めんどくせぇことばかり ギリシャ問題(覚書)『大世界史』 池上章・佐藤優
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ギリシャ問題(覚書)『大世界史』 池上章・佐藤優

バルカン半島は古代からフン、アヴァール、マジャール、ブルガール、オスマン帝国、オーストリア帝国、ロシア帝国が侵攻をくりかえした。
半島国家は、その付け根を制した大国から常の脅かされる。バルカン半島を大国が支配するとき、ギリシャの自由と独立は失われる。古代においてはローマ帝国、中世においてはビザンツ帝国、15世紀以降はオスマン帝国がそれである。

そのたびにギリシャ人は進んでローマ人となり、ビザンツ人となり、オスマン人になることで生き延びてきた。

オスマン帝国が衰退すると、親露派と親英派が抗争し、イギリス海軍の力で独立した後は親英王政。第二次大戦後は親露派と親英派が抗争し内戦へ。チャーチルとスターリンの談判で、ギリシャはイギリス勢力圏、ブルガリア以北はロシア勢力圏と決まると、共産ゲリラの掃討が行われた。大戦後はイギリスに変わりアメリカがギリシャ防衛を受け持つ。アメリカはギリシャにマーシャルプランで莫大な経済軍事支援を行い、ギリシャをトルコとともにNATOに加盟させた。両国を押さえておけば、ソ連黒海艦隊の地中海進出を阻止できるからである。

ギリシャに公務員が多いのは中道左派のパパンドレウ政権が公務員の労働組合を支持母体としていたことから、投票の見返りとして公務員のポストを報酬としてばらまいたことによる。国民五人に一人が公務員という異常事態となった。
『大世界史』 池上章・佐藤優
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この本によれば、ギリシャは一九世紀に大国の利害で作られた人造国家だとか。英露のグレートゲームの中、オスマン帝国をいかに解体していくかをめぐってギリシャが生まれた。

オスマン帝国領の、現在のギリシャに相当する地域に住んでいた人々は、帝国内のミレット(共同体)に属しており、「ギリシャ人」というより「オスマン帝国のギリシャ正教徒」という意識を持っていた。正教徒ということなら、ロシアはその懐に手を突っ込みやすい。
さらにイギリスの詩人バイロンは、ヨーロッパ文明の母ギリシャの独立を支援するして戦死することで、「オスマン帝国のギリシャ正教徒」に古代ギリシャ人の末裔という伝説を与えた。

一八二九年に独立するギリシャだが、DNAの上ではトルコ人と変わらない。そのオスマン帝国を解体するにあたり、ギリシャのムスリムをアナトリアに移し、アナトリアの正教徒をギリシャに移して、ここに人造国家ギリシャが作られることになる。英露が作り上げた古代文明時代とつながるギリシャ人意識は、今ではヨーロッパに広く受け入れられており、ギリシャ人自身がその「伝統」を信じて疑わない。
その上で、ギリシャ文明こそヨーロッパ文明の故郷であるのだから、ヨーロッパ人がギリシャを見捨てるはずがないという新たな“ギリシャ神話”を作りだした。

まったくのファンタジーだな、ギリシャ人っていう人々は。・・・なんかどこかで聞いたような、・・・どっかで見たことがあるような、・・・とっても近くに似たような人々の気配が感じられるような。そうそう、ギリシャと同じ半島の民。




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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本








































































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