『地図を読むと山はもっと面白い』 鈴木みき
マンガですよ。とても分かりやすいです。入り口(=ド素人)から出口(地図が読める)まで、きちんと書かれている。もともと地図を読むのはとても楽しいことだから、これを読んだら25000図に磁北線を引いて、山に入ろう。ただ、それだけで、違う世界が見えてくる。
もともとは、コンパスを持たずに地図を読んでた。太陽が出るほうが東、お昼が南ってね。それから時計の短針を太陽の方角に合わせて、12時の方角とのちょうど真ん中が南。展望のきくところに出るたびに必死になって目印探して、地図にしるしつけて、分岐で時間と矢印書き入れてね。昔は、写真はお金がかかったからね。地図に直接書き込んだ。地図はすぐに真っ黒になって、次に行く時には新しいの準備しなきゃいけなくなったけどね。
その地図ね。捨てちゃった。山をやめた時にね。
もともと地図の読み方なんて、そんなに難しいもんじゃない。・・・ごめんなさい。すごい生意気なことを申しました。でもね。そこに地図があって、自分がその地図の現場にいて、自分のいるところがわかっていて、東西南北を合わせるだけで、もう地図は読めてるわけじゃないですか。コンパス使えるようになれば、そりゃあ便利だし。高度計があれば、藪の中に入ってもある程度自分の位置を確認できる。
でも、その時々で、地図と向き合ってれば、そのうちきっとうまく使いこなせるようになるんじゃないかな。たださ、どんなに地図を読んでも、それだけじゃあ、事故を防ぐことにはならないけどね。

カッコいいよね、コンパス。昔のは丸いだけのやつで、コンパスって言うよりは、どうしたって方位磁石だった。最初は方位を確認することしか出来なくてね。今みたいにこういう本も出てないから、最後まで理想的には使いこないしてないな。あとは思い込みと度胸で埋めてた。
コンパス、カッコいいね。外枠があって、矢印が書かれていてね。分かりやすくなっていいよね。そんで、基本的な使い方。

最後に、この本の中から名言を一つ。
《今までコンパスの使い方がよくわからなかったというあなた。それはあなたが、その地図の外にいるからです》・・・ということで、小さくなって、地図の中に入ってみましょう。

一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
もともとは、コンパスを持たずに地図を読んでた。太陽が出るほうが東、お昼が南ってね。それから時計の短針を太陽の方角に合わせて、12時の方角とのちょうど真ん中が南。展望のきくところに出るたびに必死になって目印探して、地図にしるしつけて、分岐で時間と矢印書き入れてね。昔は、写真はお金がかかったからね。地図に直接書き込んだ。地図はすぐに真っ黒になって、次に行く時には新しいの準備しなきゃいけなくなったけどね。
その地図ね。捨てちゃった。山をやめた時にね。
もともと地図の読み方なんて、そんなに難しいもんじゃない。・・・ごめんなさい。すごい生意気なことを申しました。でもね。そこに地図があって、自分がその地図の現場にいて、自分のいるところがわかっていて、東西南北を合わせるだけで、もう地図は読めてるわけじゃないですか。コンパス使えるようになれば、そりゃあ便利だし。高度計があれば、藪の中に入ってもある程度自分の位置を確認できる。
でも、その時々で、地図と向き合ってれば、そのうちきっとうまく使いこなせるようになるんじゃないかな。たださ、どんなに地図を読んでも、それだけじゃあ、事故を防ぐことにはならないけどね。
講談社 ¥ 1,296 大丈夫!あなたも喜び、コンパスも喜ぶ、地図の読み方教えちゃう |
カッコいいよね、コンパス。昔のは丸いだけのやつで、コンパスって言うよりは、どうしたって方位磁石だった。最初は方位を確認することしか出来なくてね。今みたいにこういう本も出てないから、最後まで理想的には使いこないしてないな。あとは思い込みと度胸で埋めてた。
コンパス、カッコいいね。外枠があって、矢印が書かれていてね。分かりやすくなっていいよね。そんで、基本的な使い方。
①現在地と目的地を側辺で結ぶ。 ②カプセルの矢印と磁北線を並行にする ③立ち上がって踊る ④コンパスを体にセット&ロック ⑤カプセルの矢印と時針が重なりあうまで体を回す ⑥顔を上げる |
今は、こんなものまであるからね。そうそう、私、スマホって使ってないんだけど。この間、越生の大高取山の山頂であった人は、スマホでこんなのと同じようなのを使ってて見せてくれた。少し歩くと、地図の中で自分の位置がちゃんと移動するの。あれじゃあ、遭難するのが難しそうだった。思わず欲しくなっちゃいました。 |
最後に、この本の中から名言を一つ。
《今までコンパスの使い方がよくわからなかったというあなた。それはあなたが、その地図の外にいるからです》・・・ということで、小さくなって、地図の中に入ってみましょう。


- 関連記事
-
- 『山の単語帳』 田部井淳子 (2016/02/23)
- 『ぼくの道具』 石川直樹 (2016/02/19)
- 『地図を読むと山はもっと面白い』 鈴木みき (2016/01/28)
- 『50歳からはじめるハイキング』 加藤庸二 (2016/01/23)
- やっぱり山に登りたい (2016/01/20)