『日本の仏像』 薬師寺君子
《如来》は釈迦が悟りを開いた後の、出家した僧の姿。粗末な衲衣をまとうのみで、装身具はつけない。なるほど、悟り開いてるんだからね。何にも要らないのね。
《菩薩》は自らの悟りを求めるのと同時に、多くの人々を救うために修行をしていて、如来になることが約束された者。ふんふん、弥勒菩薩なんかみたいに優美な姿で表現されるのは、その立場にあった修行中の釈迦が、釈迦族の王子であったからだってさ。
《明王》は密教独特の尊像で、“明”は真言のことだそうだ。明王は如来の化身って、知らなかった。あの穏やかな如来の内面にこんな怒りが眠ってるなんてね。
《天部》の天って言うのはサンスクリットで神のことなんだって。バラモン教なんかの異教の神で、それが仏教にとりいれられたものか。たとえば帝釈天。これはバラモン教の雷神インドラ。火神アグニは十二天の火天だな。
しっかり勉強して、仏像を細部まで鑑賞できるようになりたいって、もうずいぶん前から思ってた。時々、素人でも入りやすい本を見つけては読んでみるんだけど、いつしか日常生活に流されて素人に逆戻り。そんなこと、何度繰り返したろう。
・・・でね。私は楽になる道を選びました。理屈はいらない。ただ、そこにある仏さんにおすがりする。“たまたま”でいい。たまたま通りかかったお地蔵さんにおすがりする。たまたま訪れたお寺でそこにいらっしゃる仏さんにおすがりする。写真なんかとらせて取らせていただいちゃおうかな。いっそのこと並んで、そこまで来たら肩でも組んで・・・。・・・申し訳ございません。

日本って、いろいろな仏像があるんだね。今更こんなこと言うのもなんだけど、なんだかすごい。どれもいいお顔をしてらっしゃって、ものすごく個性的。いろいろと解説も付いているけど、もういいや。いまさら解説読んでもどうせこれまでの繰り返しになるばかりだし、いっそのこと、行き当たりばったりに、仏さんに圧倒されちゃえばいいや。
この本を読ませてもらったら、やっぱり仏像って、それだけのすごさがあるって思えた。その力をお借りして、少しでも良く生きよう。
これがあるのは、大字影森字田の沢小字藪っていうところだよ

一喜一憂。ぜひポンとひと押しお願いします。
《菩薩》は自らの悟りを求めるのと同時に、多くの人々を救うために修行をしていて、如来になることが約束された者。ふんふん、弥勒菩薩なんかみたいに優美な姿で表現されるのは、その立場にあった修行中の釈迦が、釈迦族の王子であったからだってさ。
《明王》は密教独特の尊像で、“明”は真言のことだそうだ。明王は如来の化身って、知らなかった。あの穏やかな如来の内面にこんな怒りが眠ってるなんてね。
《天部》の天って言うのはサンスクリットで神のことなんだって。バラモン教なんかの異教の神で、それが仏教にとりいれられたものか。たとえば帝釈天。これはバラモン教の雷神インドラ。火神アグニは十二天の火天だな。
しっかり勉強して、仏像を細部まで鑑賞できるようになりたいって、もうずいぶん前から思ってた。時々、素人でも入りやすい本を見つけては読んでみるんだけど、いつしか日常生活に流されて素人に逆戻り。そんなこと、何度繰り返したろう。
・・・でね。私は楽になる道を選びました。理屈はいらない。ただ、そこにある仏さんにおすがりする。“たまたま”でいい。たまたま通りかかったお地蔵さんにおすがりする。たまたま訪れたお寺でそこにいらっしゃる仏さんにおすがりする。写真なんかとらせて取らせていただいちゃおうかな。いっそのこと並んで、そこまで来たら肩でも組んで・・・。・・・申し訳ございません。
西東社 ¥ 1,512 人間みんな 生きているときから 仏様 |
|
日本って、いろいろな仏像があるんだね。今更こんなこと言うのもなんだけど、なんだかすごい。どれもいいお顔をしてらっしゃって、ものすごく個性的。いろいろと解説も付いているけど、もういいや。いまさら解説読んでもどうせこれまでの繰り返しになるばかりだし、いっそのこと、行き当たりばったりに、仏さんに圧倒されちゃえばいいや。
この本を読ませてもらったら、やっぱり仏像って、それだけのすごさがあるって思えた。その力をお借りして、少しでも良く生きよう。
なかでもこれだけは行き当たりばったりではなく、こちらから出向かせていただいてでも圧倒されたいと思ったのが、福島県勝常寺の薬師如来坐像。なんだこの圧倒的な存在感。何とかして出向かせていただきたい。足がよくなったら、すぐにでも行ってみたい。 | ![]() |
![]() | でも、なんといっても私の一番は、これ❢ 私の実家の入り口に、私が生まれるよりもずっと前からあるお地蔵様。子安地蔵って言ってね。ご先祖様から、代々お世話になってるの。私の子どもたちもね。孫の御札も頂いたしね。 |


- 関連記事