めんどくせぇことばかり 『大和言葉のこころえ』 山岸弘子
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『大和言葉のこころえ』 山岸弘子

なんだか《大和言葉》が注目されているそうで、ちょっとこんな本を、・・・ペラペラと・・・。なんかのときに、こんなむかしからの日本語をさり気なく使えたらいいなあって本ですね。

ただね、このむかしから使われている日本語って、あらためてこうして口に出してみると、なんかその時点で言葉の持つ効果が発揮されているみたい。

下に、目次に紹介されていた大和言葉だけ、そのまま紹介してみたんだけど、これらの言葉には《意味》によるはたらきの他に、《音》によるはたらきが感じられる。
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品の良い日本語と大人のたしなみ
あいさつ
花笑み/のどやか/花冷え/青嵐/涼風/ひと雨ほしい/しのぎやすい/すすき梅雨/初紅葉/一入/雪を粧う/北颪
もてなす
お運びいただき/あいにくの/お平らに/お気遣い/彩り/おもたせ/粗茶/一献/お口汚し/
水菓子/お粗末さま/よろしい
招かれる
お招き/お心にかける/おかまいなく/心ばかり/しるし/お変わり/いただく/食事を済ます/
お手洗い/のっぴき/お言葉に甘える/あしらい/おいとま/痛み入る/押しかける
お勤め
今しがた/ありてい/あらまし/いかがなさる/おおむね/裏目に出る/かねがね/
折り合いをつける/けんもほろろ/かしこまる/かんがみる/汲み取る
耳を傾ける
持ちつ持たれつ/目鼻がつく/悲喜こもごも/とりつめる/側杖をくう/よんどころない/
腑に落ちない/やるせない/そりが合わない
たしなめる
いたたまれない/しどけない/耳を傾ける/がんぜない/実のない/あだやおろそかに/
なおざり/なまなかな/うまずたゆまず
頼みごと
お見知りおき/生業とする/お手すきのときに/おいそれとは/恥を忍んで/お気に召す/
大人しやか/一方ならぬ
言祝ぐ
縁/二世の契り/言祝ぐ/なれそめ/益荒男/たおやか/むつまじい/見目うるわしい/
たたずまい/いとおしむ/陰になり日向になり/埴生の宿
贈り物
納める/人交わり/敷居が高い/お骨折り/内祝い/お目通りがかなう/本卦帰り/数ならぬ身/いとう
お礼状
ゆくりなし/うれしゅう/心づくし/賜る/笑みがこぼれる/悦に入る/松がとれる/お健やかに/
お気遣いなく
したためる
人いきれ/すずろ歩き/名にし負う/凪ぐ/つづら折り/すずなり/たなびく/入相の鐘/筆の遊び
別れを惜しむ
お悔やみ/胸ふさがる/虫の知らせ/袖を濡らす/みまかる/あまつさえ/しめやか/
野辺の送り/手向ける

それぞれ項目ごとに【大人のたしなみ】というコーナーがあって、ここでは言葉を超えた振る舞いが紹介されている。振る舞いも、やはり《動き》そのものにはたらきがありますよね。

上に紹介した内容に加えて、《季節感のある大和言葉》、《おもてなしの大和言葉》、《美しい響きを楽しむ大和言葉》、《表現を豊かにする大和言葉》が、その用法とともに数多く紹介されています。お休みの日の、なにもすることがない昼下がりあたりに、ゆっくりとお茶でも飲みながら読んでみてはいかがでしょうか。

最後に《言い換え小事典》というのがあって、今風の言い方やカタカナ言葉を大和言葉にするとどんな言い方になるかが紹介されていて、かなり面白い。《マンネリ》は、大和言葉だとなんだと思います。《秋風が吹く》ですって。《スリム》を、痩せ型じゃなくて、《柳腰》ってしてるのには感心してしまった。《秘め事》なんていいですね。《契りを結ぶ》なんてどうでしょう。

・・・私ってまったく・・・





 


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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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