン』
大好き!グラビアアイドル!
伊織のブログ
Re:BAD TASTE♥
QWERT 5w1h
「伝わる技術」オトデザイナーズ・坂本真一
歌と知恵でハッピーライフ^^
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
最新記事
応援して下さい