めんどくせぇことばかり 『日本の神話・伝説を歩く』 吉元昭治

『日本の神話・伝説を歩く』 吉元昭治

なんだか、腰が痛くて・・・。

以前、足が痛くなってきた頃に医者に行っていろいろ調べてもらったら、私の左足は右足よりも三センチも短いって・・・。その後は、「一センチ五ミリ」だねとかって言うお医者さんもいたけど、なんかどんどん段差が広がってる気がする今日この頃です。

できるだけ歩くようにしているんだけど、そしたら腰が痛くなって、体のバランスが悪いからね。ここ一月くらいはそのまま腰痛が治らない。もうできるだけ痛くない動き方をマスターしてしまいました。そんなこんなで、杖つきながらも歩いてる。

この間、埼玉県の嵐山ってところにある鎌形八幡神社ってところに行ってきた。ちょっと離れたところに車を止めて、都幾川の土手を一キロくらい歩いたかな。人はいないんだけど、これが味のある神社でね。木曽義仲ゆかりの地ってことで、なんでも産湯の清水があるとか。でも、それだけじゃない。境内に立ちこめる雰囲気には、何かただならぬ気配が・・・。

ちょっと離れた杉の巨木の影に、アベックがいました。

『日本の神話・伝説を歩く』 吉元昭治

勉誠出版  ¥ 5,184

これは祖先との対話 伝承地を守り、伝えていくことの必要性はここにある
日本神話の世界へ
神統譜  伊邪那岐、伊耶那岐  月読  猿田彦  素戔男尊と蘇民将来  神功皇后と武内宿禰  隠岐  安曇野
昔話・説話と信仰
浦島太郎  鬼伝説  天狗  鬼門と猿  招き猫  安倍晴明  蒙古襲来  孔子  鶴姫悲話
古代人の息吹を探る
土偶  石の遺物  南西諸島    


まずは、それぞれの神話・伝承のお話があって、それを後世に伝えようとする神社・仏閣、あるいはいわくつきの山であったり、岩であったり、海であったり、町そのものであったり、が紹介されている。

それぞれの趣旨にのっとって、著者が歩いた神話や伝承の地、なんかしらの形になっているものだけでも四一二か所。文章に起こされた場所がそれだけあるということで、取材した場所は、その二倍、三倍ってところかな。

だから、一つ一つにそんなに詳細な説明があるわけじゃありません。最寄りの交通機関からの道のり、そこに受け継がれる伝承と、その遺物の現状が、数多くの写真とともに簡単に紹介されている。一つ一つの歴史を掘り下げていこうとするには十分ではありませんが、もとよりそんなことを意図した本ではないと思います。

著者は、『田園将に荒れなんとす』という陶淵明の言葉を引いていますが、それらは失われれば、二度と取り戻すことはできないもの。じつは、私の故郷である秩父のさらに奥、両神に、かつて浦島神社というのがあったとか。“あったとか”って言ってるんだから、今はないんだよね。わずかにその名をとどめる鳥居だけが残っているんだって。

秩父よりさらに奥、この両神に海の気配はもとよりない。なぜそこに“浦島”という地名が、そして浦島の伝説が・・・?その由来は、失われてしまったそうです。

この本は私たちに、私たちのすぐそばに先祖たちが時空を超えて私たちに何かを伝えようとしている、その証が存在していることを教えてくれている。この本で紹介されているものだけじゃなく、そんな先祖たちの声に耳を傾けて、「延々と伝えられた日本人の心性を感じ取ってみては・・・」というところに、この本の価値があるのかな。



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日本みつばち さま

おなかの底からありがとうございます。

左足が短いのは、最近、歩いていて意識に上がってくるので、以前より度が進んだなって感じてます。

お尻側、斜め後ろ・・・そんな表現しかできなくてすみません。
そこをボールでグリグリするのは、実際効きます。
夜、痛みで目がさめるのは嫌なものですが、ボールでグリグリしてると和らぎます。グリグリすること自体けっこう痛いので、目が覚めちゃいますけどね。

おなか側ですね。試してみます。本当にありがとうございます

ありがとうございました



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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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