めんどくせぇことばかり 『China 2049』 マイケル・ピルズベリー

『China 2049』 マイケル・ピルズベリー

ネットで見つけて、まずはその題名を見にぞっとした。《2049》。最初はなんだかわからなかった。「『2001年宇宙の旅』のリメイクみたいな話かな」・・・なんて思っているうちにピンときて・・・、背筋にゾーっと、寒気が走り抜けた。“中華人民共和国建国百周年”、まさしくその年じゃないか。誰だ、いったい誰がチャイナの百年目を取り上げてるんだ。中国共産党のパンフレットみたいなもんか。

・・・と思ったら、書いたのはアメリカ人のマイケル・ピルズベリー。一九四五年生まれの政治コンサルタント。チャイナにかかわる経歴は“親中派”として始まったようだ。まあ、それで一生の終える多くの人と違って、彼はしっかりと今のチャイナを理解したいと考える、たいへん真面目た人物だったようだ。

この本は、一九四九年の中華人民共和国の発足から一〇〇年を掛けて世界の覇権を手に入れようとしているこの国の様子を書いたもの。あの下らない、世界の多くの知識人に共通する、古い歴史を有する文明圏への(実はそんなものに何の価値もないのだが)無意味なあこがれとは無縁。ただし、深いチャイナへの造詣をもとに、それこそ二五〇〇年を越える歴史を紐解き、今のチャイナを分析する。

読んだ人の評価も低くないみたい。でもねえ、まあ、この方自身が一九四五年。あの戦争の終わった年に生まれた方なんだからしょうがないって言えばそうなんだけどさ。もうちょっと前のところを問題にしようよ。そう、日本が共産主義のアジアへの拡散を一人で食い止めていたあの頃のことをさ。

『China 2049』  マイケル・ピルズベリー
日経PB社  ¥ 2,160

秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」 Chinaはアメリカを出し抜くか?
序章  希望的観測
第2章  争う国々
第4章  ミスター・ホワイトとミズ・グリーン
第6章  中国のメッセージポリス
第8章  資本主義者の欺瞞
第10章  威嚇射撃
第1章  中国の夢
第3章  アプローチしたのは中国
第5章  アメリカという巨大な悪魔
第7章  シャショウジィエン
第9章  2049年の中国の世界秩序
第11章  戦国としてのアメリカ

セオドア・ルーズベルトが大統領であった時代の、アメリカの反日。さらに、第一次世界大戦後のパリ講和会議において日本の主張した人種平等案は世界を引っ張る英米の前に列国の容認するところとはならなかった。昭和天皇は、第二次世界大戦の遠因に列強に日本人に対する人種差別があったことを喝破している。

第二次世界大戦の始まると、大西洋会談でF・D・Rとチャーチルは、取ってつけたように“領土拡大意図の否定”だの、“領土変更における関係国の人民の意思の尊重”だの、どの口がそんなことを言ってんだって思うようなセリフが出てくる。“自由貿易の拡大”がここで宣言されることは、いったい犯罪ではないのか。
NEWSポストセブン 2016/1/29
米国防総省顧問「日本のODAが中国を強化したことを反省せよ」
http://www.news-postseven.com/archives/20160129_376559.html
(抜粋)
日本自身も中国の長期的な脅威に目覚めるべきだ。日本はまだ中国について、自国の存立を脅かしうる挑戦者として認識していないようだ。日本のODA(政府開発援助)や貿易、投資、技術供与がこれまで中国をどれほど強化してきたか、計算し、反省すべきだと思う。中国の強大なパワーはやがて日本への脅威や挑戦となって発揮されるのだ。

だからさあ。あの時のチャイナはグチャグチャだったわけでしょ。日本がそれまで血を流して確保した遠慮がちな権益をさ。アメリカやソ連が・・・、あとドイツまで手を突っ込んできてさ。結局、アメリカのしたことはなに?できれば、チャイナという市場を手に入れたかったわけでしょ。そのために先行する日本を引きずり下ろすべく、蒋介石を日本の侵略に抗する一国のリーダーであるかのように仕立てあげて自国の下心を隠蔽した。まんまと日本を引きずり下ろすまでは良かったが、結果は中国共産党に熨斗をつけて大陸を進呈しただけ。

一言言うぞ。・・・馬鹿か?

あん時、日本と手を組んでれば、・・・その後に何の問題があった?おまけに自らの悪行を隠すために、日本人に手の込んだ洗脳なんか施すもんだから、上記のNEWSポストセブンの記事で、著者が述べるような自体になってるわけだよ。

どうしてくれるんだよ。責任者、出てこ~い。




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この本、今でも売れてるんですね。何時頃読んだんだろう。記憶も定かじゃないけど・・・。この男の子が嫌いでね。涙が出た。白血病で入院してた女子高生にこの本を送ったことがある。感想、聞かせてもらってないな。



中学1年で読んだと思うんだけどな。アレクサンダーの伝記。夏休みの読書感想文で郡市の大賞を取ったんだ。「アレクサンダーによって異なる国や民族が一つの領域にまとめられたように、いつかこの世界も・・・」・・・なんてことを書いた。なんだか、アメリカがやろうとしてるよね。・・・当時はそれがいい事のように思ってた。



高校で山岳部に入ったんだよね。もとが山ん中だからさ。そんでもって山岳部っていうのもどうかと思ったんだけど。この本を読んじゃったもんでね。入部したての1年の夏休み、北鎌尾根から槍に登った。・・・記憶に誤り。取り付いただけだった。



今みたいに女の裸が氾濫している時代じゃなかったわけですよ。私の中学生時代っていうのは・・・。そんな時代なのに、中学校の図書館に置いてあったんですからね。この表紙の本が・・・。手にした理由はもちろんこの表紙の女。・・・もちろんそんなことは誰にも言えない。ただ、以前から無類の本好きであったことは功を奏した。それに加えて、私は以前からのSFファンということになった。この本を不自然なく手にするために・・・。
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