めんどくせぇことばかり 『歴史問題をぶった切る』藤岡信勝 竹内睦泰 倉山満

『歴史問題をぶった切る』藤岡信勝 竹内睦泰 倉山満

年表っていうのを見るのが好きでね。いくら教科書だの、なんだので嘘ついても、年表までごまかすわけにはいかないからね。この年表と、嘘のつけない公式発表、一次資料をしっかり照合していくと、・・・ようやく見えてくる。ったく、めんどくせぇ。最初から教科書にかけばいいことを・・・。

『紫禁城の黄昏』であるとか、『東条英機歴史の証言』であるとか、渡部昇一さんが一次資料を世に出すためのお仕事をしてらっしゃったし、西尾幹二さんの『焚書図書開封』もものすごい仕事だと感心する。あと、今年・・・じゃなくて、去年読んで感心したのが『1907』。この本もけっこう面白かった。

まあ、私みたいな分かりやすくて淡白な人間なら、これだけ証拠になる本が出版されれば、その段階で白旗上げて降参。ところが戦後、GHQのお眼鏡にかなって、学問やマスコミの世界ではじめてデカい顔をしたした人たちと、その系列は違う。あの人たちはグチャグチャしていて濃厚だから、簡単に降参したりしない。なに言われたって知らんぷりだからね。その熱い面の皮に、少しは傷をつけられてんだろうか。

『歴史問題をぶった切る』  藤岡信勝 竹内睦泰 倉山満
ヒカルランド  ¥ 1,750

占領支配者が謀った《国魂占領》の罠
日本社会を変えた「つくる会」 藤岡信勝
受験というけもの道 竹内睦泰
我、秘策あり 倉山満
歴史の捏造とプロパガンダ 藤岡信勝+竹内睦泰+倉山満

倉山満さんの書いているところで太い字になってたんだけど、植民地にされた場所って宗主国の人間と現地人の対立じゃないんだよね。宗主国は植民地に特権階級を作って、裏切り者を通じて言質を間接支配するんだよね。戦前のイギリス植民地が典型的な形だよね。アメリカは、イギリスほどのスマートさもなかった。フィリピンなんてひどかった。でも、戦後の日本支配においては、極めて巧妙だった。

学問の世界と新聞屋は特にそうだった。結局、アメリカの手の内の進歩派で、ソ連が崩壊しようがどこ吹く風で、それでいて左翼だってんだからね。だけど、日本の中学生や高校生は、その先生方の書いた本で勉強するわけよ。

藤岡信勝さんは本丸に突っ込んでいった。竹内睦泰さんは少しでも多くの学生に本当の日本史を伝えようと、予備校講師を自分の職業に選んだ。倉山満さんはネットを通じて、教科書では絶対に味わえない日本史を知る悦楽を伝え続けている。実は、倉山さんには私もお世話になっている。私のほうが年が上なんだから、恥ずかしいんだけどね。

私も若い連中にモノ言う立場にはあるんだけど、これがけっこう難しいんだ。熱いものがないからね、彼らには・・・。シリア情勢や難民たちに七十年前の日本人を重ねあわせるなんてことは、彼らにはできない。“学問は苦痛を我慢することである”くらいにしか思ってないんじゃないかな。とくに歴史教育に関してはね。だって、現実から乖離した、道理に合わないことばかり覚えさせられてるんだもんね。
二〇一五年の三月に出た本で、ちっとも新しい本じゃない。でも、あのころちょっと、倉山満さんの本が立て込んでたもんで、スルーしたあった。九ヶ月遅れだけど、十分脳を刺激してもらった。


にほんブログ村 政治ブログへ 一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
関連記事

テーマ : 本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとうございました



「《めんどくせぇことばかり》は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」
よくお越し下さいました

イーグルス16

Author:イーグルス16

息も絶え絶えです、ぜひ応援してください
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ


言葉は人の心をあらわします。
「歌は世につれ世は歌につれ」と言いますが、言葉についても同じことが言えるでしょう。
これから出る本
















































当ブログ内人気図書 






















































カウンター
カテゴリ
ブロとも一覧
アジシオ次郎の時事原論
はりこのはやしや 
ハシビロコウ
素足のアイドル達
うさぎ屋の四方山話
わくわく株式投資
プロモデラー林哲平のジャンクロボット創作ブログ『ケルバーダイン』
大好き!グラビアアイドル!
伊織のブログ
Re:BAD TASTE♥
QWERT 5w1h
「伝わる技術」オトデザイナーズ・坂本真一
歌と知恵でハッピーライフ^^
こんな本、あんな本


この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
やられた本












































検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
最新記事
応援して下さい