めんどくせぇことばかり 二十三夜寺(覚書)『なぜ世界の人々は「日本の心」に惹かれるのか』 呉善花

二十三夜寺(覚書)『なぜ世界の人々は「日本の心」に惹かれるのか』 呉善花

もしも、もしも、・・・ですよ。もしもどなたか、秩父地方の皆野の方面にお出かけのことがありましたら、ぜひ、「二十三夜寺」にお立ち寄り下さい。お祭りの終わったあとの秩父は寒いので、・・・どうでしょう、暖かくなって如月の時期の二十三夜あたりに・・・。
過去記事です
故郷の秩父に車で帰る途中、皆野の三沢という山里に「二十三夜寺」という寺があって、秩父十三仏霊場の第九番札所とされる聖徳太子由来のお寺さんだそうです。地元では「三沢のさんやさま」と親しまれておりますが、場所柄、訪れにくいところが難点。でも、春のぽかぽか陽気なら、周辺の散策も含めて、とても気持ちの良い一日が過ごせます。 二十三夜寺
何と言っても、「二十三夜寺」という名前に惹かれてなんどか訪れました。名前に惹かれた割には、“二十三夜”という言葉を調べもせずにおりました。調べよう調べようと思いながら、めんどくさくて・・・。そしたら、この本に教えてもらいました。
『なぜ世界の人々は「日本の心」に惹かれるのか』  呉善花

PHP文庫  ¥ 720

「美意識の核心『いさぎよさ』」「もののあわれ」など、多くの外国人を惹きつけてやまない“生き方の美学”
それは稲作以前のことも含めてであるが,名月の晩にはお供えのだんごを子どもたちが無断でいただいてもしかられない風習が昔は広く分布した。また,十九夜や二十三夜を〈月待〉と呼び,村で近隣の同信者が集まって飲食し,歓談しながら夜を更かし,月の出を拝んで散会する風がある。
コトバンク(世界大百科事典内の月待の言及
月待には、三日月待,十六夜待,十七夜待,十九夜待,二十二夜待,二十三夜待,二十六夜待があるらしいんですが、満月ではない「不完全なものを尊ぶあたりは日本人独特の美意識と無関係ではないと思える」と呉善花氏は言っています。

稲作以前というから、縄文以来の風習ということになりますが、これらの月待の中でも、一番古くから尊ばれているのが二十三夜待ちらしいんですね。新月の月の出が日の出とほぼ同時刻で満月は日の入りの時刻。よく、夕焼けの東の空に赤い月が、まもなく日の出を迎えようとする西の空に白い月が、ポッカリと浮かんでますね。満月を過ぎると月の出はだんだん遅くなっていく。十六夜は「すぐに出ずにぐずぐずしている月」なので「いざよい」(ためらい)、十七夜は「立ち待ち」、十八夜が「居待ち」、十九夜が「寝待ち」となるんだそうです。

さて、二十三夜ですが、ニ十三夜の月は真半円の下弦の月で、ちょうど真夜中に登ってくる。その意味でも特別視され、他の月待は二十三夜待から派生したものと考えられるらしい。この夜に集まる二十三夜講は、子授け、子育ての祈願をする女たちの集まりである場合が多いという。

中でも旧暦十一月の二十三夜は冬至の時期にあたり、最も重要視され、全国各地で「大師講」が催される。冬至は太陽の力が最も衰える日と考えられた。太陽は次の日から次第に力をつけていくことから、冬至の夜から翌日の朝にかけて、新たな命の誕生を祈った。だから、十一月の二十三夜待は、月信仰と太陽信仰の融合ですね。

フランス革命で、ジャコバン派が革命暦を設定したことはとっても重要だと思うんです。暦は人々の生活のよって立つところ。革命暦を選択することで彼らは過去と決別し、まだ見ぬ理念の世界に生きようとしたんですね。西暦を使いながら、私達の生活の中には、今でも月の暦が生きています。便宜上、西洋暦の使用はやむをえないと思いますが、生活そのものは月の暦を見なおしていいと思います。月の引力を馬鹿にしちゃいけませんね。



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こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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